KZは、最新のハイブリッドIEM「KZ ZNA」を発表しました。
KZ ZNAの特徴
- DD&BAハイブリッドテクノロジー
- 12mmデュアルマグネティック&キャビティダイナミックユニット
- KZカスタマイズ30095ユニット
- メタルインレイプロセス
- 熟練したチューニング
- 銀メッキOFCケーブル
- 2ピン金メッキコネクター
- 人間工学に基づいた設計
- HiFi音質
KZ ZNAの技術仕様
ダイナミック型ドライバー+バランスド・アーマチュア 精密な周波数分割で音響的な優位性を補完
ダイナミック型ユニットの中低域の優位性とバランスド・アーマチュア型ユニットの高域の優位性を補完することで、ZNAは全周波数帯域でプロフェッショナルサウンドを出力することが可能です。
ダイナミック型ユニットを新しい振動板でグレードアップすれば、音質は良くなるのでしょうか?
ダイナミック型ユニットの弱点は、高域、特に超高域の性能に不満があることだと言われています。ほとんどのダイナミック型イヤホンのデータは良いのですが、実際の試聴感覚では高域が出ないように感じます。バランスド・アーマチュア型ユニットが高域性能に優れていると認められているのは、ダイナミック型ユニットの振動板下に太いボイスコイルラインが引きずられているのに対し、その振動板下にはボイスコイルラインが存在しないためです。バランスド・アーマチュア型は、振動時の負荷が少ないため、理論的にはダイナミック型よりも効率変換が良好です。ダイナミック型は振動時の負荷が大きいので、負荷の問題はそのまま振動板の振動効率に影響し、歪み率が大きくなります。では、ダイナミック型ユニットの振動板素材を変えれば、ダイナミック型ユニットが生まれ変わると考えるべきなのでしょうか。私たちは最終的に、ダイナミック型ユニットとバランスド・アーマチュアを組み合わせて、互いの長所を補い合い、プロフェッショナルな音響効果を得ることを考えました。
デュアル磁気回路デュアルキャビティ12MMダイナミックユニット
1KHZで約115dBの感度というスペックだけでも、HIFI界隈でのいわゆるプロ用ダイナミックユニットのすべてを凌駕しています。前世代に比べ振動板のサイズが大きくしたことで、振動板の有効振動面積も大きくなり、様々な大きなダイナミックリズムを緻密に解釈し、より広い音場を体験させることができるようになりました。
約0.15MMの磁気ギャップは、ダイナミック型ユニットが一部の微弱な電流信号を明確に捕捉・変換し、イヤホンの超高周波ディテール性能を大幅に向上させることを可能にします。
ダブルマグネットは単なる2つの磁石ではなく、プラスとマイナスの2つの磁石を一定の大きさと角度で対向させ、重ね合わせた磁界を発生させるものです。しかし、専門のダイナミックユニット生産設備がない一部の工場にとってはその生産は非常に困難です。
2016年、KZは徐々に10MMデュアルマグネティックダイナミックユニットを多くの新製品に適用していますが、市場の他ブランド製品の同型ユニットのほとんどは虎と称して猫を描いている(「虎を画きて猫に類す」)だけの偽物のような製品だらけです。
ダイナミック型ユニットにデュアルキャビティ構造を設計する意義は、2つのレゾネーターの容積を調整することで音響カーブを変化させることにあります。一般にフロントキャビティは超高周波8KHz以降の周波数帯域の制御を担当し、リアキャビティは2〜3KHzの共振ピークの位置を正確に制御することができます。
レビュー
価格と販売状況
KZ ZNAは、KZオフィシャルショップなどで28.99ドルで販売中です。
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