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【完全ワイヤレスイヤホン 1more EVO アウトラインレビュー】独特の中域充実系サウンドは好みを分ける。ビルドやANCは十分に価格に見合う機能的なイヤホン

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1more EVO

1more EVO

 

免責事項
  • このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるために1moreから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

1more EVO

 

こんな人におすすめ

  • 高級感のあるデザインのイヤホンを探している
  • 機能性重視
  • 地味めの音が好き
  • ドライなサウンドが好き

 

1more EVOの概要

「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「1more EVO」です。

 

1more EVOの完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 連続/最大再生時間:5.5h/28h
  • 防水性能:IPX4
  • 対応コーデック:LDAC/AAC/SBC
  • 技適番号:210-171980
  • 価格帯:10000円~20000円

 

  • 【マルチノイズキャンセリングモードを搭載、場所に適したノイキャンを実現】スマートモードは環境ノイズに合わせて自動的にカットし、バランスよく音源を再生します。ディープモードは飛行機・電車・バスなど様々な環境に合わせて最大42dBまでのノイズをシャットダウンします。WNRモードは風切り音防止モードで強風などの自然天気による戸外ノイズを軽減できます。マイルドモードは騒がしいカフェ、ショッピングセンター、オフィスなどの中音域の環境に適しています。環境パスモードは音楽を聴きながら周りの音も聞き取りやすく調整できます。ボーカルエンハンスモードは周りの人声を強調できます。
  • 【Hi-Res Audio Wireless 認証、クリアな表現力を実現】日本オーディオ協会 「Hi-Res Audio Wireless(ハイレゾ音源)」に認証され、音の立体感とクリアさが高まり、より繊細で奥行きのあるサウンドを楽しむことができます。LDAC対応でHi-Fi高音質サウンドを伝送し、データ伝送量は従来の300%に達します。
  • 【ハイブリッド型ドライバーユニット搭載、音楽の立体感と繊細さを向上】低音の再生が得意の「10mmダイナミック型ドライバー」と中高音域の再生が得意の「BA型ドライバー」両方を取り入れた「デゥアルドライバーユニット」が搭載され、再生周波数帯域40,000hzの高音域まで実現し、音楽の細部まで楽しめます。完成度が高い立体感のあるサウンドを提供します。
  • 【魔法のように急速充電とQi無線充電対応】15分の高速充電で4時間音楽を楽しめるほか、Qiワイヤレス充電にも対応しており、非常に高い利便性を誇ります。イヤホン単体が1回の充電で最大8時間、充電ケース合わせて最大28時間の再生が可能で、どこにでも持っていけるイヤホンです。
  • 【6つのマイク+DNN機能、クリアな通話を入手】イヤホン1個につき3個、合計6個のマイクとAIを搭載したDNN(Deep Neural Network)アルゴリズムがシームレスに連携し、周囲のノイズをフィルタリングして通話時の声を誘導し、クリアな品質の会話を提供します。

 

1more EVO
1more EVO
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パッケージ

1more EVOのパッケージは価格の標準を満たしています。

 

パッケージ内容
  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース
  • Type-Cケーブル
  • マニュアルや保証書類

 

1more EVO

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1more EVO

 

www.youtube.com

 

ビルドクオリティ

1more EVOのデザインは非常に洗練されており、エレガントで高級感があります。

 

1more EVO

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1more EVO

 

装着感

装着感は良好です。

 

1more EVO

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1more EVO

 

接続品質

LDACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

 

人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟むと一瞬音が途切れますが、すぐに安定し、その後は一貫して音楽を聴くことが出来ました。

 

バックグラウンドノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。

 

インターフェース/操作方法

操作インターフェースはタッチ式です。

 

電源ON 充電ケースの蓋を開ける
電源OFF 充電ケースにイヤホンを収納し、蓋を閉じる
ペアリング 電源ON後、接続先がなければ自動でペアリングモード
あるいはイヤホンをケースに収納し、ペアリングボタンを3回クリック
曲再生 多機能ボタンを2回タップ
あるいはイヤホンを耳に入れる
再生停止 多機能ボタンを2回タップ
あるいはイヤホンを耳から外す
通話応答 多機能ボタンを2回タップ
通話終了 多機能ボタンを2回タップ
音声アシスタント起動 多機能ボタンを3回タップ
ANCモード/トランスペアレントモード切替 多機能ボタンを長押し

 

音質

今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とLDACでつないで、ANCをOFFにしてレビューします。

 

1more EVOは全体のバランスが中域に寄った中域充実系のサウンドになっています。いわゆるかまぼこに聞こえやすい音で、ボーカル付近が近めに張り出して聞こえます。

 

 

音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

音質総評
  • 原音忠実度:A
  • おすすめ度:B+
  • 個人的な好み:A

 

中高域付近に露骨なウィークポイントがあり、レンジ感はあまりよくなく、前面に出てくる中域も艶やかさに欠ける癖の強いサウンドになります。高域に敏感な人にはおすすめしづらく、低域マニアにも向きません。中域もドライで発色が少し悪く、何とも難しいサウンドです。

 

付属のSound iDでサウンドをパーソナライズすることをおすすめします。

 

1more EVO

 

音質的な特徴

美点
  • 中域への適切なフォーカス
  • 上品でシック
  • 十分にのびやかな高域
  • 響きが豊か

 

欠点
  • 色気に欠けるサウンド
  • 彩度が低い
  • ギンギンしやすい音
  • 尖りやすい歯音
  • 低域の深みに欠ける
  • 自然でない倍音表現

 

 

総評

1more EVOはかなり癖の強いサウンドを持っており、その点はやや人を選ぶかもしれません。ANCモードにすることでサウンド面の不自然さは少し緩和されることが期待されます。

 

アクティブノイズキャンセリングと通信品質、ビルドクオリティなどサウンド面以外のパフォーマンスは十分に価格に見合うので、総合的なコスパは悪くありません。サウンドも付属アプリのサウンドパーソナライズ機能Sound IDで改善される可能性があります。

 

 

 

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