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【ハイエンドイヤホン 64Audio U6t レビュー】総じて無難。悪くないが音質に対して価格はかなり割高

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64Audio U6t

64Audio U6t

 

 

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  1. このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
  2. これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
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64Audio U6tの概要

基本スペック
  • ドライバー構成:6BA
  • 再生周波数:10-20000Hz
  • インピーダンス:10Ω
  • 感度:108dB
  • ピンタイプ:0.78mm 2pin
  • 価格帯:100000円~200000円

 

audio-sound スコア

https://www.audio-sound-premium.com/wp-content/uploads/2021/11/8.3.jpg

  • パッケージ:8.0/10.0
  • ビルドクオリティ:8.0/10.0
  • 装着感:8.0/10.0
  • 高域:9.0/10.0
  • 中域:9.0/10.0
  • 低域:8.5/10.0
  • 歪みの少なさ:8.0/10.0

 

長所と短所

長所
  • 悪くない原音忠実度
  • 安定した制動特性
  • サウンドバランスが良い
  • 十分な高域拡張性
  • 比較的自然な質感

 

短所
  • 総じてコストに見合ってないクオリティ
  • 低域の深みに欠ける

 

64Audio U6tの特徴

  • 【独自技術の集大成「tia ドライバー」を搭載】 64 AUDIO が特許出願中の新技術 「tia(Tubeless In-ear Audio)テクノロジー」 は、従来までのイヤホン設計である バランスド・アーマチュア型ドライバー(BA 型ドライバー)に音導管(サウンドチューブ)を使用し、音導管を通して音導孔から音を出すというイヤホン設計そのものを革新させる新技術です。 この tia テクノロジーは、BA 型ドライバーに音導管を使用することなく独自のチューブレス設計を採用することで、ドライバーから発信される本来の音を直接、あなたの耳まで届けることを可能にします。 音導管を使用しないことで、 音導管内部で起こる音の共鳴問題やフィルター(ダンパー)を使用する事による音の減衰問題など、 本来ドライバーが持つ音を悪くさせる要素を排除することができます。
  • 【独自技術「apex テクノロジー」】 外耳道を小型のスピーカーで塞いだ際、スピーカーは空気圧(音圧)を生成します。 この空気圧は耳の疲労を引き起こしたり、 更には過度に鼓膜へ負担を掛ける事で難聴につながるリスクを引き起こします。 64 AUDIO が特許出願中のapex テクノロジー(Air Pressure Exchange)は、 そういった難聴リスクを抑える為に開発された技術であり、 外耳道内にて密閉された空間で小型スピーカーが生成した空気圧を apex モジュールを介して緩和させます。 耳の疲労感を抑える事により聴覚を保ち、 飛躍的に音質を向上させる最先端技術です。
  • 【シングルボア・デザイン】 音の出口となる音導孔を 「1 つ」の大口径音導孔にする設計(シングルボア・デザイン)は、音導管(サウンドチューブ)による音の共鳴を排除できるチューブレス設計を可能にし、 独自設計のtiaドライバーのポテンシャルを最大限に引き出します。 また大口径の音導孔は、それ自体が音響形成チャンバー(アコースティック ・ チャンバー)となり、より正確なサウンドチューニングを可能にします。
  • 【独自技術「LID(リニアインピーダンス・デザイン)」】 64 AUDIOが特許出願中の新技術「LID(Linear Impedance Design)」は、ハイレゾ対応DAPやスマホ、ポタアンなど、出力インピーダンスが異なるソース機器に接続しても、 IEM(インイヤーモニター)の音のバランスが影響を受けないように設計する新しい技術です。

 

www.youtube.com

 

64Audio U6t
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64Audio U6t

 

パッケージ(8.0)

64Audio U6tのパッケージは価格の標準を満たしています。

 

パッケージ内容
  • イヤホン本体
  • キャイリングケース
  • イヤーピース多数
  • Apexノズル(m20/m15/mX)
  • マニュアルや保証書類

 

64Audio U6t

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64Audio U6t

 

ビルドクオリティ(8.0)

64Audio U6tのビルドクオリティは価格の標準を満たしています。

 

64Audio U6t

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64Audio U6t

 

装着感(8.0)

装着感はそれなりに良好です。

 

ただ、装着時の測定値の変化具合などを見ている限り、ジャストフィット、ぴったりはまるという感じではないかもしれません。

 

64Audio U6t

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64Audio U6t

 

 

音質

 

測定機材

HATS測定環境

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • 小野測器 SR-2210 センサアンプ
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition

カプラー測定環境

  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • オーディオインターフェース:MOTU M2

アナライザソフト

  • TypeDSSF3-L
  • Room EQ Wizard

 

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

note.com

 

REW周波数特性

64Audio U6t

測定値はHATSの測定結果に基づいて正規化されています

 

オーディオステータス

64Audio U6t

m20

 

制動特性(出力インピーダンスの影響)

リニアインピーダンス設計を謳っているだけあって、6基ものバランスドアーマチュアドライバーを搭載しているにもかかわらず、U6tはほとんどアンプの出力インピーダンスの影響を受けません。

 

詳細は有料記事でご確認ください。

note.com

 

音質評価値

 

評価基準
  • 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 歪みの少なさ:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]
  • これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

 

m20使用時(その他のノズルは有料記事に掲載)

低域の原音忠実度 S
臨場感 B+
深さ A-
重さ A-
太さ B+
低域の存在感 A-
低域のイメージング C+
   
中域の原音忠実度 S-
厚さ B+
明るさ B+
硬さ B
中域の存在感 B
中域のイメージング B+
   
高域の原音忠実度 C
艶やかさ B
鋭さ B-
脆さ C+
荒さ D
繊細さ D
高域の存在感 C
高域のイメージング A
   
質感 A
定位 B
歪みの少なさ B+
イメージング B+
全体の原音忠実度 A-

 

64Audio U6t

 

総評

  • おすすめ度:B+
  • 個人的な好み:B+

 

10万円を超えるハイエンドイヤホンを出しているブランドの中で、最も技術的に優れていると思われるブランドの一つのが64Audioであることは疑問の余地がありません

 

64Audio U6t

 

64Audio U6tも6BAも積んでいながら、優れた制動特性を実現し、全体のチューニングもかなり滑らかに仕上げ、オーディオスペック面でハイエンドとしての不足を感じる部分は、サウンドバランス・音域・歪率・解像度すべてにおいてないと言えます。

 

しかし、オーディオスペック的に尖ったところもありません。装着感も悪くないですが良くもないですし、パッケージやビルドクオリティも価格を考えると必要十分ですが、とくに感動させられるところもないといった程度です。悪くないですけど、さすがに10万円以上の値札は割高すぎますね。

 

64Audio U6t

 

個人的にこれが5万円以内くらいなら、わずかに買う気も出てきますが、総合的に現状の15万円以上の値段に見合っているとはとても言えないので、おすすめ度は高くありません。なお、付属のapexノズルはm15をおすすめします。

 

まあ10万円以上出して何かイヤホンを買うなら、64Audioで買えばまずハズレはないだろうと言えることは確かでしょう。JH AudioやUnique Melodyよりはよさそうです。

 

64Audio U6t

 

比較的優れているU6tも含め、大抵の10万円以上のイヤホンを買うよりはLETSHUOER S12とかMoondrop KATOを買った方がはるかによいと個人的には思います。

 

 

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