免責事項
- このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
- これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
- 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。
こんな人におすすめ
- 低域にこだわる
- シックで地味めの音が好き
- コスパ重視
Audiosense TX15の概要
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Audiosense TX15」です。
Audiosense TX15の完全なレビューはこちらにあります。
基本スペック
- 周波数特性:18Hz~22kHz
- インピーダンス:20Ω
- 感度:98dB
- ケーブルコネクタ:なし
- 価格帯:1000円~3000円
Audiosense TX15の特徴
パッケージ
パッケージは価格の標準を満たしています。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- イヤーピース
- キャリイングケース
- 説明書


ビルドクオリティ
ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。リケーブルはできません。


装着サンプル
装着感はかなり良好です。



音質
今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。
Audiosense TX15は低域寄りのV字型サウンドを持っています。中域は明るめでクリアに聞こえますが、高域はマイルドなモニターライクリスニングサウンドです。中域の透明度で優れているのは魅力です。
音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。
音質総評
- 原音忠実度:A-
- おすすめ度:B+
- 個人的な好み:B+
Audiosense TX15はオーディオスペックで優れていますが、サウンドバランスで中域を犠牲にしており、あまり万人向きとはいいがたいイヤホンです。コスパは良いので、決して悪い機種ではありませんが、あえて強くおすすめするところもありません。
なお、測定された特性やスペックなどから考えて、ドライバーはおそらく上位機種のTingker TK160と共通と思われます。
音質的な特徴
美点
- 重厚感がある
- 深みのある低域
- シックで上品
- 優れたクリア感
- 価格以上の解像度
欠点
- エッジ感に欠ける
- 伸びやかさに欠ける
- 窮屈な中域
- もっさりして聞こえやすい
- 人によっては籠って聞こえる音
総評
Audiosense TX15は低域が強調され、中域が引っ込むV字型サウンドを持っています。価格を考えると悪くないイヤホンですが、中域の音像がもっさりぼんやりして聞こえやすいところがあるため、オーディオマニア向きではありません。
あわせて読みたい

関連記事