- このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
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こんな人におすすめ
- くっきりクリアなサウンドで音楽を聴きたい
- 聴き疲れないヘッドホンが欲しい
- おしゃれなヘッドホンが欲しい
- コスパ重視
CLASSIC PRO CPH3000の概要
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「CLASSIC PRO CPH3000」です。
CLASSIC PRO CPH3000の完全なレビューはこちらにあります。
基本スペック
- 再生周波数:10Hz-22000Hz
- インピーダンス:18Ω
- 感度:112dB
- 価格帯:3000円~5000円
CLASSIC PRO CPH3000の特徴
CPH3000はスタイリッシュなオンイヤータイプのヘッドホンです。納得できるサウンドを徹底的に追求し、幾度とない改良を経て開発をした高品位ドライバーユニットを搭載。厚みのある上質な低音と自然で艶やかな高音を再生し、臨場感のある生き生きとした表情のサウンドが特徴です。
- スタイリッシュなオンイヤーヘッドホン
- お洒落なステンレスのスライダー
- 幾度とない改良を経て開発をした高品位ドライバーユニットを搭載
- パワフルで上質な低音と自然で艶やかな高音を再生
- 臨場感のある生き生きとした表情のサウンド
- 装着感と遮音性に優れたイヤーパッド採用
- ストレートタイプのステレオミニプラグ
- 使い勝手のよい片出しケーブル採用
パッケージ
パッケージは価格の標準を満たしています。紙製でエコですね。
パッケージ内容
- ヘッドホン本体
- 説明書
ビルドクオリティ
ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。
装着サンプル
ハウジングは小型です。軽量で快適な装着感です。
音質
今回はFiiO M15で駆動してレビューします。
CLASSIC PRO CPH3000は中域寄りのサウンドシグネチャーを持っています。RØDE NTH-100に近いバランスで、価格はこちらが安いですが、音質的にはほぼ完全にNTH-100の上位互換です。おそらくRØDEがNTH100で作りたかった、目指していた音により近いのはCPH3000だと思います。ただし定位感に関してはNTH100のほうがより前方定位的でスピーカーに近い雰囲気です。
音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。
音質総評
- 原音忠実度:A+
- おすすめ度:A-
- 個人的な好み:A
CPH3000はモニターヘッドホンとしてかなり魅力的な解像度を備えているものの、歪率の高さやクリティカルリスニング向きでないサウンドバランスを考えると、モニターヘッドホンとして優秀な機種ではありません。
むしろ解像度重視の人がリスニングに使うのに向くでしょう。
音質的な特徴
美点
- 優れた原音忠実性
- 中域への適切なフォーカス
- 長時間聞いても疲れにくい
- 高い解像度
- おしゃれ
欠点
- よくないレンジ感
- 低域の深さに欠ける
- 繊細さに欠ける
- モニター向きではない
- ミキシングに使いづらい
総評
日本の優れたオーディオ専門販売店サウンドハウスは高品質なオーディオブランド「CLASSIC PRO」を展開していることでも知られています。CLASSIC PRO CPH3000はたしかに非常に解像度が高く、聴き心地にも配慮した優秀な機種で、わずか5000円以内の価格でありながら、最新の2万円台の有名メーカー製モニターに引けを取りません。
CPH3000はそれでも、モニターヘッドホンとして優秀という機種ではありませんが、下手なメーカー製の数万円の機種を買うよりは音質的にはるかに優れています。正統派のモニターを探している方には同ブランドのCPH7000を当ブログは引き続き推奨します。
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