免責事項
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こんな人におすすめ
- 重厚感重視
- 熱気のある暗めのサウンドが好き
Campfire Audio DORADO 2020の概要
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Campfire Audio DORADO 2020」です。
Campfire Audio DORADO 2020の完全なレビューはこちらにあります。
基本スペック
- 周波数特性:5Hz~22kHz
- インピーダンス:10Ω
- 感度:94dB/1mW
- ケーブルコネクタ:mmcx
- 価格帯:100000円~200000円
パッケージ
Campfire Audio独特のパッケージです。付属品は多めです。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- イヤーピース(多数)
- イヤホンカバー
- キャリイングバッグ
- 説明書類




ビルドクオリティ
ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。




装着サンプル
装着感はかなり良好です。




音質
今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。
DORADO 2020は低域重視のサウンドシグネチャーを持っています。
音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。
音質総評
- 原音忠実度:A-
- おすすめ度:B
- 個人的な好み:B
上品でシックに聞こえる、白黒映画のようなサウンドが好きなら悪くありませんが、DORADO 2020のサウンドはあまり万人向きとは言えません。
低域が強めでエネルギッシュなサウンドが好きなら、2000円以下で買えるKZ EDXのほうがはるかに万人向きですし、オーディオスペック的にも優れています。
音質的な特徴
美点
- 奥行き感のある音場
- ウォームで聞き心地が良い
- 重厚
- 上品でシック
- 繊細
- ライブ感のあるサウンド
欠点
- 彩度が低い
- キレが悪い
- ドライでみずみずしさと透明感に欠けるサウンド
- モシャモシャガシャガシャして聞こえる
- 構築感の不足
総評
Campfire Audio DORADO 2020は独特の熱気のある力強いサウンドを持つイヤホンです。彩度が低く、ドライに聞こえ、中域の透明度に欠けるサウンドはあまりオーディオマニア向きとはいえませんが、グレーで上品に聞こえる雰囲気が好きなら、悪くないでしょう。
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