イヤホンの製造技術は日々進歩しており、とくにここ数年、素材やドライバー構造において技術革新が進んでいます。今回はその中でも独特の均質性の高いサウンドで人気のある平面駆動型ドライバーを採用したイヤホンを特集します。
平面駆動型ドライバーは音質的な利点は多いのですが、小型化と実装が難しく、以前はハイエンドヘッドホンでしか採用されてきませんでした。イヤホンサイズの製品に実装できるようになったのはつい最近のことです。
- 平面駆動型ドライバーとは?
- Moondrop Stellaris
- Shuoer S12
- TANGZU Zetian Wu
- DUNU TALOS
- 7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
- Tin HiFi P1 Plus
- Tri I3 Pro
- RAPTGO HOOK-X
- MUSE HiFi Power
- 7Hz Timeless
- Tin HiFi P2
- HarmonicDyne P.D1
- Dethonray Tender 1
- KZ PR1
- まとめ
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平面駆動型ドライバーとは?
平面駆動型、あるいは平面磁界型ドライバー(Planar Magnetic Drivers)は、強力な磁場の間に均一に吊り下げられたダイアフラム材料のおかげで、超低歪みで広い周波数応答範囲にわたって究極の透明度を提供することができます。また、出力に一時的なエラーがほとんどまたはまったくない、非常に高速な応答時間を提供することもできます。
動作メカニズム
平面磁気ドライバーの動作メカニズムは、静電型とダイナミック型のメカニズムを組み合わせたものです。 ドライバーユニットは、2つの強力な永久磁石の間に吊るされた極薄の柔軟な膜で構成されています。 音は、活性磁場内でのこの極薄膜の迅速な動きによって生成されます。 それらは、超低電子および高調波歪みで自然なサウンド応答を生成することができます。 ダイナミック型やバランスド・アーマチュア型と比較して追加の電力が必要であり、ハイブリッドドライバーのセットアップで実装するのが非常に難しいため、より大きくなります。 平面磁気ドライバーを搭載した最新の製品には、TINHIFI P2などがあります。
平面磁気ドライバーの長所
平面磁気ドライバーの主な利点は、広い周波数帯域での歪みが非常に小さいことです。 クリアなボーカルで超クリーンなナチュラルサウンドレスポンスを体験できます。
平面磁気ドライバーの短所
平面磁気ドライバーは通常、バランスド・アーマチュア型やダイナミック型ドライバーと比較してコストがかかります。 またサイズが大きく、適切に駆動するために多くの電力を必要とします。
Moondrop Stellaris
数ある中華イヤホンブランドの中でも最も人気があるメーカーの一つと言えるのがMoondropです。その大人気ブランドが初めて平面駆動型ドライバーを搭載してリリースしたのが「Moondrop Stellaris」です。
Moondrop Stellarisは、14.5mm平面磁性体ドライバーを虹色の美しいイヤーシェルに搭載した高性能な平面磁性体ドライバーIEMです。VDSFのターゲットレスポンスに準拠し、パワフルなサウンドパフォーマンスを実現します。Moondrop Stellarisは、出力信号の高調波歪みが極めて少なく、高解像度の透明度を実現する比類ないパフォーマンスを体験できます。
特徴
- 新開発14.5mm平面磁性体ドライバー
- 高精度なミニチュアグレードの磁気アレイ
- サブナノメーターダイアフラム
- 虹色シェルの絶妙なデザイン
- プレミアムSoftears・ウルトラクリア・イヤーチップ
- 高品質Mis-Tipフォームイヤーチップ
- VDSFターゲットレスポンスに準拠したプロフェッショナルチューニング
- 人間工学に基づいた快適な装着感
Moondrop Stellarisについての記事
- 【HiFiGOニュース】Moondrop、最新IEM「Stellaris」を発売!新開発14.5mm平面ドライバー搭載中華イヤホン - audio-sound @ hatena
- 【新製品】Moondrop Stellaris:卓越した14.5mm平面ドライバー搭載のインイヤーモニター - audio-sound @ hatena
- 中華イヤホン Moondrop Stellaris レビュー - audio-sound@premium
Shuoer S12
高い技術力で知られており、知る人ぞ知る先進的中華イヤホンブランドがShuoerです。
Shuoerは優れたチューニング技術と最新素材を積極的に取り入れる先進的な研究精神で知られ、様々なブランドのフラッグシップクラスの製品のODM・OEMを行ってきました。もちろんShuoerは自社ブランド製品でも高い評価を受けており、Tapeシリーズはロングヒットとなっているほか、フラッグシップのEJシリーズは音に造詣の深いオーディオマニアほど高く評価している優れた製品群です。
そのShuoerが自社ブランドとして初めて平面駆動型ドライバーを搭載し、このジャンルで価格破壊と覇権を握る製品として送り出したのがShuoer S12です。Shuoerらしい徹底的に研究されたサウンドバランスと良質なチューニング、定評あるビルドクオリティが発揮されており、すでに今年最初の覇権イヤホン候補として耳聡いオーディオマニアの間で口の端に上っています。
Shuoerのこれまでの製品のクオリティを考えれば、このイヤホンが台風の目になる可能性があることは容易に予想できます。間もなく好意的なレビューが続々と上がってくるかもしれませんね!
特徴
- フルサイズ14.8mm平面磁性体ドライバー
- ミニマルなデザイン
- CNC加工されたアルミニウム合金キャビティ
- 高純度銀メッキ単結晶銅ケーブル(3.5mm/4.4mm端子オプション)
- 2つのカラーオプション、ネビュラ・グレー、フロスト・シルバーで注文可能
Shuoer S12についての記事
- 最新型平面磁性ドライバー搭載中華イヤホン「Shuoer S12」リリース - audio-sound @ hatena
- Shuoer S12の海外レビューまとめ - audio-sound @ hatena
- 中華イヤホン LETSHUOER S12 レビュー - audio-sound@premium
TANGZU Zetian Wu
中国の伝統文化に根差したイヤホンを製造していることで知られるブランドが「TANGZU」です。この人気ブランドから、初めてリリースされた平面駆動型イヤホンが「TANGZU Zetian Wu」です。
TANGZUは、中国の芸術と文化の黄金時代である最も栄えた伝統的な王朝、唐の時代にインスパイアされたブランドで、そのルーツを守りながら、3つの象徴的なモデルを次々と発表してきました。Yuan Li(李淵)、Shimin Li(李世民)、そして新モデルであるZetian Wu(則天武后)です。TANGZUは、広い視野と精巧な工芸品を持つブランドです。
特徴
- 新開発の14.5mm平面磁気ドライバー
- 第4世代DLP 3Dプリント樹脂キャビティ
- CNC削り出しアルミ合金製フェースカバー
- プロフェッショナルなチューニング調整
- 伝統的なデザイン
- 人間工学に基づいた快適なデザイン
- 高純度5N OFCケーブル
TANGZU Zetian Wuについての記事
- 【HiFiGOニュース】TANGZU ZETIAN Wu:14.5mm平面磁性体ドライバーを搭載した最新プレミアム中華イヤホン - audio-sound @ hatena
- 【コラム】人気平面駆動型イヤホン「TANGZU ZETIAN WU」の海外レビューまとめ - audio-sound @ hatena
- TANGZU Zetian Wu:最新の平面磁性体ドライバーIEM - audio-sound@premium
- 中華イヤホン TANGZU Zetian Wu レビュー - audio-sound@premium
TANGZU ZETIAN Wu
$159.00
DUNU TALOS
人気ブランドのDUNUは平面駆動型イヤホンの分野でもユニークな製品を発表しました。DUNU Talosです。
DUNUは、最新のTalosのオーディオアーキテクチャを特別に設計しました。14.6mm平面磁性体ドライバーとデュアルBAドライバーを搭載しています。平面磁性ドライバーは全周波数帯域に対応するようチューニングされ、デュアルBAドライバーは高域と超高域に対応するようチューニングされています。Talosは、PlanarモードとHybrid Planarモードを簡単に切り替えることができるスイッチを備えています。平面モードでは、長時間のリスニングに適した、スムーズで自然、かつ温かみのある出力を実現し、ほとんどのジャンルに理想的です。ハイブリッドモードでは、解像度とスピード感を向上させ、透明感のある美しいサウンドを実現します。
特徴
- スイッチで切り替え可能なデュアルモード。
- 超薄型14.6mm平面磁性体ドライバー
- バランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載。
- プラナーモードとハイブリッドモードを簡単に切り替え可能。
- 強力なN55デュアル磁気回路
- CNC加工されたアルミニウム合金キャビティ
- 専門家が設計した音響キャビティ構造
- 高純度銀メッキ単結晶銅ケーブル
- 標準的な0.78mm 2pinコネクター
DUNU TALOSについての記事
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7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
人気の新進気鋭ブランドと人気のレビュアーがコラボした話題沸騰の平面駆動型イヤホンが「7Hz x Crinacle Salnotes Dioko」です。
インナーイヤー型イヤホンは優れたドライバーを搭載していますが、より良いチューニング技術を用いなければ、ドライバーの良さを十分に発揮することはできません。
7HzはCrinacleとの共同作業で、周波数帯域全体を通してバランスのとれたサウンドを実現するために包括的なチューニング戦略を活用しました。Salnotes Diokoは、あなたのイヤホンのコレクションに加わる素晴らしい存在となることを確信しています。Diokoの高音と高域の極限は自然で、3つの周波数の音の特性は、平面型ドライバーの特性としっかり一致しています。Diokoのチューニングは、Crinacleの定義する「自然な音」に基づいています。
特徴
- 7Hz×crinacleコラボチューニング
- N55マグネット、ダブルサイドアレイ
- ファインチューニングCNCアルミシェル
- 強化ガラス&サファイアコーティング表面
- プレミアムOCC銅ケーブル&ストレージボックス
7Hz x Crinacle Salnotes Diokoについての記事
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7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
$99.00
Tin HiFi P1 Plus
TinHiFiを有名にした平面駆動型IEMがTinHiFi P1です。昨年、TinHiFiは自身が思い入れのあるこの神話的なイヤホンをさらにブラッシュアップして後継機種TinHiFi P1 Plusをリリースしました。
P1 PlusではP1の欠点であった駆動しにくいという問題が解決され、スマートフォンですら駆動が容易な扱いやすいモデルとして再構築されました。サウンドバランスは初代P1の基本精神を活かしつつ改善されており、レンジと解像度でより進化しています。生まれ変わったP1 Plusは多くのレビュアーから称賛の声を受けています。
特徴
- 10mm平面磁気ドライバー
- 超薄型ナノ振動板技術
- 高品質の304ステンレススチール製イヤーキャビティ
- 5N OFC銅合金混合編組ケーブル
- ダブルサイド・マグネティック・アレイ
- 透明感のあるオープンでリッチなサウンド
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Tri I3 Pro
Tri i3 Proは、非常に好評を博したTri i3の後継機です。
Tri i3は片側にPlanar+DD+BAドライバーというユニークなトリプルドライバーの組み合わせで、大成功を収めました。この人気機種はスムーズなサウンド、快適な装着感、プレミアムな造型、そして魅力的な価格で知られています。
TRIはこの有名なi3のアップグレードし、新製品TRI I3 Proをリリースしました。i3 Proは、アップグレードされた10mmダイナミックドライバーユニット、新しいデザイン、プレミアム航空グレードアルミニウム合金キャビティなど、旧モデルに多くのアップデートを施し、まったく新しい製品に仕上がっています。高品質の7000シリーズ航空グレードのアルミニウム合金素材を使用し、高精度の5軸CNC加工が施されました。最新のI3 Proは、人気のi3イヤホンの自然な音色を踏襲しつつ、より滑らかなタッチで音楽を表現しています。
特徴
- 定評のある3ドライバー構成(1平面駆動形+1DD+1BA)
- 10mmフラットダイヤフラムダイナミックドライバー搭載
- 新造型の快適なデザイン
- 高級航空グレードのイヤーシェル
- 高精度5軸CNC加工によるカービング・ワンピース・モールディング
- 高品質な5N OFCケーブル
- インピーダンス:15Ω
- 感度:103dB
- 周波数応答範囲:20Hz-40khz
- 標準的な0.78mmの2ピンコネクター
- ユニバーサル3.5mmターミネーションプラグ
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RAPTGO HOOK-X
RAPTGO HOOK-Xは、平面駆動ドライバーと圧電(PZT)ドライバーを組み合わせた世界初となる構成のハイブリッド型インイヤーモニターです。この2つのドライバーは、オーディオ業界で最もセンセーショナルなドライバー技術でありながら、これまでIEMというフォーマットで併用されたことがありませんでした。この画期的なコンセプトに挑戦し、入念なエンジニアリングとテストを経て、これらのドライバーの強力な特性を完璧な音質で表現するIEMを完成されたのがHOOK-Xです。
HOOK-Xは、チューニングと音響特性の両面から、開放型デザインを採用しています。これにより、平面駆動ドライバーの特性を際立たせるために、最大限の空気の流れを確保することができます。さらに、一般的なIEMと比較して音場が広がり、開放型ヘッドホンの開放感とリアルな再生音を模倣することができます。耳への負担が少なく、聴き疲れを軽減することができます。
特徴
- RAPTGO カスタマイズ両面9層PTZドライバ
- フルオープン音響設計、より良い聴感と装着感
- 究極のクラフトマンシップを示す精緻な細工
- プラグ配線を交換することで、干渉を低減することが可能
Tin HiFi P1 Plusについての記事
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MUSE HiFi Power
MUSE HiFi Powerは新進気鋭のオーディオブランドによってリリースされた最新の平面駆動型イヤホンです。
MUSEは通常の平面駆動型ドライバーの構造を再調整し、ナノスケールの振動板に対して異なる音響構造を作り出し、非対称磁気回路とカスタマイズされた音響ブラケットを完全に組み合わせることで、低歪みで正確なイメージングと透明なサウンドを形成することに成功しました。これにより、真のハイファイを体感できます。
Powerのために専用に開発された平面磁性体ドライバーは、ユニットの物理的な空間補正を行う際に、開発されたチャンバー内の空気の流れがドライバーをよりスムーズに、より安定して動作させ、平面磁性体ドライバーの共通の問題である駆動しにくさを解決しています。14.5mm平面磁気ドライバーの性能を最大限に引き出し、かつ大きな駆動力を必要としません。
MUSEはドライバー専用のチャンパーを作り、ドライバーからノズルまでの最適な配置を計算し、フロントキャビティの異なる位置で圧抜き処理を行うことで、鼓膜への圧迫感をなくし、さらに振動板の性能を向上させました。これによりPowerはバランスのとれた美しいサウンドを再現することができます。
特徴
- 新開発のフラットダイアフラム14.5mm平面磁性体ドライバー
- MUSE HiFi独自の補正技術
- バランスと透明感のあるサウンドチューニング
- 絶妙なシェルデザイン
- ヘイギアとの共同開発
- 高純度単結晶銅+銀メッキハイブリッドケーブル
- 高品位なアクセサリー
MUSE HiFi Powerについての記事
7Hz Timeless
7Hz Timelessは14.2mmの平面磁気ドライバーと超薄型の振動板を搭載し、強力な両面N52ネオジム磁気アーキテクチャを採用しています。またCNC加工されたアルミニウム製のイヤーシェルを採用し、美しい外観にまとめあげられています。
斬新なサーキュラードーム形状の外観とプラナーマグネットドライバーを採用したTimelessは、パワフルな低音、自然なボーカル、繊細な高音域のレスポンスなど、豊かで洗練されたトーンを提供します。
ホログラフィックなイメージングと、楽器のレイヤリング、ディテール、トーンの表現を含む優れたダイナミクスを備えた7Hz Timelessは、$300以下の価格帯で卓越したパフォーマンスを発揮し、See Audio Braveryと同セグメントで最高のIEMを共有しています。価格は$219.99になります。
特徴
- 大口径14.2mm平面駆動型ドライバー
- 超薄型振動板
- 強力な両面ネオジム磁石
- 独自に開発した高品位ケーブル
- 標準MMCXコネクター
- 3.5mm/4.4mmの両端子をご用意
- インピーダンス:14.8Ω
- 感度:104dB
- THD+N: <0.2%
- 周波数特性 5Hz〜40kHz
- 製品重量:5.5g/シングルイヤホン
7Hz Timelessについての記事
- 最新の平面駆動型IEM「7Hz Timeless」の魅力はサウンドだけではない。外観も美しい - audio-sound @ hatena
- 7Hz Timeless レビュー - audio-sound@premium
Tin HiFi P2
平面駆動型ドライバー搭載IEM Tin HiFi P1の大成功の後、TinはTin HiFi P2を発表しました。このIEMは、P1と同様に、ユーザーに最高の音質体験を提供する名声を博した平面磁気ドライバーを搭載した、このブランドの最新のフラッグシップ製品です。
このIEMは、パッケージに高純度の2.5mm完全バランス接続エンドケーブルを備えたプレミアムアルミニウムビルドを備えています。2.5mm-4.4mmバランスアダプターと2.5mm-3.5mmアダプターがプレミアムパッケージに含まれ、多くのイヤーピースとプレミアムキャリーケースが含まれています。
特徴
- 美しく細工されたアルミニウム合金のイヤホン
- 2pin QDCコネクタ
- 高純度の2.5mmプラグ完全バランス接続対応ケーブル
- 2.5mm-4.4mmアダプター
- 2.5mm-3.5mmアダプター
- プレミアムキャリーケース
Tin HiFi P2についての記事
- 【HiFiGOニュース】最新の平面駆動型IEM Tin HiFi P2が注文受付中です! - audio-sound @ hatena
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HarmonicDyne P.D1
「HarmonicDyne(ハーモニックダイン)」は、高品質のヘッドホン「Zeus」と「Helios」でHiFiオーディオ業界に一躍有名になったメーカーです。昨年発売されたこの2つのヘッドホンは、発売後多くの好評を博しました。
Harmonicdyne P.D.1は、ハイパフォーマンスで定評のあるメーカーの初めてのIEM製品で、平面型ドライバーとダイナミック型ドライバーのハイブリッドで、パワフルな低音域を実現しています。HarmonicDyne P.D.1は、低音域と高音域を強調したU字型のサウンドシグネチャーを実現しています。
特徴
- 自然で滑らかなサウンドチューニング
- 10mm高磁力・高感度平面駆動型ドライバー
- 10mm高効率ダイナミックドライバー(CNTs for edge+DLC for dome)
- 航空グレードのアルミニウム合金製イヤーシェルによる精巧な構造
- 高精度5軸CNC加工プロセスによる製造
- 2本の高純度ケーブル(銅銀ハイブリッドバランス4.4mmケーブル、銀メッキOFC銅3.5mmケーブル)を同梱
- 標準的なMMCXコネクターを採用
- インピーダンス:16Ω@1kHz
- 周波数特性 10Hz〜40kHz
- THD+N: ≤0.2%@1kHz.
- 感度:110dB/Vrms@1kHz.
Harmonicdyne P.D.1についての記事
Dethonray Tender 1
Dethonrayという名前は、誰もが知っています。Dethonrayは、その最初の製品であるDethonray DTR1で業界にその名と足跡を残しました。DTR1は、絶対的に優れた性能を持つハイレゾデジタルオーディオプレーヤーです。DTR1の成功の後、彼らはポータブルDAC/AMPのHoney H1をリリースし、これも大成功を収めました。
Dethonrayはブランド初のハイレゾ対応インイヤーモニターとして、平面駆動型ドライバーを搭載したDethonray Tender 1をリリースしました。Dethonrayは、他の製品と同様に、Tender 1を、自然で純粋な音の表現を実現するために、完璧に設計しました。それは、鮮明な、高解像度のサウンドを生成する10ミリメートル平面磁気ドライバーを備えています。
Dethonray Tender 1は、スムーズで音楽的な暖かいサウンドチューニングで、音楽に命を吹き込み、音楽を楽しむことができます。認可されたフルボディのレスポンスを持つ低音、みずみずしいボーカル、スムーズで疲労感のない高音域が特徴です。ユーザーは、さまざまなジャンルの音楽をよく引き立てる、比類のないサウンド出力で迎えられます。
特徴
- 10mm平面磁気ドライバー
- 洗練された美しさ
- 人間工学に基づいた快適な装着感
- 高密度の合金製キャビティ
- CMF処理技術
- ソフトで魅力的なサウンドチューニング
- カラーバリエーションはジャズブラックとスカイブルーの2色
- インピーダンス:22Ω
- 感度:98±3dB
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- 定格出力:5mW
- 最大出力:10mW
- 最大ディストーション 1dB
- インターフェイス 金メッキされたMMCXコネクター
- 高純度シルバーケーブル
Dethonray Tender 1に関する記事
KZ PR1
低価格イヤホンの分野で人気のブランド「KZ Acoustics」は、ブランド初の平面駆動型IEM KZ PR1を発表し、ついにその仲間入りを果たしました。PR1には、楽しくて魅力的なサウンドのPR1 Balancedと、リファレンスグレードのサウンドのPR1 HiFi Editionという2つの異なるチューニングのバリエーションがあります。
KZは、IEM「PR1」用に13.2mm平面磁性体ドライバーを新たに設計しました。ドライバーは2重空洞構造で、超薄型の銀メッキ振動板コイルを採用しています。強力な磁束を発生させるN55ベースの両面磁気回路をドライバーに搭載しています。このドライバーは、高速トランジェント、豊かな音、超低歪みを実現することを保証します。PR1 BalancedとPR1 HiFiは、同じ平面型ドライバーを使用しており、ユーザーの皆様に素晴らしいリスニング体験をお約束します。
特徴
- 新設計の2キャビティ平面磁性体ドライバー
- 13.2mm径の平面型ドライバーを採用
- アルミ合金製フェースカバー
- 人間工学に基づいた快適な装着感
- 2種類のチューニングバージョンから選択可能
- 絶妙で豊かなサウンドパフォーマンス
- プロフェッショナルなチューニング調整
- 高品質なOFC銀メッキケーブル
- スマートなインライン・マイク
KZ PR1に関する記事
- 【HiFiGOニュース】KZブランドから待望の平面駆動型IEM「KZ PR1 Balanced」「KZ PR1 HiFi Edition」が登場! - audio-sound @ hatena
- KZ PR1 ― 新型デュアルキャビティ13.2mm平面振動板ドライバー搭載インイヤーモニター - audio-sound@premium
- 中華イヤホン KZ PR1 HiFi レビュー - audio-sound@premium
まとめ
平面駆動型は滑らかで歪みの少ない、独特の聞き心地の良いサウンドを提供します。静電型イヤホンとともに現在の市場の牽引役の一つになりつつあり、とくにバランスド・アーマチュアの人工的でドライに聞こえやすいサウンドに慣れている人には新鮮に感じられるでしょう。
中域で自然なつながりのよいサウンドを求める場合、平面駆動型によって幸せになれるかもしれません。
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