- 急成長する完全ワイヤレスイヤホン市場
- 伝説的機種の後継機!「SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3」
- 世界最高峰のサウンド「Bang & Olufsen Beoplay EX」
- 注目度No.1!国産ブランド最高峰の「Victor HA-FW1000T」
- 長時間駆動&パワフル低域!「audio-technica ATH-CKS50TW」
- イギリスからの黒い刺客!「Marshall Motif A.N.C」
- JBL史上最高の音質と機能性「JBL Tour Pro+ TWS」
- ウィザードの生みしTWS「Noble FoKus PRO」
- 機能性と音質の両立「Technics EAH-AZ60」
- 高コスパ。高度な機能性を低価格で実現!「Xiaomi Redmi Buds 3 Pro」
- マルチドライバー&最新のSnapdragon Sound対応!「AVIOT TE-BD21j-ltd」
- おしゃれに着飾るイヤホン「V-MODA Hexamove Pro」
- ビジネス&スポーツ向きの優等生「Jabra Elite 4 Active」
- スポーツ用のApple Airpods Pro「Beats Fit Pro」
- 北欧発のミニマルデザイン「Sudio T2」
- ほかにも注目機種がたくさん!
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急成長する完全ワイヤレスイヤホン市場
2022年現在、完全ワイヤレスイヤホンの市場は拡大を続け、主流のオーディオ製品にまで成長しました。以前はそれほど多くなかった機種も大幅に増え、最近になっても続々と有名ブランドの参入し、多彩な機種が登場し続けています。
また、完全ワイヤレスイヤホンが音質で劣っているというのは過去の時代になりつつあります。ワイヤレス・オーディオ技術の進化は非常に早く、年単位で接続品質と音質が改善されており、現在では有線イヤホンにほとんど遜色ない音質レベルが再現されています。
この記事ではそんな完全ワイヤレスイヤホンの中から、とくに最新機種で注目すべきイヤホンを紹介します。
伝説的機種の後継機!「SENNHEISER MOMENTUM TRUE WIRELESS 3」
2019年に登場した「SENNHEISER MOMENTUM True Wireless」は完全ワイヤレスイヤホンに高音質をもたらした伝説的機種として知られています。SENNHEISERはこのモデルをこれまで継続的にアップデートしており、今年第3世代となる「SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 3」をリリースしました。
この第3世代ではこれまでの世代からイヤホン本体の外観が大幅に変更されており、より耳にフィットするデザインに改良されました。
海外では少し値下げされてコストパフォーマンスが改善されたのも特長ですが、国内販売価格は為替の影響か少し高くなっているのが気になるところです。すぐ下位の機種であるCX Plusがかなり評判が良いだけに、その約2倍となる価格で売れるのかは興味がありますね。


- 高く評価されてきたシリーズの正統後継機
- アクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
- より快適な装着感を実現するイヤーフィン付きデザイン
- 24bit/96kHzハイレゾ相当のサウンドが実現できるaptX Adaptive対応
- やや癖のある付属アプリ
世界最高峰のサウンド「Bang & Olufsen Beoplay EX」
ラグジュアリーオーディオブランド「Bang & Olufsen」の最新フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンが「Bang & Olufsen Beoplay EX」です。
E8シリーズの時代からB&Oの完全ワイヤレスイヤホンは音質面と機能面の両方で高く評価されており、Beoplay EXもすでに公開されているレビューでかなり高評価を得ています。
価格だけ一見少し高すぎる印象を受けるかもしれませんが、Bang & Olufsenは世界全体でプライスコントロールを行っており、為替の影響を受けづらく、Sennheiser Momentum True Wireless 3のように海外と比べて大きな価格差があるということがありません。
機能面で不足がなく、アプリもよくできている機種で、評判は上々です。
- 定評のあるB&Oサウンドと高級感あるデザイン
- アクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
- マルチポイント対応
- 24bit/96kHzハイレゾ相当のサウンドが実現できるaptX Adaptive対応
- 高機能な付属アプリ
注目度No.1!国産ブランド最高峰の「Victor HA-FW1000T」
現時点で音質とデザイン、とくに音質にこだわるなら最も期待できる製品が「Victor HA-FW1000T」です。
JVC独自の木製振動板を完全ワイヤレスイヤホンに初めて搭載し、同じく独自技術のデジタルオーディオ高音質化技術「K2テクノロジー」も、このタイプに初めて導入しました。
数ある国産ブランド製品の中でもJVCの木製振動板モデル「WOOD」シリーズは生楽器のような自然な響きと広がりのあるサウンドで、「ライブ演奏が美しく聞こえる」と国内外で高い評価を得ていますが、その最新モデルが完全ワイヤレスイヤホンで楽しめます。さらにサウンドチューニングはVictorスタジオが監修しています。
アクティブノイズキャンセリングも搭載し、ブランドが総力を込めて投入する、現状最高峰のサウンドは、発売前からすでに話題沸騰しており、販売店員の間の評価も非常に高い製品です。
- 木製振動板、K2テクノロジーなどJVCの現状のサウンド技術を総投入
- アクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
- 100段階の音量調整&新開発のイヤーピース
- 24bit/96kHzハイレゾ相当のサウンドが実現できるaptX Adaptive対応
- 付属アプリなし
長時間駆動&パワフル低域!「audio-technica ATH-CKS50TW」
日本のオーディオブランド「audio-technica」の人気シリーズ「SOLID BASS」から出る最新の完全ワイヤレスイヤホンが「audio-technica ATH-CKS50TW」です。
ATH-CKS50TWはイヤホン単体で連続20時間という圧倒的な長時間再生を実現しています。つまり、audio-technica ATH-CKS50TWがあれば、「文字通り1日中」イヤホンで音楽を楽しむことができます。
プロ用マイクやモニターヘッドホンで高い評価を得ているオーディオテクニカ。もちろん音質面でも妥協はありません。完全ワイヤレスでもスタジオレベルの熱量が感じられる、本物の重低音を実現するために、音響設計には徹底的にこだわったようです。
機能面も充実しています。アクティブノイズキャンセリングをはじめ、2台までのマルチポイント(リアルタイム端末切替)、SONY 360Reality Audio対応、アプリによる操作性のカスタマイズなど利便性の高いさまざまな機能が提供されています。
- 大口径ドライバーによる迫力の重低音
- 業界最高クラス、一日をカヴァーできるイヤホン単体での20時間連続再生
- アクティブノイズキャンセリング/ヒアスルー搭載
- ハイレゾ相当の音質再現が可能なaptX Adaptive対応
- マルチポイント対応
- 360 Reality Audio対応
イギリスからの黒い刺客!「Marshall Motif A.N.C」

ギターアンプで有名な英国のオーディオブランド「Marshall」からおしゃれなデザインの完全ワイヤレスイヤホン「Marshall Motif A.N.C」が登場しました。
Motif A.N.Cはおしゃれで高級感のある質感のデザインを持ち、パワフルなサウンドシグネチャーと効果的なアクティブノイズキャンセリング、音質調整機能を搭載したアプリなどを備えたMarshallのフラッグシップモデルです。
独特の都会的なかっこいいデザインが話題になっており、日本発売が待たれていましたが、ついにこの1月、正式発売されました。
- 6mmドライバーから生み出されるパワフルなMarshallシグネチャーサウンド
- ワイヤレス充電対応
- IPX5防水イヤホン&IPX4防水ケース
- ANC&トランスペアレンシーモード、調整可能なEQ対応
JBL史上最高の音質と機能性「JBL Tour Pro+ TWS」
プロ用機材からコンシューマーまで手掛ける世界的なオーディオメーカーであるJBLは精力的な製品展開で知られています。高機能なアプリと定評あるJBLサウンドでこれまでも多くのヒット製品が生み出されてきており、価格帯も幅広く、完全ワイヤレスイヤホンの人気ブランドとして知られています。
そのJBLの最新機種「JBL TOUR PRO+ TWS」はJBLブランドの新たなフラッグシップモデルとして、傾向性・装着感・機能性・音質すべてで高い次元の品質を提供しており、話題になっています。
ウィザードの生みしTWS「Noble FoKus PRO」
音の「ウィザード」ジョン・モールトン博士が手掛けるNoble Audioはインイヤーモニターの世界では人気のあるブランドです。
Nobleは最初の1DD+2BAのハイブリッドドライバー完全ワイヤレスイヤホン「FALCON PRO」で成功を収め、今回はさらにチューニングに磨きをかけて最新仕様で「Fokus Pro」を完成させたといいます。Falcon Proの評判の高さを考えると、Fokus Proも期待できそうです。
機能性と音質の両立「Technics EAH-AZ60」
Panasonicの音響ブランド「テクニクス」は近年復活し、続々と新製品をリリースしていますが、今年さらにラインナップを拡充しています。
最新機種「Technics EAH-AZ60」は昨年好評を博した「EAH-AZ70W」の基本設計を継承しつつ、新たにLDACやマルチポイントに対応し、機能面で強化されました。ラインナップの序列ではEAH-AZ70Wより下位に存在していますが、実際はほとんど上位機種です。
メタリックを基本としながら落ち着いたデザインで高級感のあるモデルで、通話品質にもこだわっており、発売後の評判も比較的良好です。
- 高い通話品質
- 高音質コーデックLDACに対応
- 強力なアクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
- 高機能なアプリ
高コスパ。高度な機能性を低価格で実現!「Xiaomi Redmi Buds 3 Pro」
「Redmi」は世界的なスマートデバイスメーカー「Xiaomi」のサブブランドです。そのRedmiの世界的なヒット商品となっている完全ワイヤレスイヤホンがRedmi Buds 3 Proです。
世界的なスマートデバイスメーカーが作った完全ワイヤレスイヤホンとしてRedmi Buds 3 Proは、比較的低価格でありながら高機能で使い勝手の良さが追求されています。2台までのスマートデバイスをシームレスに操作/切り替えできるマルチポイント、強力なANC、低遅延モード、ワイヤレス充電対応など、完全ワイヤレスイヤホンに熟知したユーザーほど欲しくなる機能が搭載されています。
さらにこのワイヤレスイヤホンは音質も高く評価されており、Xiaomiのラボの先進的な研究により、どんな音楽も快適に楽しめる高い解像感とサウンドバランスが追求されたニュートラル系のサウンドを持っています。
- 2台までの機器をスムーズに操作できるマルチポイント
- 小型で快適な装着感
- ワイヤレス充電&急速充電
- バランスの良いニュートラルサウンド
マルチドライバー&最新のSnapdragon Sound対応!「AVIOT TE-BD21j-ltd」
AVIOTはかねてより開発を明らかにしていた「Qualcomm Snapdragon Sound」対応の完全ワイヤレスイヤホンをリリースしました。
「TE-BD21j-ltd」は、圧倒的な音楽性と解像度を実現するハイブリッド・トリプルドライバーモデルとして発売された「TE-BD21j」を大幅ブラッシュアップした最新作になります。デザインの基本はそのままに、新世代オーディオプラットフォームに対応することで、最新の快適で柔軟かつ高音質のオーディオ体験を実現し、マルチポイントにも対応しているなど大注目製品です。
- 96kHz / 24bit Qualcomm® aptX™ Adaptive audioに対応
- マルチポイント対応
- 最新のQualcomm Snapdragon Sound対応
- マルチドライバーによるワイドレンジサウンド
- 高機能なアプリ
おしゃれに着飾るイヤホン「V-MODA Hexamove Pro」
イタリア発の音響ブランドで、現在は日本のプロ音響メーカーRolandの傘下にあるV-MODAがブランド初の完全ワイヤレスイヤホンを発表しました。
このイヤホンは外観が衝撃的で、V-MODAの六角形デザインをうまく完全ワイヤレスイヤホンのコンパクトな形状に落とし込んでおり、フェイスプレート交換機能も搭載していて、他のイヤホンにない優美なデザインが魅力的です。
チューニングはプロ用オーディオメーカーのRolandが行っているということで、期待も高いですが、機能面はかなり絞られており、ガジェット的な面白さには欠けるかもしれません。
- 流行の最先端を行く、V-MODAのおしゃれなイタリアンデザイン
- プロオーディオメーカー「Roland」による音質調整
- aptX Adaptiveに対応
- アクティブノイズキャンセリングやヒアスルーなし
ビジネス&スポーツ向きの優等生「Jabra Elite 4 Active」
ビジネスマンやスポーツマンを中心に、圧倒的な人気を誇るオーディオブランド「Jabra」は目下、完全ワイヤレスイヤホンのラインナップを大幅に刷新しています。
最新製品「Jabra Elite 4 Active」はこの新しい製品群の中で、最もバランスの取れたコストバリューを提供することを目指したミドルエントリーとして作られており、ハイエンドモデルと同じような使い勝手をより安価に提供する汎用型モデルです。
- アクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
- Jabraの高機能なアプリ
- 高い防塵防水性能
- スポーツ向きの装着感
スポーツ用のApple Airpods Pro「Beats Fit Pro」

Apple傘下のオーディオブランド「Beats by Dr. Dre」の最新完全ワイヤレスイヤホン「Beats Fit Pro」はスポーツ向けのAirPods Proと言えるような製品です。
AirPodsの特徴である空間オーディオやSiriとの高い連携機能を備える上、よりスポーツ向きにフィット感を重視した設計になっています。音質も高く評価されており、かなり話題になっている製品です。
北欧発のミニマルデザイン「Sudio T2」
機能性とファッショナブルなデザインを両立させた製品群で人気のあるスウェーデン発のオーディオブランドがSudioです。Sudioのブランド名は「スウェーデン」と「オーディオ」との組み合わせに由来しています。
Sudio T2はSudioの大ヒットモデルTolvの後継機種です。好評を博したTolvのデザインを引き継ぎ、丸みを帯びたフォルムと暖かなパステルカラー調の色彩を持っています。
機能面では前世代よりさらにブラッシュアップされており、アクティブノイズキャンセリングが追加されました。
サウンドは北欧で人気のロックのスピード感も表現できる機敏さを持ち合わせ、パワフルでスナッピーな爽快サウンドを実現しています。オーディオファンを十分に満足させることができるでしょう。
- アクティブノイズキャンセリング&ヒアスルー搭載
- コンパクトで丸みがあり、携行性に優れる
- 豊富なカラー
- ミニマルでスタイリッシュなデザイン
- ダイナミックでスピード感のあるサウンド
ほかにも注目機種がたくさん!
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