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【スピーカーつきベッドライト Ecandy LV700 レビュー】スピーカーの音質は平面的だが、ベッドサイドでは聞きやすい、なめらかな音

(イケンディ)Ecandy 深夜ライトベッドサイドランプ内蔵マイクとのスピーカー (円形)

 

おすすめ度*1

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ASIN

B010J6ULMG

 柔らかなシリコンゴムのボール状ライト。台座部分にLEDとスピーカー、時計を備えている。音楽はBluetoothを使ってスマホなどの無線機器から音源を飛ばすかMicroSDを内蔵して再生する。時計はデジタル式で目覚まし機能付き。

 音楽の通信性能はやや荒い。再生に若干の遅延があり、動画などでは少し口パク感が出る。また通信途絶が少し目立ち、とくに接続して最初のうちは毎回音飛びしやすい。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品は充電用USBケーブル、中国語と英語のマニュアル。日本語マニュアルは付属しないので、英語が読めない人にとっては操作方法に迷うことがあるかもしれない。

 

【2】音質
 音質は小型のスピーカーの割になめらかで案外良質。総合的に見れば価格なりではあるが、ベッドサイドで聴くには十分。音は明瞭さにやや欠け、少しぼーっとはしているが、ノイズ感はなく、やわらかい触感。小さいスピーカーの割にゆがみの少ない音で音割れする場面はほぼない。

 

[高音]:自然な伸びやかさがあり、なめらかな音で尖らない(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:ステレオだが、方向感は強くなく、モノラルに近い音質。左右はほとんど変わらない位置に聞こえる。
[低音]:100hz~60hzまで下方向に沈むような音。50hzからはさらに沈む。ドラムはガタガタッというバイクのエンジンのような鳴り方をする(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:平面的。奥行きを少し感じる程度(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)
[パーカッション・リズム]:シャリ感はあまりなく、下に抜けるバフバフッとした音になりやすい。ほどよく下にエネルギーがたまるので厚みはあるが、もっさりした曲調に聞こえやすい(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)
[ボーカル傾向]:肉厚さはある。比較的のびやかで、そののび方も腰があってしなやか。解像度は高くなく、生々しい感じはない。


【3】官能性

 東京カランコロン「スパイス」はパーカッションが少しもっさり安定気味。ボーカルはほどよく肉付きしていて、のびてもかすれず潤いは失われない。左右の張り出しなどは感じづらく、平面的な表現ではある。

 奥華子「愛を見つけた場所」ではボーカルが尖らず聞きやすい味付けだが、やや暗い。曲の表現自体も下方向に落ち着く感じが強く出ていて、明るさが足りないと思う人もいるかもしれない。サビでは暗めの位置から一気に伸び上がってくるボーカルに精彩を感じるところはある。

 supercell「銀色飛行船」も暗め。かすれずハスキーにならないボーカルはなめらかで暖かいが、一方で声をため込んでしまうような、籠もって感じられるような、やや行って来いのような聞こえ方をする。楽器音はかなりおとなしめ。

 

【4】総評

 スピーカーはライトの付属品的な扱いなのであろうから、そう考えると安めの小型スピーカーに負けない音質を維持しているのはなかなか。1000円くらいのPC用小型スピーカーとは十分張り合える。ベッドサイドガジェットとしては時計、ライト、スピーカーを兼ねていて、ちょっとした贅沢感は味わえる。

 

(イケンディ)Ecandy 深夜ライトベッドサイドランプ内蔵マイクとのスピーカー (円形)

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。