NAS向け高耐久モデルHDD、割引購入できます
Western DigitalのHDDシリーズの中でも、WD Redは24時間稼働するサーバーやNASでの使用を前提にした高耐久、高信頼性のシリーズです。
WD Red PlusはWD Redの上位モデルで、記録方式にCMR方式を採用しているのが特徴です。WD RedのSMR方式と異なり、長時間のシーケンシャルアクセスへの耐久性が高く、エンタープライズ向けファイルシステムなどを導入して高負荷な環境で継続的に使用する場合、CMR方式のWD Red Plusの使用が推奨されています。
24時間PCを稼働するようなヘヴィユーザーもCMR方式の方がいいかもしれません。
同社はブログ上で、一般的なNASキットでRAIDを構築する用途などでは問題なく使用できても、エンタープライズ向けファイルシステム「ZFS」などの高負荷な環境では、DMSMR採用機種でパフォーマンスに影響することがあるとしており、そういった場合にはPLUSやPROシリーズのWD RED製品を用いるよう推奨している。
SMRは、トラックを瓦屋根のように重ねてデータを記録することで記録の密度を向上させ、データ容量を増やす記録方式です。ただし、ランダムアクセス性能が低下してしまうため、頻繁なデータの書き換えには向かないといわれています。
一方で、CMRはデータ書き換えでキャッシュメモリを使用しないため、ランダムデータを書き換える際にも速度の低下が抑えられるというメリットがあります。
現在、従来のWD Red の名称はSMR方式が「WD Red」に、CMR方式が「WD Red Plus」に変わりました。記録方式で選ぶ場合は名称も注意するようにしましょう。
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