低価格マルチドライバーイヤホンで有名なKZ先生が、完全ワイヤレスイヤホンでもマルチドライバー戦線を拡大しているようです。なんと$65(HiFiGOでは$58。初売り廉売価格?)で1DD+4BAという構成の完全ワイヤレスイヤホン「KZ VX10」をリリースしました。構成だけ見ると、安さ爆発してますね。
KZ、ハーマンチューニングに目覚める?
情報を確認していて、びっくりしたのが「ハーマンカーブに忠実」との記載。おや、KZ先生もニュートラルサウンドに目覚めたのかと思ってグラフを眺めましたが、これは……どうかな……?私の知っているハーマンターゲットとちょっと違う気がするけど。だいぶドンシャリになっているような?グラフのdBの単位が間違ってるのかな?
Bluetooth V5.2 + ゲームモード搭載で低遅延
KZ VX10はゲームモード搭載で低遅延だそうです。58msの低遅延環境を実現したとか。というか、0.058sというように一般的な単位と変えた、わかりにくい書き方をして、パッと見で「スペックすごすぎ!」と思わせるところはいかにもKZ先生らしいですね。
たとえば搭載ドライバー数も両側合計数値でインパクトを出そうとするのがKZ先生です。
技適は取ってるかわかりません
KZの会社名である「ShenZhen YuanZe Electronics」で技適番号検索かけてみましたけど、この機種出てこないんで、まだ認証取得には至ってないんじゃないかと思います。最近はKZもまじめに技適認証取ってる傾向にあるんで、申請はしてるんじゃないかと思いますけど、どうかな?
対応コーデック
AACとSBCのみのようです。
まとめ
KZ、順調に完全ワイヤレスイヤホンでのマルチドライバー化を進めているようです。最近のKZの完全ワイヤレスイヤホンは手に入れてないんで、品質はわかりませんが、だいぶよくなってるのかな?「KZ VX10」の紹介でした。$65で安さ爆発!
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