- SONY WH-1000XM4が正式発表されました!
- 強化されたアクティブノイズキャンセリング性能
- AI技術が導入されたDSEE X
- ハンズフリーでヒアスルー機能を実現「スピーク・トゥ・チャット」
- 2台までの機器に同時接続できるマルチポイント
- アクティブノイズキャンセリングを有効にしながら30時間動作
- SONY WH-1000XM4の技術仕様
- まとめ
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SONY WH-1000XM4が正式発表されました!
すでに海外ではいち早くアナウンスされていましたが、本日8/7 9:00、日本でもSONY WH-1000XM4が正式発表されました。リリース日程は9/4、価格はSONYオンラインストアやamazonで44000円(税込み)となっています。事前の海外版は$350という価格設定だったので、国内版はやや割高に思えます。
強化されたアクティブノイズキャンセリング性能
WH-1000XM3ですでに業界最高水準のアクティブノイズキャンセリング性能であったことは疑いありませんが、SONYは前進を止めませんでした。WH-1000XM4はさらなるノイズカット性能を実現しているようです。
SONYの見解によると、これまでよりさらに中高域を中心にノイズカット性能を高め、人の声が多い環境でもさらに高い静寂性が実現されるようです。
AI技術が導入されたDSEE X
事前情報ですでに明らかになっていましたが、DSEE Xには新たにAI技術が組み込まれ、圧縮音源でもハイレゾ相当の高音質が実現されます。
ハンズフリーでヒアスルー機能を実現「スピーク・トゥ・チャット」
SONY WH-1000XM4では音楽鑑賞中であっても、声を発するだけで音楽が停止し、ヒアスルー(外音取り込み)モードにシームレスに切り替わる「スピーク・トゥ・チャット」機能が新たに搭載されます。これにより誰かが話しかけてきたときにもハンズフリーで簡単にその声を聞き取ることができるようになります。
2台までの機器に同時接続できるマルチポイント
SONY WH-1000XM4は2台までのワイヤレス機器に接続でき、PCとスマホ、スマホとウォークマン、ウォークマンとPCなど、好みの構成で2台の機器を切り替えて音楽を楽しみつつ、通話やチャットに応答するといったことが可能になります。
アクティブノイズキャンセリングを有効にしながら30時間動作
SONY WH-1000XM4はアクティブノイズキャンセリングをONにした状態で最大30時間、OFFの場合は最大38時間もの動作時間を実現しています。一度バッテリーを充電すれば、終日十分に音楽を楽しむことができます。
SONY WH-1000XM4の技術仕様
- 電源:内蔵充電式リチウムイオン電池
- 充電時間:約3時間(フル充電) (1.5AのACアダプター使用時)
- 充電方法:USB充電
- 電池持続時間(連続音声再生時間):最大30時間(NC ON時)、最大38時間(NC OFF時)
- 電池持続時間(連続通話時間):最大24時間(NC ON時)、最大30時間(NC OFF時)
- 電池持続時間(待受時間):最大30時間(NC ON時)、最大200時間(NC OFF時)
- 周波数特性:4Hz-40,000Hz
- 対応インピーダンス 40 Ω (有線接続、POWER ON時 1 kHzにて)、16Ω(有線接続、POWER OFF時 1 kHzにて)
- 音声入力端子:ステレオミニジャック
- 通信方式:Bluetooth標準規格 Ver.5.0
- 出力:Bluetooth標準規格 Power Class1
- 最大通信距離:見通し距離 約10m
- 使用周波数帯域 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
- 対応Bluetoothプロファイル :A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、 AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)、 HFP(Hands-free Profile)、 HSP(Headset Profile)
- 対応コーデック:SBC, AAC, LDAC
- 対応コンテンツ保護:SCMS-T方式
- 伝送帯域(A2DP): 20Hz - 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) / 20Hz - 40,000Hz(LDAC 96kHzサンプリング、990kbps 時)
まとめ
残念ながらaptX系のコーデックは搭載されていないようですが、驚異的なアクティブノイズキャンセリング性能はさらに進化し、新たなスマート機能を搭載したSONYの新しいノイズキャンセリングヘッドホンWH-1000XM4は非常に魅力的な選択肢であるように思えます。少なくともSONYはアクティブノイズキャンセリングヘッドホン最強の座をしばらく明け渡すつもりはないということは、はっきりとわかります。
販売価格は強気に思えますが、早期の値下がりが期待できます。XM3は当初は4万円以上で販売開始されましたが、発売後数ヶ月で3万円近くにまで価格が落ち着いた前例があります。XM4も同じような値動きをするとは限りませんが、クリスマス商戦で割引販売される可能性が高いので、それを待つのも手でしょう。
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