TinHiFiの人気機種「T2」の後継機「T2 EVO」が発売されました。HiFiGOなどで取り扱いが開始されたようです。
TinHiFiについて
TinHiFiは、グローバルなHI-FI業界でのOEM/ODMビジネスに尽力してきた企業です。2017年に「TINHIFI」という自社ブランドを正式に立ち上げ、高品質なIEMを製造してきました。
TinHiFiによれば、彼らの夢は、ハイファイサウンドクオリティーをより廉価で身近な価格帯で提供することです。華麗な細工と息を呑むような音質を実現することで、高品質な音楽がもはや贅沢ではなく、当たり前のものになるように努めています。
古代、中国の人々は3つの音を定義する3音システムを形成していました。天籟(てんらい)、地籟(じらい)、声籟(せいらい)の3つです。画期的な音質を実現するために、TinHiFiはこの3つの基本的な音を正確に再現することを理念としています。
ブランド最大のヒットシリーズ「Tank」
TinHiFiのTankシリーズは低コストでありながら、高品質な工作精度と良好なパッケージ内容、価格に対するパフォーマンスの良さで多くのオーディオマニアを熱狂させてきました。
とくにエントリークラスのT2は低価格でハズレのないイヤホンを選びたいとき、鉄板になりうるシリーズとしてオーディオマニアの多くが推薦しています。
TINHIFI T2 EVO - インイヤーモニターの進化形
これまでのT2、T2 PRO、T2 PLUSに続き、TINHIFI Tank Familyに新たなメンバー、T2 EVOが加わりました。
高品質な仕上がりのクラシックなタンク構造、豊富なアクセサリー、ハイエンドなパッケージ、そしてユニークな10mmの炭素分子複合振動板が特徴です。より多くのオーディオ愛好家の方々に愛されることでしょう。コミュニティで人気のブルーメモリーフォームのイヤーチップといくつかのシリコンチップ、ストレージバッグ、着脱式ケーブルが付属しており、EVOは低価格で高パフォーマンスと高満足度を実現する、夢のようなイヤホンの一つです。
10mmカーボン分子複合振動板
TINHIFI T2 EVOは、10mmカーボン分子複合振動板を搭載しています。
低域は量感や没入感が適度で、十分な立体感があり、躍動感と心地よい雰囲気を醸し出します。
中域はボーカルをやや目立たせています。適度な厚みがあり、ややクールな感じがするので、音の輪郭を整えるのにとても役立ちます。
高域は、ハイピッチな響きが素晴らしく、非常に滑らかできっと気に入ってくださるでしょう。
タンクビルド&エルゴノミクスデザイン
TINHIFI T2 EVOは、航空グレードのアルミニウムを使用し、タンクスタイルのボディを採用しています。本物のアルミニウムの色は、とてもクラシックで端正です。このメタルハウジングは完全な低刺激性であるため、耳にアレルギー反応を起こすことはありません。カナル型のデザインは、ノイズを完全にシャットアウトし、深く豊かなサウンドを楽しむことができます。付属のイヤーチップは3種類のサイズがあり、ほとんどのケースに対応しています。音楽を愛するすべての人に、快適で機能的なTINHIFI EVOをお届けします。
着脱式MMCXケーブル
TINHIFI EVOは、人気の高いMMCXコネクターを採用しており、着脱式のため耐久性とアップグレード性に優れています。ケーブルには5N 8芯の銀メッキ線を使用しており、柔らかくしなやかな素材を使用しているため、使用感も良好です。また、ケーブルがカールしてしまう心配もありません。
チューニングスタイル
Tank Familyの各モデルは、それぞれ独自のスタイルを持っています。T2 EVOでは、厚みのある音で、ボーカルや楽器の量感が自然でリアルに聞こえ、楽器の合理的な配置による音響効果が得られます。高域では、超高音までチューニングされており、人によってやや耳障りな感じが出るかもしれませんが、全体の音響効果には影響しません。
高域に敏感な人にはT2 PlusかT4をおすすめしています。
技術仕様
パッケージ
まとめ
TinHiFiのTankシリーズ最新のT2 EVOは、Tin自身の言うところに従うと、少し明るめのサウンドのようです。エントリークラスの優れたイヤホンとしてTinHiFi T2の名声は確かで、ビルドクオリティの点でも高く評価されてきました。
5000円付近で優れたエントリーモデルをお探しの場合は、検討してみるとよいと思います。
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