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元記事
1More E1026BT:解体新書
「解体新書」シリーズは独自の方法と詳細な製品分解分析に依拠した詳細な分解により、最新のオーディオエレクトロニクスを検証し、製品固有の構造を解説します。
そのユニークでスタイリッシュなデザインと優れたサウンドパフォーマンスにより、1MOREの人気は世界中で拡大しています。2019年、1MOREは新しい完全ワイヤレスのBluetoothイヤホンを発売し、ドイツの有名なIFデザイン賞を受賞しました。そう、1MORE・スタイリッシュ・ワイヤレスイヤホン「E1026BT」です。
1more E1026BT 技術仕様
環境ノイズキャンセリング搭載かつ高速充電対応
ブランド:1more | 重量:片耳あたり6.2g | Bluetoothバージョン:5.0 | ドライバー:ダイナミック型| デュアルマイク:○| ワイヤレス範囲:10m | AIアシスタント:○
イヤホンのバッテリー容量(片耳あたり):55mAh | バッテリー駆動時間(イヤホン単体):6.5時間| ケースバッテリー容量:410mAh |充電ケースバッテリー駆動時間:24時間| NFC:No| 急速充電:15分の充電で3時間の再生時間
環境ノイズキャンセル:アクティブ*1| 周波数応答範囲:20-20000Hz | 感度:100±5dB:インピーダンス:16Ω| 防水性能:なし
パッケージ
1Moreのロゴ同様、外箱も非常にシンプルです。1Moreイヤホンの伝統的なパッケージングスタイルを踏襲しています。しかし、IF賞のロゴは赤で印刷されており、左下隅で非常に目立っています。
箱の中には、イヤホン本体、充電ボックス、データケーブル、シリコン製イヤーチップ、説明書があります。
充電ケーブル端子はMicro-Bです。
イヤホンの充電ボックスは、1MOREのロゴがあしらわれた玉石のように見えます。
イヤホンの充電ボックスの底部にも1MOREのロゴがあります。
充電ボックスのボタンです。ボタンの上の小さな点はLEDインジケータです。
背面にはマイクロUSB充電ポートがあります。
イヤホンカバーにも1MOREのロゴがあしらわれています。
充電用の接点は2点になっています。
ChargerLAB POWER-Z KT001で充電電力をテストしました。
本体の解体
イヤホンの充電ボックスの中身を開けたところです。
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イヤホン充電時にしっかりと固定されるよう、小さな回路基板が背面にネジと磁石で取り付けられています。
物理スイッチ部分の拡大写真です。
イヤホンの充電接点として、両側に2つの突起状金具があります。
LEDインジケータ部分です。シリコンケースで覆われています。
マザーボード上に、ケーブルを使用してバッテリーが接続されています。
イヤホン充電ケース側になるマザーボードの背面には、バッテリーを固定するための両面接着剤が塗られています。
内蔵充電式リチウムイオン電池、モデル:682723、定格容量:410mAh 1.558Wh、メーカー:重慶市紫建電子有限公司。
バッテリーのラベル紙を剥がすと、VDL 682723と確認できます。
バッテリーの保護回路基板とNTC過電流保護装置です。
PL8M ICとスクリーン印刷されています。
SS809チップは、電力管理機能が統合されたADコンバータータイプのマイクロコントローラーユニット(MCU)です。
イヤホンはインイヤースタイルで設計されており、イヤホンチューブと背面カバーは斜めに造型され、イヤーフックが付いています。
各イヤホンの2つの充電接点があります。
イヤホンの背面にあるマイク用の穴です。内部にLEDステータスインジケーターが搭載されています。
イヤホンの側面にある物理ボタンです。 電源オン/オフ、ペアリングなどに使用します。
シリコンスリーブとイヤーチップを取り外してみると、チューニングホール(ベント穴)があります。
イヤホンチューブ内に金属製のストレーナーメッシュフィルターがあります。
イヤホンの側面にもチューニングホールがあります。
イヤホンの背面カバーの内側を見ますと、Bluetoothアンテナの印刷配置が左右で異なっているのがわかります。
それぞれのイヤホンは材質の点ではほとんどいっしょですが、レイアウトはわずかに異なります。
イヤホンカバー内部では、イヤホンの小さな充電パッドが接着剤で固定されており、ケーブルでメインボードに接続され、可動コイルドライバーを絶縁性の接着紙で閉じています。
ドライバーの周囲には衝撃吸収材があります。
メインボードとバッテリーはフレームで分離されています。
マザーボードとバッテリーのサイズを1人民元硬貨*2と比較します。
これはボタン型リチウム電池で、側面を絶縁紙で包み、電池に固定してマザーボードにはんだ付けされています。 バッテリーは重慶市紫建電子有限公司によって製造されています。
イヤホン内蔵バッテリーです。モデル名は「LIR ZJ1254C 18D」、55mAh。
マザーボードの前面です。マイクはBluetoothアンテナ接点の隣にあり、シリコンスリーブで保護されています。
マザーボードの反対側には、複数のチップと制御用のジョグボタンがあります。
Bluetoothアンテナ用の突起金具です。
ジョグボタンです。
シリコンスリーブを取り外すと、マイクの横にLEDライトがあります。
レーザー刻印でS2301 0870と印刷されたMEMSマイクです。
M1112B ICとスクリーン印刷されています。
7420B U32Mとシルクスクリーン印刷されたメモリーチップです。
Qualcomm QCC3020 Bluetoothオーディオチップです。Bluetooth 5.0に対応しており、120 MHz Qualcomm Kalimba DSPチップが組み込まれています。
今回の内容は以上になります。
「1More E1026BT:解体新書」まとめ
- 1MORRE E1026BTは、IF賞デザインを受賞し、精密に製造された、合理的なレイアウトを備えています。 サウンド性能は専門的にチューニングされています。
- aptXおよびAAC、Bluetooth 5.0、DSP環境ノイズキャンセルをサポートしたQualcomm QCC3020 Bluetoothオーディオチップを内蔵しているため、1MORE E1026BTは、優れた機能と優れたサウンドパフォーマンスを提供します。
- 元記事の公開日:2019/07/29
- 著者:Candice Song
1MORE E1026BT-I トゥルーワイヤレスイヤホン完全ワイヤレス (ブラック)
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