Cayinは、同ブランド初のUSBドングルDACを発表しました。ポータブルDAC/Amp「Cayin RU6」は、自社開発の24bitディスクリートR-2R抵抗ラダー回路を搭載し、384kHzまでのデコードが可能です。
ハードウェアのボリュームコントロールボタンは、洗練された抵抗ラダーボリューム回路でバックアップされており、ユーザーは簡単なメニュー設定により、オーバーサンプリングモードの適用/非適用を選択できます。
オーバーサンプリング適用モードは周波数特性を拡張し、ディテール再現度を高める可能性がありますが、同時にフィルターリンギングを発生させる僅かな弱点があります。逆にデジタルフィルターをバイパスするオーバーサンプリング非適用モードでは低位相歪み、低ジッターかつリンギングフリーで音楽ソースそのものの表現をより素直に再現できるため、生々しいサウンドを出力します。
RU6は、3.5mmと4.4mmバランスの2つのヘッドホン出力を備えています。出力インピーダンスはわずか0.5Ωで、32Ω時138mWの電力出力を約束する3.5mmシングルエンドソケットがあり、さらに、バランス接続に対応した4.4mm Pentaconnソケットは、32Ω時213mWの駆動電力と1Ωの出力インピーダンスのスペックを持っています。切り替え可能な2段階のゲイン設定を用いることで、ヘッドホン/イヤホンの快適なマッチングをサポートします。
価格と販売時期
Cayin RU6は¥32,890(税込)で12/8に発売される予定です。現在予約を受付を開始しています。
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