ドイツのオーディオの名門、SENNHEISERはオーディオ界隈では知らない人はいないだけでなく、一般の人にも広く知られるであろう世界で最も有名なオーディオブランドの一つです。
SENNHEISERは可聴域を超える広い周波数応答を誇り、最も微妙な音でも聴くことができるよう設計されたオープンバック(開放)型リファレンスヘッドホン「SENNHEISER HD 400 Pro」を発表しました。HD 400 Proは純粋なオーディオ体験を提供するように最適化して設計されており、音楽はソースから変更されずに耳元に配信されることが期待できます。
SENNHEISER HD 400 Proの特徴
- オープンバック・サーキュマルデザイン
- ニュートラルなサウンド再生
- 長時間のリスニングに適したパッド付きヘッドセット
- 6Hz~38kHzの周波数特性
SENNHEISER HD 400 Proの技術仕様
- タイプ:開放型
- インピーダンス:120Ω
- 周波数特性:6Hz~38kHz
- 共振周波数:なし
- 最大音圧レベル (SPL):110 dB at 1 kHz / 1 Vrms
- 全高調波歪み(THD):0.05%未満
音楽の細部を明らかにする
SENNHEISERによれば、HD 400 Proは音楽の「細部をすべて明らかにする」ように設計されています。このモデルは、オープンバックデザインを備えた同社初のプロ用スタジオリファレンスヘッドホンであり、オープンバックイヤーカップによって実現されるサウンドステージ、明瞭さ、オーディオ深度の向上の恩恵を受けています。
HD 400 Proは可聴域を超える周波数特性6Hz〜38kHzの性能を持ち、歪率(THD)もわずか0.05%(1kHz, 90dB SPL)でスタジオグレードのサウンドパフォーマンスを完全に満たすことができます。
モニタースピーカーを耳元で再現
SENNHEISERはHD 400 PROを設計する際に、スタジオのニーズに特別な注意を払いました。たとえば、このモデルは、オーディオプロデューサーがモニタースピーカーでコンテンツを聞くのと同じ方向感を再現するために、「わずかに角度を傾斜させて」埋め込まれた120Ωのトランスデューサーを備えています。
SENNHEISERによれば、これはモニタースピーカーの間のスイートスポットに座っている感覚を正確に再現していると述べています。トランスデューサー自体はポリマーブレンドで作られており、強力なマグネットで駆動することで、「完全にクリアで明確な低音」を実現しています。
快適な装着感
HD 400 Proのこだわりはサウンドだけにとどまりません。SENNHEISERはこの新しいヘッドホンが非常に快適であることをアピールしています。装着感の快適性は長時間のミキシングセッションを行う上で重要なことです。そのため、HD 400 Proはイヤーパッドにはソフトなベロア素材を使用し、イヤーカップは通気性に優れたオープンバックであるため、蒸れることがなく、汗がもたらすさまざまな悪影響を防ぐことができるとしています。
スタジオレベルを満たすスペックと付属品
HD 400 PROは、6〜38,000Hzの広大な周波数応答、0.05%未満の歪み、120Ωのインピーダンス、110dBの音圧感度および3.5mmオーディオジャックを備えています。SENNHEISERは、ヘッドホンにストレートケーブルとコイル状の取り外し可能なケーブルの両方を同梱し、プロのオーディオ機器で使用するための1/4インチ(6.3mm)オーディオジャックアダプターを備えています。
良好なコストパフォーマンス
こうした数々のスタジオ向け機能を盛り込んだにもかかわらず、SENNHEISERはHD 400PROをオーディオプロフェッショナルにとって合理的な予算範囲に収まるようにしました。
SENNHEISER HD 400 Proの価格は$249/£219で、$500クラスのSHURE SRH1540や$349のaudio-technica ATH-R70xなど、代表的な競合モデルを下回っています。
レビュー記事
価格と販売時期
SENNHEISER HD 400 Proは$249で海外発表され、一部では予約も開始されています。日本でも遠からず販売が開始されるでしょう。
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