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【ニュース】据え置き型ストリーミングDAC/AMP「Shanling EM5」登場

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Shanling EM5

Shanling EM5

 

Shanlingの新たな展望

 近年のオーディオ業界は、パーソナルオーディオ機器の分野にますます焦点が当てられ、製品群はポータブルD/Aコンバーター、ポータブルヘッドホンアンプ、ポータブルハイレゾオーディオプレーヤー、そして何と言ってもIEM/ヘッドホンへと主役がほぼ完全に移行しています。

 

 しかしShanlingは、この状況は2021年を境に一変すると想定しています。2021年を転機として、オーディオ業界は原点に戻り、ホームオーディオの分野に活路が開けるとShanlingは考えているようです。

 

Shanling EM5

 

それはShanling M30から始まった

 すでに数週間前、Shanlingは、高品質の家庭向けデスクトップ・ハイファイの分野に再参入することを示す、Shanling M30 Modular Desktop HiFi Streaming Playerを発表しました。

www.ear-phone-review.com

 

 現在、さらなる製品の発表が続いていますが、それらも同じアプローチ、つまり、いわゆるデスクトップ・オーディオ・システムとして想定されている製品で、Shanling EM5とShanling EA5が明らかにされています。

 

据え置き型ストリーミングDAC/AMP「Shanling EM5」

 ShanlingはEM5で業界標準のUPnPに基づく音楽ストリーミングに焦点を当てています。Shanling EM5 Streaming DAC/AMPは、DLNA認定のストリーミングクライアントとして設計されています。さらに、Apple AirPlayにも対応しており、幅広いストリーミングサービスにアクセスできます。

 

Shanling EM5

Shanling EM5

 

 スマートフォンやタブレットに搭載された適切なアプリで操作することができます。また、EM5の上部には、タッチパネル式のディスプレイが用意されており、すべての機能をデバイス上で快適に操作することができます。

 

 Shanling EM5 Streaming DAC/AMPにはBluetoothが搭載されており、ネットワークインフラを使用することなく、モバイル機器をソースとして直接接続することができます。

 

Shanling EM5

 

デスクトップオーディオチェーンの基幹に

 Shanling EM5 Streaming DAC/AMPは、主にヘッドホンでの使用を想定して設計されており、様々な機種のヘッドホンに対応できるよう、柔軟な接続オプションを幅広く用意しています。

 

 最も一般的なアンバランスヘッドホン用のオプションに加えて、XLRと4.4mmジャックの形でバランス接続のオプションも用意されています。

 

 このソリューションは、その名が示すように、プリアンプだけでなく、汎用性の高いD/Aコンバーターとしても機能することを目的としているため、パワーアンプやアクティブスピーカーシステムの柔軟なインターフェースとしても利用できます。

 

Shanling EM5

Shanling EM5

 

Shanling EM5の仕様

Shanling EM5

 

  • システムクローズドカスタマイズされたAndroid、内蔵のストリーミングアプリ付き
  • ディスプレイタッチ式4.7インチHD
  • パワーサプライアナログ部とデジタル部の電源を分離
  • アナログ部ローノイズ・トロイダル・トランス
  • デジタル部スイッチング電源

 

アナログ回路
  • AKM AK4493 DAC
  • ローパスフィルター*としてOPA2211
  • ヘッドホン出力にTPA6120A2を2基搭載
  • プリアンプ出力用に2X Muse8920
  • 第3世代FPGA
  • CPAFフィルター技術
  • KDS 水晶振動子
  • パナソニック製タンタルコンデンサ

 

  • ヘッドホン出力:6.35mmシングルエンド、4.4mmおよび4ピンXLRバランス
  • プリアンプ出力RCA & XLR出力
  • デジタル入力USB、同軸、光、LAN、外部ドライバーUSBスロット
  • デジタル出力同軸&光

 

出力パワー
  • シングルエンド 6.35mm - 540mW @ 32Ohm
  • バランス - 1620mW @ 32Ohm

 

ワイヤレス接続
  • Wifi 2.4 & 5G
  • DLNAおよびAIrplayをサポート
  • 双方向のBluetooth 4.2、LDACに対応

 

オーディオ対応
  • PCM 32bit/384kHz
  • DSD256ネイティブ、DSD512ソフトウェア
  • 8x MQA

※一部の媒体では印刷ミスにより、EM5の一部のユニットの図にはOPA1612が表示されています。実際に使用されている部品はOPA2211です

  • サイズ:238*188*55mm

 

まとめ

 Shanling EM5はMicroSDによるミュージックストレージ機能やDLNA対応のコンテンツサーバーとしても利用可能で、Bluetooth、AirPlayなどに対応しており、Androidベースのホームオーディオの基幹システムとして機能するように設計されているようです。Shanlingはシステムソフトウェアの技術力もデジタルオーディオプレーヤーの開発で十分に培っており、この手の製品の中では期待できるモデルのように思われます。

 詳細はこちらから確認できます。

 

Shanling EM5

Shanling EM5

SHANLING EM5 DAC Desktop Streaming Digital Music Player Headphone Amplifier

 

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