Tripowinから比較的低価格でありながら高品質なビルドを実現している開放型ヘッドホン「Tripowin H1」がリリースされます。
Tripowin H1の特徴
- 3層ポリマー振動板の50mmダイナミックドライバー
- 優れたオープンバック・デザイン
- バランスのとれた自然なサウンド
Tripowin H1の技術仕様
- ドライバー:50mmダイナミックドライバー、3層ポリマー振動板
- 音圧レベル:105dB
- 周波数応答範囲:5Hz~24kHz
- インピーダンス:32Ω
カスタムカーボンドライバー
Tripowin H1は、カスタム3層カーボンポリマー振動板を使用した50mmダイナミックドライバーを採用しています。従来の単層の振動板とは異なり、独自のH1振動板は各層に統合されたカーボンネットワークで構成されており、メンブレンを強化し、表面張力を高めることで、よりタイトで反応性の高いドライバーパフォーマンスを実現しています。剛性の高い振動板に合わせた強力な磁気設計により、このドライバーは、周波数スペクトル全体にわたって豊かで明瞭なフルサウンドを生み出し、高忠実度の解像度を見事に達成しています。
オープンバック・デザイン
オープンバック(開放型)イヤーカップは、何十年も前からヘッドホンの優れたデザインとして評価されてきました。クローズドバック(密閉型)のヘッドホンと比較して、オープンバックはカップとドライバーの間に空気の流れを作り、リアルなサウンドステージとイメージング能力を実現します。
オープンバックヘッドホンは、よりリアルなサウンドを実現するだけでなく、低音と高音に大きな広がりを持たせることで、知覚されるオーディオの鮮明度を向上させます。H1に搭載されている独自のカスタムドライバーとこのオープンバックカップを組み合わせることで、H1はサラウンドサウンドの高品位スピーカーシステムに匹敵するリスニング体験を提供します。
ターゲット・チューニング
最もバランスのとれた自然なサウンドを実現するために、Tripowinは世界で最も有名で高価なヘッドホンの測定値を調査し、その背後にあるサウンドシグネチャを評価しました。このデータといくつかのターゲット・チューニング・カーブを組み合わせることで、H1は録音されたままの音を反映した素晴らしいスタジオ・チューニングを実現しました。
まとめ
Tripowin H1はデザインが非常に綺麗で頑丈なビルドに見えます。また開放型らしい広大なサウンドステージを活かすために、Tripowinが研究を重ねていることが窺えます。わりと期待できそうなヘッドホンですね。
価格は日本のamazonで¥21,480(税込)、海外のLinsoulでは$189です。
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