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【ワイヤレスイヤホン X-LIVE B220 レビュー】なめらかで豊かな音楽。息遣いも丁寧に聞かせながら量感も感じさせる。低域寄りだが、中高域にも余念がない

X-LIVE B220

X-LIVE B220 スポーツ ワイヤレス イヤホン 防水 防汗 防滴 仕様Bluetoothヘッドホン ブラック

 

おすすめ度*1

X-LIVE B220

ASIN

B01FZ340KM

 大きめのイヤーピースが装着感よく、耳にしっかり差し込まれるワイヤレスイヤホン。遮音性はそこそこ高め。音漏れは少し目立つ。

 aptXには対応しないが、通信遅延はほぼない。途絶もなく、通信的には安定しており、動画鑑賞も問題ない印象。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル。細身の平形ケーブルにタッチノイズはそれほど目立たない。

X-LIVE B220X-LIVE B220

 

【2】音質

 音質的にはなめらかさもあり、量感と密度のある音。低域寄りではあるが、高域も低域に押されず、伸びやかさと鮮やかさがある。とくに伸びと抜けはなかなかきれいで、刺さらず素直に空間に溶け込む。張り出しもそこそこあり、頭を中心に音楽に包まれる感覚を味わえる。

 

[高音]:なめらかさとのびやかさのある音。抜けもよく、息音やサ行に刺さりは感じられない(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:鮮やかさと密度のある音で、ギターのつま弾き音も精彩があり、きらびやかさがある。ピアノも少し軽めだが色彩感があり、単調な鳴り方でなく、ポロンといううねりの感じられる音。

[低音]:厚みのあるかなりブーミーな音。量感もあり、若干支配的(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:ボーカルと左右の張り出しがよく、奥行きはそこそこで頭の周りに密度のある空間を作る(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラム優位だが、粒感もあり疾走感もよく出る印象。弾ける感じは弱いものの、粘りのある音でタンタンとしっかりたたき込む音が力強く出る(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:密度と温度感がほどよくあり、のびやかさとなめらかさに優れる。高域でも気持ちよく突き抜けるので、サビでの高みを感じやすく、明るめ。

 

【3】官能性

 大塚利恵「夏気球 弾き語りVer.」はつま弾くギターの音がきれいに出る。ボーカルの優しい色合い、そののびやかで元気な明るい色彩と息遣いをかすかに感じる甘味のようなもの、それが素直に感じられるのはよい。全体的に暖色的で甘い味付けだが、情感に満ちていて素敵だ。

 やなぎなぎ「ビードロ模様」は温もりの感じられるボーカルにやや強めで存在感のある低域が熱量を加えて全体的にあたたかい。さらに緻密なキーボード音の色彩感もなかなかきれいに出ていて、色合いは豊か。

 多田葵「灼け落ちない翼」もボーカルの息遣いが感じられる。ややかすれたところはあるが、温度感は失われず、のびやかさもしっかりしている。ストリングスはのびやかかつ情感もあり、豊かな空間を演出する。

 こだまさおり「未完成ストライド」も弾けるようなドラムに導かれてボーカルが走り出す先に、楽器が緻密さを保ちながら気持ちよくついていく。力強さと息遣いの繊細さがほどよく感じられ、自然な感じで生々しさのあるボーカルは生命的で元気。全体として密度がある。

 

【4】総評

 密度のある音楽体験はこの価格帯ではレベルが高い。ボーカルは刺さらず、その力強くほどよい繊細さのある表現を大音量でも低音量でも気持ちよく楽しめる。aptXには対応しないが、通信性能は安定しており、音質的なムラも少ないのでほとんど欠点には鳴っていない。この価格帯では文句なくおすすめできる製品の一つ。

X-LIVE B220

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。