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【ワイヤレスイヤホン OneOdio Y37 レビュー】音質は充実した低域に精彩があり、音場も広くなかなか良好。ただしaptX対応を謳っているが、実際は対応していない

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おすすめ度*1

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ASIN

B06XXBZ2D5

 ガンメタリックの色合い、やや寸胴で弾丸のようなハウジングがカッコイイ。装着感は軽く、イヤーウィングの当たりも自然なので、耳にしっかり収まる。遮音性はそこそこ。音漏れはやや目立つ。

 aptX対応を謳っているが、aptXには対応しない。対応した複数機器で試したので間違いない。テストした範囲では遅延はなく、音飛びもなかったので通信安定性は安定しており、動画鑑賞にも使用できるだろう。

(※記事掲載後メーカーから連絡があり、この次のロットからaptXに対応する予定という。音質的には素養を感じるので、aptX対応すれば鬼に金棒だろう。 2017/5/24追記)

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、携行ポーチ、説明書。ケーブルには若干のタッチノイズ有り。

 

【2】音質

 音質的にはドンシャリ。残念ながらaptXには対応しないが、それでも音質的には全体的にかなりクリアで低域に厚みがあり、音場もかなり広く感じられる。サ行が刺さりやすい、キラキラしすぎるなどの臭みがほとんどなく、味付け的にはかなり万人向け。高域はややボソボソ乾いた感じがあり、ボーカルの声質もやや単調に思えるが、ほどほどの突き抜け感やのびやかさは感じられる。

 

[高音]:高域にはほどほどの突き抜け感があり、高さはかなりしっかり(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域は抜けが良く、すっきりとしていて爽快な味わい。
[低音]:低域は厚みと深みが感じられ、熱量もある。ドラムはバツンバツンといった感じで爆発力と熱量がある。振動はヴォーンといった重たさがある。100hz以降の減衰は素直。(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:左右が張り出し、高域はそこそこの高さがある。三角形(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)
[パーカッション・リズム]:メリハリがあり、ハイハットも左右によく聞こえるので、疾走感はうまく出る(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)
[ボーカル傾向]:ボーカルはなめらかさもあり、ほどよい突き抜け感もある。息遣いなどはそれほど鮮明でなく、やや肉厚で単調なところもあるがのびやか。


【3】官能性

 ClariS「Time」はメリハリが利いており、中毒性がかなりしっかり出ている。左右の音が耳を心地よく刺激し、ボーカルはのびやかさと突き抜け感もほどよくある。音場も広く感じられるので圧迫感が全くない。

 戸松遥「ユメセカイ」はボーカルがややボソッとしてしまうが、それでも中域では充実したのびやかさと潤いがある。弦楽などの情感はやや奥まって潰れてしまっているようにも思うが、全体的にはクリアな印象で、音場も広めで味わいがある。

 さユり「アノニマス」は左右に張り出す音がかなり多彩に耳をくすぐってきて面白い。奥行き感もある空間の中でやや前屈みに聞こえてくるボーカルはのびやかで一貫性がある。楽器とボーカルにほどよい距離感があって、即かず離れず。ガチャガチャしない程度に分離されているが、スカスカするほど離れてはいない。

 中島愛「蒼のエーテル」はのびやかでみずみずしいボーカルと広い空間が感じられる。中盤以降に楽器が加わってくるあたりは空間の色づきが増していく模様が中毒的なほど鮮明で、このイヤホンの魅力を味わえる。

 

【4】総評

  しっかりした低域とメリハリのあるサウンド、情感のある弦楽、ほどよく透明でのびやかなボーカル、広い音場と全体的にうまくまとまっている印象。ロックミュージックからクラブサウンド、バラードまで比較的万能に味わえる印象だ。通信性能も安定しており、音飛びや遅延もなく、使い勝手は良い。音は若干漏れが目立つので、通勤用などに使うには注意が必要かも知れないが、装着感も良く、日常使用にも魅力的な製品。aptXには対応していないが、高い通信安定性と音質の良さを考えると、それはあまり欠点ではないだろう。aptX対応機種の中には、aptX以外で接続すると音質が極端に悪化するという機種も稀にあり、むしろ非対応でここまでレベルが高いのは汎用性において優れていることを評価すべきとも思う。個人的にはかなりおすすめだ。

 

【5】このイヤホン向きの曲

 しっかりした密度感のある低域と広い音場表現がこの曲の緻密な空間表現を丁寧に表現する。パーカッションをはじめ音にメリハリがあるので疾走感もうまく出ている。

 

 左右に張り出してくる音が楽しげに耳をくすぐる。ボーカルは清涼感もあり、のびやかでもある。情報量がちょうどよいのか、非常に相性が良く思う。

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。