おすすめ度*1 |
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ASIN |
イヤーフック式で、やや硬い装着感。密閉性はそこそこ。aptXには対応しない。遅延・途絶は見られなかった。
【1】外観・インターフェース・付属品
付属品は充電用ケーブル、日本語説明書。インターフェースのほとんどがイヤーフックの広い範囲にあるので、操作性は上々。
【2】音質
音質的にはごくごく標準的なワイヤレス片耳イヤホンという感じ。低域はほとんど存在感がなく、立体感も出づらいのは片耳タイプ共通。この機種の美点としてあげられるのは、2000円を切る価格設定ながら比較的クリーンに聞き取りやすい音質で、通話には使いやすそうというところだろう。
[高音]:少しキンキンする(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)
[中音]:高低感はそれなりに感じる。
[低音]:低域は軽い(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)
[解像度・立体感]:音は近め。奥行き感はあまりない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)
[パーカッション・リズム]:全体的に軽い(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)
[ボーカル傾向]:比較的息遣いも鮮明に聞こえる。シャリ感は少しある。
【3】マイク
音は比較的クリーン。篭もった感じはしない。
【4】総評
品質的には価格帯標準クラスといったところ。2000円を切る価格設定なので、コスパ的には悪くないが、類似商品はたくさんある。比較的使い勝手はよいことは確かだが、目に見えて群を抜いているわけではない。迷ったらこれを選んでおけば無難であるといったところ。
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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。