完全ワイヤレス:100%ケーブルレスの時代がやってきた!
いまや世界中いたる所でイヤホンを付けている人を見ることが出来ます。彼らは音楽を楽しむだけでなく、イヤホンで通話もしています。頻繁にイヤホンを使うようになった人々は、しばらく前からイヤホンのケーブルから解放されたいと願ってきました。そしてBluetoothで通信するワイヤレスイヤホンが登場しました。しかしそうしたワイヤレスイヤホンもケーブルレスを実現することは出来ませんでした。それで完全にワイヤレスと言えるでしょうか?
完全ワイヤレスの製品は違います!Apple、SONY、モトローラ、Samsungといった錚々たるメーカーが自社で開発した完全ワイヤレスモデルを販売し始めました。これからは100%ケーブルレスで音楽を聴いたり、電話を掛けたりすることができ、接続エラーや断線、ケーブルの絡まりなどから自由になることが出来るのです。
私たちは実機テストとカタログスペックを比較し、厳正なる審査の結果、おすすめできるTOP10の完全ワイヤレスモデルを提示します。
1. SAVFY Mini Bluetooth Kopfhörer
口紅程度の大きさの専用バッテリーケースは非常にコンパクトです!しかも販売価格は70EURと信じられないコスパです。Bruetooth4.1規格でスマホやタブレットと安定した接続を保証します。連続再生時間は2.5時間。小さく愛らしいデザインです。 |
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この機種のポイント
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2. Sony WF-1000X True Wireless
XS/S/M/Lのシリコンイヤーピースが付属しています。耳のフィット感に応じて選ぶことが出来ます。これは快適な装着感とサウンド体験には不可欠です。ノイズキャンセリング機能と6mmのドライバーはよく連携して素敵なサウンドを奏でてくれます。充電ケースバッテリーを含めれば9時間も音楽を聴き続けることができます。 |
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この機種のポイント
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3. Apple AirPods
アメリカのメーカーAppleは高付加価値の製品を提供したいという気持ちに溢れています。バッテリー消費を管理するW1チップのおかげで約5時間の連続再生時間を実現しています。イヤホンの電池が切れても、バッテリーケースに収めて15分待てば、さらに3時間音楽を再生出来るようになります。最終的にはケースとイヤホンのバッテリーで合計24時間もの間音楽を楽しめるのです。またAppleのボーカルマイクは背景雑音を除去し、あなたの通話音声を綺麗にピックアップしてくれます。耳に付けるだけで音楽が再生され、外すと音楽が止まります。Siriとの連携にも優れています。 もちろんAppleユーザーでなくても、Bluetooth接続をしてこのイヤホンを楽しむことは出来ます。 |
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この機種のポイント
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4. Motorola Stream Sport: IP54 True Wireless Headset
※日本では入手困難 80EURという低価格ながら高品質のスポーツ向け完全ワイヤレスイヤホンです。クリップオンマウント式で装着性が高く、耳にしっかり固定されます。防滴性能も十分で汗ばむスポーツの場面でも問題なく使えます。アクティブオーディオ機能とノイズリダクションを備え、音質面でも不満はありません。また2台のBluetooth機器と同時接続できるのは便利です。ポータブルプレーヤーの曲を楽しみながら、スマホの着信に素早く応答でき、ビジネスチャンスを逃すことがありません。Alexa、Siriに加え、Google Nowとも互換性があります。 |
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この機種のポイント
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5. Samsung SM-R140 Gear IconX
Samsung Gear IconXはお世辞にも安いとは言えませんが、機能は満載です。このイヤホンはスポーツ愛好家に最高のフィットネストラッカーを提供します。この機能によって移動距離、時間、およその消費カロリーが自動的に記録されます。Samsung Healthアプリなしにはこのイヤホンの価値は半分もありません。 またこの機種には3.4Gバイトの内蔵メモリがあります。USBケーブルを利用して約1000曲の楽曲をイヤホンに直接取り込むことが出来ます。バッテリーの稼働時間は約7時間です。 |
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この機種のポイント
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6. LEZII True Wireless Sport Ohrhörer
※日本では入手困難 非常に廉価な36EURの完全ワイヤレスイヤホンです。Bluetooth 4.2に対応したほぼ完璧なiPhoneとSamsung向けの完全ワイヤレス環境が、この非常にリーズナブルな価格で構築できます。しかもスタンバイ状態で150時間、音楽の連続再生時間も2.5時間あります。 人間工学に基づいたフィット感も秀逸で、とても低価格機種とは思えません。しかもパッケージにはさらに予備のイヤホンが1対2個付属しています。 |
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この機種のポイント
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7. Doppler Labs Here One Wireless In Ear Kopfhörer
約69EURで手に入る完全ワイヤレスイヤホンです。バッテリーの稼働時間は2時間、ポータブルケースを含めれば8時間連続再生可能です。メーカーのソフトウェアアップデートにより充電時間は大幅に短縮され、わずか15分で50%の充電が可能です。Doppler Labsでは完全ワイヤレスイヤホンを3-in-1と呼称しています。その意味は素晴らしいサウンドと選択的ノイズキャンセリング機能、そして音声増幅機能が搭載されているからです。周辺音低減機能の効果により電話の通話品質を高めてくれます。 |
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この機種のポイント
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8. auvisio True Wireless Bluetooth Kopfhörer
※日本では入手困難 約40EURの非常に安い完全ワイヤレスイヤホンです。バッテリーの稼働時間は2.5時間、ほかの完全ワイヤレスモデルと同じようにポータブルケースを通じて充電します。各イヤホンの重さは約6g、充電ケースは約30gと軽量です。イヤーピースは3種類用意されており、完全なフィット感を実現可能です。SiriあるいはGoogle Assistantとの連携はインターフェースをダブルクリックすることで可能です。 |
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この機種のポイント
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9. Beoplay E8 True Wireless Kopfhörer von Bang & Olufsen
Beoplay E8は完全ワイヤレスイヤホンの中でも特に高価な機種です。しかしデザインもそれにふさわしく、本物の革製ローディングケースは高品質なハンドメイド製品です。4つのサイズのイヤーピースも含まれていて、最高のフィット感を得ることが出来るでしょう。強力なノイズキャンセリングで周辺音を遮断することも、逆に意図的に周辺音を取り込むことも可能です。バッテリーは約4時間持続します。充電ケースに収納すればさらに4時間音楽を楽しめます。再生1時間あたりの充電時間は約20分です。 |
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この機種のポイント
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10. The Dash Pro True Wireless Kopfhörer von Bragi
Bragiは最も早くから完全ワイヤレスイヤホンをリリースしてきたメーカーの1つです。この機種はその最初の製品であるDashの後継モデルで、約350EURのハイエンド製品です。Bluetoothイヤホンと付属のケースのデザインはシンプルかつエレガントで、デザイン賞を受賞しています。水深1mまで対応する防水性能は水泳やサイクリング、ランニングに最適です。この機種にユニークというわけではありませんが、強力なセールスポイントは4GBの容量を持つ内蔵されたメディアプレーヤーです。さらにAmazon musicのストリーミング再生機能も付いているため、もはやこの機種はプレーヤーやスマホを必要としません。SiriやGoogle Nowとも連携します。Dash Proにはアクティビティトラッキングも搭載されています。これにより心拍数、活動時間、歩数、距離、スピードなどが記録されます。 イヤホンは1回の充電当たり5時間稼働し、充電ケースを含めれば最大30時間にもなります。 |
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この機種のポイント
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結論:完全ワイヤレスイヤホンはまさに未来のインイヤーイヤホンです
普通のイヤホンに対する完全ワイヤレスイヤホンの優位は明らかです。かつてケーブルの絡まりをほどきながらイヤホンを使っていた人々は、いまは完全ワイヤレスイヤホンによって、ケーブルに煩わされないという贅沢な開放感を失うことはありません。
オーディオ製品にとってはいつものことですが、最も高価な物が常に最高であるわけではありません。完全ワイヤレスにいつも300EURを払う必要はありません。そうはいっても、私たちのテストで明らかになったのは、特定のモデルがより多くの利点を持つことは確かだということです。生活スタイルやスポーツに合わせて、ハイエンドの完全ワイヤレスモデルが活躍する場面もあります。
完全ワイヤレスモデルを選ぶときは、なるべく多くのイヤーピースが付属している物を選ぶのが無難です。これは完全ワイヤレスモデルの比較において、最も重要なポイントがクリーンなサウンド体験であり、それにはイヤーピースの完全なフィッティングが不可欠だからです。装着感に関して知りたければ、専門家によるレビュー記事やamazonのカスタマーレビューを読むのが最善です。
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