【1】外観・通信品質
おすすめ度*1 |
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ASIN |
電源プラグ給電式、ワイヤレス入力に対応したサウンドバーです。
対応コーデックはSBCのみです。家庭内ではわりと安定して接続していて、Bluetooth送信側を5m程度離してもシームレスです。遮蔽物があると一瞬乱れますが、それでも接続は持続するようなので、わりと接続安定性は高い印象を受けます。
【2】インターフェース・付属品
付属品はAUXケーブル、マニュアルです。
操作インターフェースはシンプルで電源プラグを入れて、電源ボタンを押してBluetooth接続すればよいだけです。AUXケーブルから入力したい場合は、電源ボタンの上にあるモード切り替えボタンを押して、AUXモードにし、ケーブルを繋ぎます。
【3】音質
下位機種に当たるTT-SK018は音圧感に物足りなさがあって、わりとPC用としても苦しい感じがあり、個人的な印象としてはこれならCreative Pebbleあたりを買った方が良いんじゃないかと思うくらいだったんですが、このTT-SK025はPC用と考えれば音圧感はわりとしっかりしています。
TT-SK018に比べるとスピーカー出力にだいぶ余裕がある感じがあり、少なくともTT-SK018よりは音量を結構上げても音が混濁する感じはあまり出ません。解像度は価格なりくらいでややガシャガシャしますが、ボーカルに埋没感はなく、フラットです。重低音はあまり出ていないようで、低域に深みや重みはそれほどありません。それでも価格を考えるとそれなりの迫力があります。
PC用としてデスク上の距離感であれば、それなりに充分な音と感じるでしょうが、テレビ用としてはかなり厳しいです。
【4】総評
TT-SK018はデスク上に置くにしても出力が足りない印象でしたが、このTT-SK025はデスク上なら及第点以上くらいはありそうです。解像度は価格なりですが、スマホやタブレット、PCにつないで使うデスク上のサウンドバーとしてはわりとアリなんじゃないでしょうか。中域はわりときれいに聞こえます。重低音が出るタイプではないので、ゲームや動画鑑賞にシアター鑑賞しているときのような没入感の高い低域を求める人には向きません。
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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。