Open Audioは非常に優れた製品で急速に知名度を上げている中華イヤホンブランドです。
処女作のWitchこそ振るわなかったものの、二作目のMercuryはその美しいサウンドデザインが大好評で爆発的な人気を博し、三作目のAlkaidでは一流メーカーに比肩あるいは凌駕する、上質で高解像の本格サウンドを実現しています。
現在進行形で急成長している大注目メーカーです。
OpenAudio Mercuryがさらに進化!
Open Audioの中では比較的手に入れやすい値段で大ヒット作となっているのがMercuryですが、OpenAudioは今回、このMercuryにマイナーアップデートを施し、音質面でさらなる向上を図りました。Open Audio Mercury 2.0です。
この2.0は現在ブラッシュアップ中で、今回の評価機は最終版とは異なる仕様になる可能性があるようです。
そのため、今回は評価機に基づいて簡潔に2.0の進化点を紹介します。
OpenAudio Mercury 2.0の特徴
- 外観はそのまま
- 高域特性の改善
- 全体的なサウンドバランスの向上
- 解像度の向上
OpenAudio Mercury 2.0はとくに女声ボーカルが美しく聞けると好評を博したMercuryの素晴らしい中域の雰囲気はそのままに、高域の存在感を向上させ、繊細さときらびやかさを加える改良が加えられています。
これにより、ボーカルの子音がよりはっきりと聞き取れ、息遣いもより詳細に捉えられるようになり、ボーカルがさらに生き生きとして聞こえるようになりました。
またこれに伴って全体の原音忠実度も向上し、サウンドバランスが改善されています。
全体の解像度も私の測定評価で8%ほど改善し、とくに中域でより透明感のある音を実現していることを確認しました。
外観に変更なし
外観デザインは評価機の段階では旧モデルから変更されていません。
Mercuryは個体製造番号がついているので、新旧モデルの違いは製造番号で判断することになるかもしれません。
以下は旧モデルとの比較写真です。製造番号50553が2.0です。
レビュー記事
まとめ
OpenAudio Mercury 2.0はただでさえ高い評価を受けているMercuryをさらに進化させた魅力的な選択肢になりそうです。
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