Audiosenseは一般に広く知られているブランドではありませんが、中華イヤホンファンの間では熱狂的な人気を誇っているブランドの一つです。2021年はAudiosenseがDT600やDT300で話題を集めた年でしたが、2022年もその話題に事欠くことはないかもしれません。
Audiosenseは年初の挨拶を新しい製品でオーディオファンにお届けします。ハイブリッドIEMの新作「Audiosense AQ4」の登場です。
Audiosense AQ4の特徴
- Knowles製バランスド・アーマチュアドライバー3基
- 10mm大口径ダイナミックドライバー
- ピュアサウンドを実現する独立した3分割音導管構成
- プロフェッショナル3D造型のレジンイヤーシェル
- 快適な装着感を実現する人間工学的デザイン
- 高音質を約束する8ストランドOFCケーブル
Audiosense AQ4の技術仕様
- ドライバー構成:1DD+3BA
- インピーダンス:10Ω
- 感度:101dB
- 周波数帯域:20Hz-22kHz
- ケーブルアダプタ:mmcx
- ケーブル長:約1.25m(リケーブル対応)
AQ3のアップデート
Audiosense AQ4は人気の高いAQ3のアップグレードモデルです。AQ3はDT200とともにAudiosenseのミドルレンジの人気モデルで、ブランドの中でも高い評価を得ている機種の一つです。
AudiosenseはAQ3で好評を博したデザインと音質、そして深みのある低域を新たな構成で甦らせます。
驚異の低音
Audiosenseがなぜ一部のオーディオマニアに高く評価されているかというと、低域のチューニングで非常に卓越しているからです。Audiosenseはバランスド・アーマチュアドライバーの構成で信じられないくらい深みのある低域を生み出すことに成功し、多くのオーディオマニアから称賛されました。その低域チューニング技術はダイナミックドライバーでも遺憾なく発揮されます。
Audiosenseによれば、AQ4に搭載された10mmダイナミックドライバーとKnowles製バランス アーマチュアの構成は、高解像度でクリアな歌声を実現する最高の組み合わせです。ブームに満ちた低音から突き抜けるような音程を持つ高域まで、最も自然できめ細かな音声を全音域にわたって提供します。
厳選された構成:3BA+1DD
一般に口径が大きいドライバーほど歪が少なく、パワフルな低域を実現できます。Audiosenseは驚異的なパフォーマンスで臨場感にあふれる低域を実現するため、10mmの大口径ドライバーを選択しました。
さらに中域と高域はきめ細やかなサウンドを実現できる高品質なKnowles製のバランスド・アーマチュアドライバーを搭載し、専門エンジニアの調整によって自然な音色を実現しています。
Audiosenseの熟練したエンジニアは3つの音域が相互に干渉しないよう独立した3つの音導管で分割し、耳元までピュアで自然なサウンドを届けるよう設計しました。
高精度な3Dレジンシェル
AQ4のイヤーシェルには3Dプリントの最先端技術が結集されています。最新技術とAudiosenseの定評あるデザインの伝統の融合により、優れた遮音性と快適な装着感が実現されています。
忠実度の高いチューニング
Audiosenseのサウンドデザインは臨場感あふれる深みのある低域と豊かで解像感の高い中域、きめ細やかでのびやかな高域を組み合わせ、自然な配合と質感で聞こえる絶妙なチューニングを施してきました。AQ4でもAudiosenseはそのサウンドフィロソフィーに基づいて最適なサウンドバランスを追求しています。
レビュー記事
価格と販売時期
Audiosense AQ4はAliexpressやAmazonのAudiosense公式ストアなどで19,999円($179)で販売開始されています。
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