SENNHEISERのファンはこれまで、その美しいサウンドを楽しむ静寂空間を得るために3万円以上するMomentum True Wireless 2を購入する必要がありました。しかし、これからは違います。
SENNHEISERは新しい完全ワイヤレスイヤホン「SENNHEISER CX Plus TWS」を本日9/14から予約受付します。
最も優れたSENNHEISERエントリーモデルとなりうる
CX PlusはSENNHEISERの人気エントリーモデルである「CX TWS」の良さをそのままに、アクティブノイズキャンセリングとより長時間のバッテリー駆動時間(イヤホン単体で最大8時間、充電ケース併用で最大24時間)を提供します。
CXは低域重視のゆったりしたサウンドを持っており、SENNHEISERらしい豊かな包まれ感を実現しています。PCMagはCXを優れたオーディオファン向きのエントリーモデルとして推奨しました。SoundGuysがCXのバッテリー性能の低さとANCがないことにがっかりしていたレビューを読んだ人もいるでしょう。
CX PlusはCXの課題点をわずかな追加料金で解消します。音質はCXを引き継いでいるようなので、多くのレビュアーがApple製品より優れていると評したSENNHEISERサウンドに、これまでどおりアクセスできるようになります。ただし、それは多くのレビュアーが価格帯最高クラスと絶賛しているCX400 BTとほぼ同価格です(レビュアーの多くはCXをCX400の劣化版とみなしていました )。
ハイエンド完全ワイヤレスイヤホンの機能を手頃な価格で
SENNHEISER CX Plusは定評あるSENNHEISERのアプリに接続することができ、優れたEQにアクセスできます。高級機種には当たり前となったアクティブノイズキャンセリングやヒアスルーといった機能もより低価格で提供され、機能面ではフラッグシップであるMomentum True Wireless 2(MTW2)と実質的に同等になります。
音質面ではMTW2を超える可能性も
SENNHEISER CX Plusは新たにaptX Adaptiveに対応したことで、対応機器を揃えれば、24bit品質の高音質なワイヤレスオーディオ環境を構築できるようになりました。接続安定性が改善されているだけでなく、場合によってMTW2よりも音質優位性があるとSENNHEISERは考えているようです。
デザインはCXを受け継ぎつつ、細かにブラッシュアップ
こちらの記事によると、SENNHEISERはCX PlusでCX400やCXのデザインを受け継ぎつつ、より人間工学的に洗練したデザインを採用し、さらに装着感を高めたようです。
まとめ
SENNHEISER CX Plus TWSは得られる情報から判断すれば、あらゆる点でCXより進化しています。わずかな追加料金で評価の高いSENNHEISERサウンドと最高レベルの機能性が手に入るというのはファンにとってうれしいことです。
CX Plusという最新環境に近い優れたエントリーモデルをリーズナブルな価格で投入してきたことは、SENNHEISERが完全ワイヤレスイヤホン市場において、これからも継続的な関与をし、プレゼンスを維持・拡大していくという意思表示の現れかもしれません。
SENNHEISER CX Plus TWSは本日9/14から予約開始され、発売日は9/28になります。価格はamazonで税込み実売20000円程度になっています。
【関連記事】