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【ゲーミングヘッドセット Sharkoon B1 レビュー】重厚な低域、ほどよくクリアな中高域。装着感も悪くなく、使い勝手の良いゲーミングヘッドセット

Sharkoon B1

Sharkoon ステレオゲーミングヘッドセット 40mmドライバ採用 モジュール式ケーブル SHA-DS-B1 日本正規代理店品

 

おすすめ度*1

Sharkoon B1

ASIN

B06ZZNC7N2

 ぱっと見ゲーミングモデルには見えない落ち着いたデザインの有線式ゲーミングヘッドセット。ヘッドバンドのクッションもイヤーマフもフェイクレザーでふかふかと厚みがあり、装着感は上々だが、蒸れやすいところはある。プラスチック製で軽いのも快適性に寄与している。

 遮音性はなかなかに高い。音漏れもほとんど目立たない。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はマイク入力とステレオ出力を分けるY字延長ケーブル、携行用ハードケース、説明書。ケーブルはファイバー編み込みコーティングされており、タッチノイズなどはない。

 

Sharkoon B1Sharkoon B1

 

【2】音質

 ゲーミングモデルにしては若干低域がおとなしめ。中高域はそれなりにクリアできれいに出ているので、印象としては低域寄りながらフラットに近く感じる。低域の弱さはどうしても空気感や臨場感に影響するところがあり、少しさっぱりした感じになる。音楽向きで考えれば、低域が中高域にかぶさってこず、臭みをあまり感じずに音楽を聴けるのはよい。ただ低域がやや物足りないのはまだ成熟が足りていない可能性もある。聞き疲れはしにくい。

 

[高音]:高域は比較的クリアにしっかり聞こえる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域はほどよい広さもある。

[低音]:低域はそれほど前面には出てこないやや落ち着いたブーミーな音(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:奥行き感もそこそこある(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:どちらかというとドラム優位だが、ハイハットにもそこそこ精彩がある(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:高さもそこそこあり、のびやかさもほどよくある。

 

【3】ゲーミング体験

 ゲーミング用であるが、付属にサラウンドソフトウェアはついていない。以下は手持ちのサラウンドソフトウェアを用いてテストしている。

 

 緻密な音表現で空間を演出する「Witcher 3」「The Elders Scrolls Ⅴ: Skyrim」などのオープンワールド型RPGでは、空間表現は丁寧に感じられる。方向感もしっかり。一方で低域の鳴りがややおとなしく、ドラムが響くような戦闘時の音楽はやや迫力に欠けるほか、空間を切り裂くような表現も若干弱い。

 FPS「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」も遊んでみたが、方向感はしっかりしている。中高域がクリアなせいか鳴り方はやや軽く、スカッとしたところはあるものの、聴きやすい。

 

 ホラーゲームは「バイオハザード7 Resident Evil」でテストした。低域の鳴りが弱いせいか、若干空気感の密度に乏しい気もするが、方向感ははっきりしている。

 

【4】マイク

 指向性があり、環境音はカットされている。音質はチャット向けには問題ない。マイク位置は柔軟に調整できる。

 

【5】総評

 低域が若干物足りないので没入感はそこそこだが、それだけに聞き疲れしにくい。快適な装着感と相まって長時間プレイ向きの印象だ。ヴァーチャルサラウンドソフトウェアは付属しないが、自前で用意できれば手軽にゲーミング環境が整う。見た目にも合成皮革を多用したデザインはかっこよく、ゲーミングモデルには見えないし、ちょっとした高級感がある。ケーブルも編み込み加工されているなど、使い勝手への配慮も見られる。

Sharkoon B1

 

Sharkoon ステレオゲーミングヘッドセット 40mmドライバ採用 モジュール式ケーブル SHA-DS-B1 日本正規代理店品

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。