audio-sound @ hatena

audio-sound @ hatena

オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

【ヘッドホン AKG K550mkⅡ レビュー】広い音場を躍動的で艶のある音色と爽快なパーカッションが快活な音楽を奏でる

AKG K550mkⅡ

AKG K550MKII ヘッドホン 密閉型 ブラック K550MKIIBLK 【国内正規品】

 

おすすめ度*1

f:id:kanbun:20170612221013j:plain

ASIN

B018LEUW8G

 もふもふと耳当たりの優しい大きめのイヤーカップが包み込んで装着感は良好。ただしイヤーパッドには蒸れやすいところもある。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品は6.35mm変換アダプタ。

AKG K550mkⅡAKG K550mkⅡ

 

【2】音質

 突き抜け感の良好なつややかな高域と広い中域、元気で躍動的な低域。音味には不自然なキラキラ感やシャープネスが強い感じはなく、どちらかというとナチュラルで耳当たりは優しい。ボーカルもなめらかで艶のある声質に聞こえる。全体的に明るい。

 

[高音]:高域の突き抜け感も良好。つややか(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域は広く、定位感良好。全体的にナチュラルで楽器の材質感も出ている。

[低音]:元気で躍動的。ドラムはほどよい硬質感と厚みがあり、表面の反発力が明瞭に感じられる。ベースもエッジ感良好(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:広さはしっかりと出て奥行き感がある(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムの鳴りは立ち上がり良く快活。ハイハットはエッジが空間に切り込む感じがあってキレが良い(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:自然なのびやかさで艶がある。

 

【3】官能性

 fhána「ムーンリバー」は楽器との距離感が良好で一体感のあるボーカルには艶やかな色合いがある。低域は元気で、ドラムには熱量と弾み、革張り感のある適度な反発力がある。ボーカル周りに若干楽器が集まっている気もするが、音場は広い。

 Choucho「telescope」はボーカルにしっかりとした息遣いと空気を震わす感じがあり、のびやかさも丁寧に出る。過剰なキラキラ感はなく、比較的ナチュラルに躍動感と伸びやかさが楽しめる。後半のクラブサウンド色の強い展開も緻密だが個々の音が滑らかな形で綺麗に聞こえ、聞きづらさはない。

 nano.RIPE「サクゴエ」は楽器が定位感よく広い音場に配置される。メリハリが利いており、立ち上がりはしっかり、消失感も静寂が明瞭ときれいに出る。ボーカルは艶やか。

 池田綾子「6番目の光」は定位感がしっかりしていて、広い音場のあちこちから音の泉が湧き出るよう。ボーカルは伸びやかさとナチュラルな突き抜け感があり、展開とともに充実する音色を受けて豊かに色づいていく。

 

【4】総評

 広めで開放的な音場を定位感良く、つややかでのびやかな音色が満たしてくれる。ボーカルは非常に艶があってコケティッシュな味わいなので、アニメ声や女性ボーカルをはじめ高域系ボーカルの曲は艶めかしく魅力的に聞こえる。パーカッションは元気でキレが良く、全体的にどんな曲でも爽快な感じになりやすい。

AKG K550mkⅡ

 

【5】このヘッドホン向きの曲

 ボーカルにはみずみずしさがあって突き抜けも綺麗。ドラムには躍動感があり、そのドラムが支える広い快活な音場を、湧き上がるように音が満たす。全体的に、つらい恋を嘆くというよりは、困難を乗り越えようという強い意志が感じられる元気な曲に聞こえる。

 

 躍動的で伸びやか、広い音場を縦横に行き来する弦楽や金管といった楽器たちの楽しい狂騒を味わうならこの曲でどうぞ。音には艶があります。

  

 透明感のある空間を、音が染め上げていく様子が目に浮かぶよう。

  

AKG K550MKII 密閉型ヘッドホン 新世代50mm径ダイナミックドライバー採用 リファレンス(高解像度・高音質)クラス ブラック K550MKIIBLK 【国内正規品】

 

【関連記事】

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com


*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。