実際BOSEってどうよ?
ぶっちゃけBOSE QuietComfort Buds(QCBuds)は個人的にはわりと駄作認定。理由は簡単。単純にデカくて着け心地が微妙。Jabra Elite 85tのほうがはるかに使い勝手が良い。持ち運びも楽。QCbudsには洗練性があまり感じられない(個人的な見解です)。
実際のところ、BOSEってオーディオ界の巨人みたいなイメージで語られるけど、最近のBOSEは個人的には微妙。これはいいねって製品があまりありません。たとえばANCヘッドホンもBOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700よりもSONY WH-1000XM4のほうが個人的にはおすすめ。最近のBOSEで熱心に他人に薦めたい製品なんてとくにないかな。
BOSEから装着感と安全性を意識したスポーツ向け完全ワイヤレスイヤホンが登場
そんなBOSEが新しく出すのはインナーイヤー型というかオープンエアー型とでもいうべき新タイプの完全ワイヤレスイヤホン。その名もBose Sport Openです。
耳穴を塞がないデザイン
耳を完全に塞がない系というと、ライバルのSONYが出したXEA-20が思い浮かぶでしょうけど、あれとは違って完全に耳穴を邪魔しない形になっている模様。
BOSE公式のイメージに準拠するなら、耳に引っ掛ける感じで付けるようだけど、耳は痛くならないのかな。一応テストを繰り返して大丈夫だということらしいが。
音漏れは最小限
説明によると、耳の穴から少し離れた場所から音が聞こえるというのは、「自然なリスニング体験のため、空気を通して音波を送る」ことで実現しているそうです。一般的に音というのは、空気の振動で伝わるものですもんね。そう考えるとちょと合点がいく気がします。それでいて、音漏れを最小限に抑えつつ、16mmのドライバーがフルレンジの豊かな音を耳に届けるよう設計されているのです。
フックを引っ掛けるようにして装着することで、耳を塞ぐことなく使用できるスポーツタイプの完全ワイヤレスイヤホン。骨伝導方式ではなく、独自のOpenAudioテクノロジーを採用。高品質のサウンドを使用者にだけ届けることができ、従来のイヤホンよりも自然なリスニング体験を提供するとしている。
上のメディアの説明によると、音漏れはそんなないらしいけど、個人的にはおそらく電車の中では使えないだろうなといったところ。
連続再生8時間は優秀&わりと長時間使えそう
連続再生時間は8時間あるらしく、これはなかなか優秀。これならスポーツ用と言わず、テレワークや家事なんかにも使えそう。耳を塞がないから、オフィスでも理解のある職場なら文句言われないかもしれません。BOSEはマイク品質が優れている製品が多いので、通話も比較的クリアに拾ってくれそうではあります。
ただ付属のイヤホンドックはバッテリー機能がないようで、単なる充電器としか機能しない模様。長期の旅行で使いたい場合はモバイルバッテリー必須。ドックとは別に持ち運び用のケースが付属するらしいです。
防水性能IPX4
スポーツ用とはいうものの、防水性能はIPX4とBose Sport Openのスペックはわりと物足りない感じです。いや、私の個人的意見ではたぶん汗に対しては十分だろうと思うんですけど、海外のレビューを読むと「IPX4とかスポーツ向きとは言えん」って意見が多めなので、私も最近そうなのかなと思い始めていたり。
Bose Sport Openの技術仕様
- スピーカー口径:16mmダイナミックドライバー
- 連続再生時間:8時間
- 防水性能:IPX4
価格と在庫状況
Bose Sport Openの価格は$199.95で1月中旬に出荷が開始されるようです。初回販売はアメリカとカナダ限定になっており、日本での展開はもう少し後になりそうです。
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