待望されていたEARINの新作はインナーイヤータイプのEARIN A-3
EARINと言えば、わりと人気で売れていたEARIN M-2。小型でaptXに対応しており、音質もそこそこ良いと評判でした。
わりと経営危機があったらしいEARIN
しかし2018年くらいにわりとすったもんだがあり、一部でブランドの行く末は危ぶまれておりました。EARINをWill.i.amが買収しようとして、結局成立しなかっただとか、財務が怪しいだとか。ちなみに私の中でWill.i.amといえばこれ。
一時期はM-2も入手困難だったりしたんですが、在庫が復活しているあたり、財務問題はいつの間にか解消されたのか、なんとかなった様子。
世界最小最軽量イヤホンでカムバック!
そして新作まで出しちゃうようです。その名もEARIN A-3。EARINらしいコンパクトモデルですが、今回はインナーイヤー型。
その謳い文句は「世界最小・最軽量」。ん?この文言、どっかで聞いたな?しかし、最小最軽量を自慢するわりに重さやサイズのスペックが公式ホームページに一切書いてません。ドライバー口径は14.3mmだというので、実際は言うほど小さくないんじゃないか説ありそう。
ゲーマー向きか。しかし
通信SoCはQCC5121、コーデックは低遅延aptX LLに対応しているのが一部のゲーマーに人気が出そう。1回あたりの充電時間でイヤホンは連続再生5時間。これは今どき、ちょっと物足りないかな。まあ小型の筐体なので大容量バッテリーは積めないよね。
スポーツにも十分な防水性能とか言ってるけど、スペックはIP52。ReviewedのLee Neikirk先生はIPX4でも「汗も防げんよ」とか言ってたので、きっと酷評されそう。
防水性能はともかく、すでにCnetのDavid Carnoyがリリース時点で「装着感は人を選ぶかもね」みたいなこと言ってます。たしかに見た目は着けづらそう。
David Carnoyはこんな小っちゃくて通話品質大丈夫?みたいなことも言ってるけど、EARINはわりと自信満々で「外部マイクと、音声検出加速度計を使用して耳から声を検出するテクノロジーを組み合わせることで、これを克服した」と語ったらしい。
もうすぐ販売開始!
価格はEARIN公式で$199。アクティブノイズキャンセリングなしでこの価格は今どき強気。販売ページはこちら。まだ買えないけど、近日中に買えるようになるらしい。amazonとかで売られるのはもう少し先とのこと。日本で売られるのはさらに先かな。
EARIN A-3の技術仕様
- スピーカー:カスタマイズされた14.3mmダイナミックドライバー
- ドライバーの種類:ダイナミックドライバー
- フィッティング:オープンデザインのインイヤー式真のワイヤレスイヤホンは、自然な雰囲気と音の認識を促進します
- ノイズ減少:パッシブノイズおよび風切り音低減アルゴリズム
- オーディオコーデック:SBC、AAC、AptX、AptX LL
- 周波数応答:20Hz〜20KHz
- マイクロフォン:マイク4本(Knowlesマイク2本+音声ピックアップユニット2台)
- オーディオ共有:MONOモードで友達と音楽を共有して聴く←ここは笑ったw
まとめ
個人的には、インナーイヤー型という時点で低域再現度が高くなさそうな印象あり。この価格出すなら日米で絶賛されつつあるJBL CLUB PRO+に突っ込みたいところ。というか、私がこれ欲しい(お金ない)。
【関連記事】