- SONY WH-1000XM4の正式発表記事
- SONY WH-1000XM4の公式プロモーションが流出
- ということで、改めてSONY WH-1000XM4のリーク情報をまとめます
- BOSEを明確にリードし始めたSONY
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SONY WH-1000XM4の正式発表記事
この記事は事前情報をまとめたものです。実際のアナウンス記事は以下を参照してください。
SONY WH-1000XM4の公式プロモーションが流出
数日前にSONYの新作ワイヤレスヘッドホンWH-1000XM4のものと思われるプロモーションCMと思われる動画が流出し、SONY WH-1000XM4の発売日は8/6で確定ということがまことしやかに言われています。
ということで、改めてSONY WH-1000XM4のリーク情報をまとめます
というわけで、噂によると発売日3日前になるわけですが、この期待の新作ワイヤレスヘッドホンについて、「What HiFi?」の記事に基づき、改めてまとめてみます。
予想価格と発売時期
予定価格は£330/$350になると推測されています。少なくともUSドル価格についてはほぼ$350前後というのは確実のようです。価格情報はベストバイとウォルマートからのリークによってフォローされています。発売時期については「What HiFi?」の記事によれば、Canadaの小売業者が6/23以降に出荷するとして商品ページを公開しましたが、実際には販売開始されていません。しかし、商品ページがいくつかのサイトで用意されていることが確認されています。
デザインは実質的に同一ですが軽量化されるようです
デザインはXM3から本質的な違いはありません。しかし、「What HiFi?」の紹介するリーク情報によれば、XM3からわずかに軽量化されているようです。ドライバー口径は40mmでこれまでどおりのタッチコントロールを備えているとされています。
WH-1000XM4の新たな機能(強化されたDSEE X/BT5.0に対応)
リーク情報によれば、新しいヘッドホンの最大の新機能はSony DSEE X技術がアップデートされることです。新しいEdge-AI技術により、トラックはリアルタイム分析されアップスケールされます。
また新しいヘッドホンはBluetooth V5.0に対応し、XM3のV4.2から更新されます。最新のコーデックであるaptX Adaptiveのサポートについては明らかにされていません。対応を期待する声がありますが、個人的には対応しないのではないかと思います。
BOSEを明確にリードし始めたSONY
つい最近、BOSEの動向について紹介しましたが、アクティブノイズキャンセリングヘッドホンの分野で2強と言われていたSONYとBOSEの明暗ははっきりと分かれてきたように思われます。
少なくとも2018年まではBOSEが勝利者でした。SONYの完全ワイヤレスイヤホンWF-1000Xはアクティブノイズキャンセリング技術をいち早く完全ワイヤレスイヤホンに導入しましたが、市場での評判が芳しくなく、対してBOSE SoundSport Free Wirelessは圧倒的に支持されていました。
ヘッドホンの分野でもQuietComfort 35 IIはWH-1000XM2と互角に戦っており、SONY WH-1000XM3が出た後でさえ、BOSEファンは近いうちにQuietComfort 45が出てSONYを巻き返すに違いないと信じていました。
しかし2019年にBOSEは完全ワイヤレスイヤホンで新製品を投入することができず、BOSE Noise Cancelling Headphones 700はデザインが大幅に変更され、しかもライバルより高額でしたが、アクティブノイズキャンセリング性能は必ずしも高くありませんでした。その2019年にSONY WF-1000XM3が大ヒットしたのは記憶に新しいところです。
音質面ではSONYより良いというBOSEユーザーはまだまだ多いですが、アクティブノイズキャンセリング性能はSONYに追い越されてしまったということを渋々認めつつあります。
BOSEが事実上次の手を出せないでいる今、WH-1000XM4の完成度が高ければSONYは一気に覇権を握ることができるかも知れません。
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