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【ニュース】王の帰還。オーディオマニアたちを唸らせた最高峰のサウンドが再び。「ThieAudio Monarch MkII」 Coming Soon...

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ThieAudio Monarch MkII

ThieAudio Monarch MkII

 

 あまたある中華イヤホンの中で、レジェンドと呼ぶにふさわしい機種は数えるほどしかありません。ThieAudio Monarchは厳しいオーディオマニアからも高く評価される、そんなレジェンドイヤホンの一つとして、誰もが認めるハイエンド中華イヤホンの名機です。

 

ThieAudio Monarch

ThieAudio Monarch:界隈で最も評価が高いハイエンド中華イヤホンのひとつで、その素晴らしいニュートラルチューニングは世界中のオーディオマニアから絶賛されています

 

王者再び!リチューン&リファインでさらなる高みへ

 発売から1年半以上が経過し、高い評価を得ているTHIEAUDIO Signatureシリーズの最高峰IEMが帰ってきます!「ThieAudio Monarch MkII」の登場です。

 

 伝説的なThieAudio Monarchは、ドライバーのオーバーホールとチューニングの強化により、完全に再構築され、新しい命を吹き込まれました。

 

 栄光に満ちた、輝けるMonarchは、THIEAUDIOと世界のオーディオコミュニティの両方にとって記念すべきマイルストーンです。ESTドライバー技術を適切に統合した最初のIEMの1つであるだけでなく、Hi-Fiオーディオの世界におけるTHIEAUDIOの地位を確固たるものにしました。

 

 ThieAudioの研究開発チームは、オーディオコミュニティからのレビューやコメントをフォローアップし、このクラスで最も尊敬されるモニターの一つであったThieAudio Monarchに磨きをかけ、究極形を追求しました。そう、Monarch Mark IIがやってきます。

 

画像引用元:Birmingham Museums Trust

 

新たな限界に挑戦する新しいエンジン

 Monarch MKIIでは、音楽をモニターするインイヤーモニター(IEM)の原点に立ち返りながら、技術的なパフォーマンスを高め、よりバランスのとれたチューニングを行うことを目標としました。これを機に、開発チームはすべての内蔵ドライバーを最新のものに交換し、さらに最善のパフォーマンスを実現するために構成を変更しました。

 

 10mmのダイナミックドライバーは、新開発の複合振動板ドライバーにアップグレードされました。このドライバーは、膜の張力とマグネットの強度を飛躍的に向上させることで、極めて優れた応答性を実現しています。さらに、低音域のみを再生するように設計されたこのダイナミックドライバーは、サブウーファーとなり、よりタイトでインパクトのあるキックドラムやベースラインのパンチを生み出します。さらに、2つのサブウーファー専用バランスド・アーマチュア・ドライバーがダイナミック・ドライバーと組み合わされ、低音とその他の周波数スペクトルの間に完璧な統一感、まとまりをもたらします。

 

 Monarchの最大の特徴は、極めて正確でニュートラルな中域であり、それがスタジオモニターとしての性能を高めています。この特徴を強調するために、バランスド・アーマチュア・ドライバーを再構成し、4つの中域ドライバーでこのコアレンジを強化しました。

 

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画像引用元:Nik Shuliahin

 

 初代Monarchから中域を構成するドライバー数を2倍にしたことで、技術的なパフォーマンスが飛躍的に向上しました。歪みが低減され、中音域と高音域の解像度、明確さ、明瞭さが大幅に向上しました。このたった1つの変更で、Monarch MKIIは、特徴的なスタジオニュートラルなミッドレンジを維持しながらも、前モデルと比べて全く新しい生き物のように感じられるようになりました。

 

 Monarch MKIIには最新の静電型ドライバーが搭載されており、ドライバーの位置を再配置することで、オリジナルのMonarchに比べて音導管の不要な共振を最小限に抑え、高域の拡張性を改善し、伸びやかさが向上しています。

 

 つまり、高音域がより均一で詳細になり、ESTドライバーを革新的にセットアップに組み込むことで、音楽の中に煌めきある空気感や高解像度の雰囲気をより感じられるようになりました。Monarch MKIIは、EST技術を適切に活用した世界でも数少ないインイヤーモニターというTHIEAUDIOのレガシーを引き継いでいます。

 

画像引用元:Jared Subia

 

バランスのとれた完成度の高いリチューン

 初代Monarchのサウンドで議論を呼んだのは、超低音域が強調されていたことでした。低音と中低音がきれいに分離していることを評価する声がある一方で、低音の量が多すぎることを懸念する声もありました。そこで、開発チームは重低音の音量を適切なレベルまで下げ、ローパスクロスオーバーを150Hzから200Hzに変更することで解決したようです。

 

 この変更により、サブウーファーのようなクリーンでパンチの効いた低域の特性はそのままに、中域を濁らせず、ベースギターなどの基本的な低域楽器にほんのりとした温かみのある人肌に馴染むような質感を実現したとされています。

 

 200Hzから1kHzまでの中音域は、Monarch MKIIを非の打ち所のないプロ用モニター機器とする定規のようにフラットなニュートラルに保たれています。また、1~2kHzのミッドトレブルを3kHzまで下げることで、Monarchのボーカルにあった、鼻にかかったような表現を軽減し、楽器の骨組みやキレの良さが強調されているようです。

 

 このように、聴感と測定器を駆使したチューニングにより、ThieAudioの開発陣はMonarch MKIIでかつてないほど完成度の高いサウンドを実現したと自負しています。

 

画像引用元:Azzedine Rouichi

 

まとめ

 非常に高い評価を得ており、つねに驚嘆と称賛とともに語られてきたThieAudio Monarchが2年を待たずして、さらに高音質を追求した製品として帰ってくるようです。ThieAudio Monarch MkII 。Monarchの素晴らしい出来栄えを考えると、個人的にはこの機種には期待しかありませんね。

 

 さあ、王の帰還と来たるべき新時代を暁のように待とうではありませんか。

 

画像引用元:Pablo Heimplatz

 

ThieAudio Monarch MkII

ThieAudio Monarch MkII

 

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