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【完全ワイヤレスイヤホン RUOBAI BS01 レビュー】シャープでスパイシーな音がなかなかに魅力。煌めき感も強めでクリア感が出やすい。ポップス・ロック向けにおすすめの完全ワイヤレス。タッチパネル式の操作がうまくいきづらいのが難点か

RUOBAI BS01

【Bluetooth 5.0進化版】 完全ワイヤレスイヤホン 6時間音楽再生 Bluetooth イヤホン RUOBAI ブルートゥース イヤホン 高音質 低遅延 タッチ式 自動ペアリング 自動ON/OFF 左右完全独立型 充電ケース付き マイク内蔵 iPhone Android 対応

 

おすすめ度*1

RUOBAI BS01

ASIN

B075FDDFQ3

 丸みを帯びたハウジングで比較的はっきりした装着感がある。

 aptXには対応しない。AACには対応している。通信面での不満はない。ほとんど遅延・途絶はなかったが、手に入れた個体ではごくまれに0.2秒程度の小途絶が発生することもあった。距離面では、音源と5m程度距離を取っても不安定にならない。最近のBT5.0対応版はここらへんの安定性はかなり高くなっている印象だが、この製品もその性能を感じることが出来る。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、専用充電ケース、日本語含む多言語マニュアル。

 インターフェースはタッチパネル式でクリックで動作を操作する。ただタッチパネルゆえに押下感がなく、クリックがうまくいってるかわかりづらい。たとえば音楽再生/一時停止はワンクリックなのだが、2秒以上押して曲送りをしてしまったりということもあった。操作が反映されるまで時差があるのか、クリックしてもすぐに反応しないように感じられることがあり、反応していないと思ってクリック操作を繰り返すと誤操作しやすい。

 これは同様にタッチパネル式だったAKPE Touch Two 2でもあったので、操作の快適性・反応の良さは物理的な押下感のあるアナログボタン式にまだまだ分がある印象だ。

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【2】音質

 音はシャープ。ドラムの弾み、ハイハットのスプラッシュ感を味わいやすく、ロックはかなり得意分野のようで、スカッとキレキレに聴ける。シンバルは若干シャカシャカした鳴り方ではあるが、粒感は悪くなく細かな塩振りを感じさせる。ボーカルはブレス音がやや強めで音量によっては耳に痛い場面もあるかもしれないので注意。突き抜け感は出るので女性ボーカルののびやかさもしっかり味わえる。ややドライで艶やかな甘味には乏しいところもあるが、明るく元気にのびやかに声色を楽しめる。弦楽も高低ののびやかさはなかなかで情感をえぐってくるところがある。弦楽音の傾向としてはどちらかといえば細めに伸びる音なので色合いは控えめな方だが、それでも精彩は十分。のびる官能的な音だけでなく、「ため」の部分にも色が乗っている。空間表現でも完全ワイヤレスにしてはそこそこの広さが感じられやすい。音質面での満足度は個人的に好みに近い音であることもあり、同価格の完全ワイヤレスモデルの中ではかなり高い。

 

[高音]:シャープネス強めで高域への伸びも良く突き抜け感がある。若干シャリ感は出やすい(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:金属的な音の精彩はかなり強く出る。弦楽のつま弾きで特に色彩感を感じやすいだろう。弓で弾いたのびやかな音も色気を感じさせる。曲によってピアノの精彩もよい。

[低音]:輪郭感があるので若干軽めにポンポンとした感じで聞こえる傾向がある。比較的ポップスに向く表現と言える。コントラバスの深堀り感などはしっかり出る(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:この価格帯の完全ワイヤレスモデルは平面的な表現になりがちなものが多かったが、低域の鳴りも良く足場を感じさせるせいか、左右の広さや奥行き感、そこそこの立体感が感じられる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは表面反発力がそこそこ強く、上方向にエネルギーを感じさせて足場を作る音。深く下にエネルギーを溜め込む感じではない。シンバルとのバランス感覚は良く、ハイハットの精彩が強めで疾走感が出やすく、ドラムの反発とハイハットの駆け足でロック調の曲では勢いがうまく出る(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ブレス音が強めに出やすいが、のびやかさと突き抜け感もある。明るく元気な女性ボーカルに向く。

 

【3】官能性

 伊藤由奈「I trust you」はピアノがやや浮ついた感じだが、弦楽に圧倒的な精彩が感じられる。弦楽が空間表現の中心にある曲なので、比較的広さは感じやすい。ボーカルはやや細めだが、のびやかさは丁寧に出ていて、サビ付近の突き抜け感はなかなかよい。

 SPYAIR「0 GAME」はエッジ感良く疾走感がきれいに出る。ギターのアタック感もよく、定位感も良好に出るので、この曲の魅力を味わいやすい。ボーカルものびやかさと突き抜け感がよく、サビでも楽器に埋もれずに一体的になって聞こえてくる。

 高田梢枝「メダカが見た虹」もいい。弦楽の精彩がいいのでこの曲の煌めき感が増して説得力が出るのもあるが、高田梢枝のボーカル傾向がこのイヤホンに合っている印象だ。中盤ふっくらとする独特のふくよかな声だが、輪郭感がしっかりすると空間との溶け込み具合がよく、声の締まりと余韻のバランスがよく感じられる。個人的には好みの表現。

 下地紫野「プ・レ・ゼ・ン・ト」はボーカルののびやかさ、弦楽の情感表現どちらもよく出ていて、ピアノの色づきもよくこの名曲をよく表現してくれる。とくにコントラバスの精彩ある深掘りがいいし、ボーカルの甘味もほどよく出ていて、桜色の色合いが感じられる。これはおすすめ。

 

【4】総評

 個人的には価格の割に煌めき感と情感に満ちた表現が好み。完全ワイヤレスモデルとしては音質のレベルが高く、1万円クラスの日本のメーカー製イヤホンとも十分勝負できる。若干ブレス感が強いところ、曲によってピアノの精彩が足りないところ、低域の深掘り感は出にくい時があることなど、曲による得手不得手もあるが、その一方で伸びやかで突き抜け感のあるボーカルに妙味がある。甘味も感じさせてくれるので、女性ボーカルとはより相性が良いと思うが、男性ボーカルでもシャープに聞かせてくれる。クリア感が感じられやすい音質で解像度的な満足度も出やすい。

 タッチパネルの使い勝手は若干とまどうものの、プレーヤー側を操作すればいいので、これは明確な欠点にはなりにくいだろう。カタログ上の連続再生時間も5-6時間と長めだが、実際の使用でもほぼ同じで偽りはない。装着感も悪くない。屋外使用で問題ない水準の防水性能もうれしい。全体的なバランス的にも高いレベルでまとまっている印象で、今から完全ワイヤレスを選ぶならこの機種はかなり魅力的に思える。何よりコスパは断然良い。

RUOBAI BS01

 

【5】このイヤホン向きの曲

 弦楽の精彩を楽しめるので、弾き語りに近いこの曲と相性が良く、キラキラしたノスタルジックな曲の世界観が引き立つ。シャープなボーカル表現は大橋卓弥にも合う。後半はヴァイオリンのたゆたうのびやかな空間表現にも刮目。(スキマスイッチ「藍」)

 

 残念ながらこの動画の音は悪いので、中毒性はうまく伝わらない。CD音源ではこの曲の弦楽の煌めき感が非常に良く出るし、ボーカルののびやかさと突き抜け感もきれいに出るので、この曲独特の清涼感を思う存分味わうことが出来る。(大塚利恵「夏気球」)

 

 かなり煌めき感強めでピアノの色合いもよい。もともと強めのブレス音傾向がある岡崎律子なので、音量次第でサビでは少しシャープでサ行タ行に痛く思うこともあるかも知れない。それでもこのイヤホンで聴ける、煌めき感強くファンタジックな盛り上がりに満ちたこの曲は一聴に値する。(岡崎律子「空の向こうに」)

  

 こちらもキラキラ感を楽しめる。弦楽を味わい尽くせるフルコースに乗るボーカルがまたこのイヤホン向きのハスキーさのあるのびやかな声色でさらにいい。

 

  もともと透明感のある曲だが、煌めき感も増して楽しめる。後半は弦楽がさらに情感を盛り上げる。(ましろゆき「ひだりてみぎて」)

 

 色づきが良いので、この曲も色彩感覚豊かに楽しめる。(「ハクメイとミコチ」ED「水底のリズム」)

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。