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【ワイヤレスイヤホン Idealmuzik i3 レビュー】aptX対応ではない。i2にあった通信不安定性を克服し、音質にはi2の良好なエッジ感に加えて、量感と密度もあり、魅力は大幅に増した。非常に廉価でコスパ最高のワイヤレスイヤホン

Idealmuzik i3

Idealmuzik ブルートゥース イヤホン ランニング用 スポーツ イヤホン 無線 耳かけ式 両耳 高音質 Bluetooth イヤホン[1年保証付]大容量バッテリ APT-X CVC6.0 ノイズキャンセリング搭載 防滴 防汗 携帯電話用 ワイヤレス イヤフォン ios&Androidシステムに対応(緑/灰色)

 

おすすめ度*1

Idealmuzik i3

ASIN

B06XWDQ7KT

  45°傾斜で耳に差し込まれるイヤーピース、耳裏からしっかり固定するイヤーフックと、かなり硬めの装着感のスポーツイヤホン。外観デザインは前機種i2から変わっていないように見える。

 遮音性は良好。音漏れは少し目立つ。

 amazonのページにはaptX対応が謳われているが、aptXには対応していない。前機種i2は通信性能に不安定性があったが、この機種では改善され、音飛び・遅延はなく、動画鑑賞も問題ない。

 

 

www.ear-phone-review.com

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、キャリーポーチ、日本語マニュアル。

 

Idealmuzik i3Idealmuzik i3

 

【2】音質

 音質は全体的に近く、密度感を感じる。バランス的には低域から高域までバランス良く聞こえる。比較的自然な味わいで音に歪みは感じられない。2000円を切る超低価格機種だが、バランス感覚に優れていて粗を感じにくい。一方で解像度的には価格なり。バランス良く聞こえるだけにシンバルのボサボサした感じや、ドラムの衝撃力の不足、ギターの音に混じる雑味を感じやすい。しかし、価格帯の中で比べると、明らかに優秀である。3000円台クラスまでのイヤホンであれば、最優秀クラスにはさすがに太刀打ちできないが、有象無象の一般的な機種とは十分勝負できる。

 

[高音]:i2は天井が近い印象があったが、この機種はだいぶ改善され、曲によって突き抜け感はそこそこ感じられる。それでも天井感はあるが、i2の妙にキラキラした感じが消え、ぐっと自然な聴きやすい音色になった(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:密度は高め。全体的には音は近寄ってきて聞こえる。その分精彩はよく感じられる。もちろん雑味も感じられやすいので、価格なりの限界も出やすいところはある。ピアノの透明感はよく、弦楽ののびやかさもよく出る。ギターのつま弾きなどもなかなかに悪くないが、エレキギターは少し雑味が出やすい。

[低音]:低域はi2と同様にややおとなしめ。中域が近いため、低域は逆に存在感を主張しづらいところがある。減衰は100hzから素直なのはi2と変わらず、振動がやわらかでもっさり味のあるところも同じ。おそらくi2からいじってないんじゃなかろうか(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:全体的に音が近く、立体感には乏しい。左右も近く、包まれるというような空間的な広がりは感じられず、音の中に直接頭を突っ込んでいる感じ(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは張りのある音だが、その割に衝撃力は淡く、バリバリっとしてるというか、パッツンパッツンしているというか、そんな薄味気味の音。曲によっては柔らかくポワポワする。シンバルは大抵の曲で粗く、ボサボサっとしている(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルは楽器との距離感も良く、近めにしっかり聞こえる。のびやかさもほどほどにあり、太さも自然。

 

【3】官能性

 いきものがかり「気まぐれロマンティック」はベースやドラムの利きが悪く、重量感と躍動感に欠けるが、一方でボーカルを中心に中高域は充実している。ボーカルは突き抜け感には乏しいところを感じるが、自然な太さで比較的味わいは良い。

 ClariS「Orange」は本来もう少しつややかな甘味が感じられるはずのボーカルが低いところでボソボソしやすく、サビ以外では若干暗く感じる。一方で弦楽ののびやかな存在感やドラムの空間への柔らかい広がりなど、曲全体にそれなりの空間性と充実感が出ており、曲の骨格は良く出ていて、悪くない。

 池田綾子「Timeless」は空間表現を持て余しているように聞こえる。ベースなどの楽器音に独特の揺らぎ感がある曲だが、それがかなり露骨に出てきて、三半規管をくすぐり、酔うような感覚がある。全体として密度は高く、突き抜け感はそこそこでもボーカルの勢いはよく感じられる。

 nano.RIPE「色彩」はシンバルの音などに若干モヤモヤ感はあるものの、元々勢いがあって骨格のしっかりした曲なので、密度感を出すこのイヤホンで粗が出にくく、逆に量感による満腹感を味わいやすい。

 

【4】総評

 廉価な価格の割に骨格のよい安定感のある音質で、密度感のある表現を楽しめ、満足度は高い。とくにボーカルの自然な味に関しては低価格帯最高レベルだろう。音が近いが、圧迫感のない丸い音で聞き疲れは案外しにくい。低価格の割に装着感もよく考えられていて、付け心地が良く、操作性も良好。前機種の不満点をかなり解消して、なおかつ低価格に抑えてきた圧倒的コスパは素晴らしいの一言。

 一応繰り返すが、aptXには対応していない。もし対応していたら、1500円を切るaptX対応イヤホンということになり、まさに神アイテムだっただろうから、その点だけは残念。

Idealmuzik i3

 

【5】このイヤホン向きの曲

 やわらかめのポンポンしたドラム表現の合う曲。密度感が素直に曲の充実感につながる感じなのもこのイヤホン向き。満足度高め。

 

 音がボサボサしてドライに聞こえるなら、いっそドライな味付けのロックなら相性が良いんじゃないかという発想。かなり正解だったようで、音の密度感とドライな味わいがジンジャエールのように充実した味わい。力強いボーカルもいい。(Hall & Oates「Make you stay」)

 

 高域での突き抜け感はないものの、全体的に密度高く量感でしっかり味わえる曲。このイヤホンは骨格の表現はよいので、こういう曲はボーカル中心に味わえる。

 

 まるで時間をおいてから食べるマクドナルドのフライドポテトのように、ドラムがモシャモシャして水気がないのを除けば、ボーカルの多層的な表現の密度感を中心に、しっかり味わえる。

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。