- 【1】連続再生時間は長め
- 【2】外観/操作性「直感的なインターフェース」
- 【3】機能
- 【4】対応ファイル形式
- 【5】音質「ワイヤレスチップが若干品質がよいのかワイヤレスの音質はよい」
- 【6】総評「使いづらい感じがある」
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今回紹介するミュージックプレーヤーはNewiy Start L360Bです。
この機種は同価格帯のポータブルミュージックプレーヤーの中ではかなり小型で持ち運びやすいデザインになっています。付属品にイヤホン付いてます。
【1】連続再生時間は長め
連続再生時間のスペックはマニュアルと商品ページで異なっています。マニュアルによると有線イヤホンで最大40時間、Bluetoothで13時間とされています。商品ページによると最大再生時間は30時間(おそらく有線)。
【2】外観/操作性「直感的なインターフェース」
液晶の品質はとくに高くありません。アルバムアートは表示が横長になり、よく見えません。またワイヤレス接続時はアルバムアートが表示されないという謎仕様です。
液晶はタッチ対応ではなく、操作は全て下のタッチインターフェースで行います。このインターフェースは電源ボタン以外は全てタッチパネル式になっており、レスポンスは良いです。
曲選択などでいらだつことはなく、比較的スムーズに操作できます。
ほかのプレーヤーではBluetooth接続機器を選ぶときなどにもたつく感じがありますが、この機種は若干読み込む感じがあるものの、比較的スムーズです。
【3】機能
いくつかこの機器にはいくつか便利な機能が付いています。
- ボイスレコーダー機能
- FMラジオ機能
- ダイレクト録音
- 動画/画像ファイル表示機能、電子ブック閲覧機能など
中華プレーヤーあるあるで、この機種も単なる音楽プレーヤー機能だけでなく、いろいろな機能を備えています。ボイスレコーダー機能とラジオ機能が付いているのはほとんどお約束になっています。あとは動画や画像ファイル再生表示機能があります。この中で個人的に実用的だと思えるのは1.のボイレコ機能だけです。ボイレコ機能は精度は低いですが、それなりに便利かも知れません。
またこの機種独自の機能として3.のダイレクト録音が挙げられます。これは他のプレーヤーやPCなどからAUXケーブルを通してダイレクトにmp3/WAVファイルに録音する機能です。
その他の機能は個人的には実用性が低いと判断しており、興味も薄いのでこのレビューでは割愛します。amazonのカスタマーレビューなりを参照してください。
【4】対応ファイル形式
ハイレゾには対応しません。有線でMP3/WAV/WMA/FLAC/APE/M4Aに対応していますが、44.1khz/16bitまでの対応です。BluetoothではMP3(mp1、mp2 )/WMA/WAV/FLAC/APEに対応します。動画再生はAVI/AMVに対応します。
ファイル転送ができない?
私の手持ちの個体だけの不具合かも知れませんが、PCにUSBで繋いでもこの機種が認識されず、ファイルがうまく転送できません。マニュアル通りにやっても無理で、もしかすると他のやり方があるのかも知れませんが、わかりません。そこで現状本体のメモリは使えず、MicroSDに曲を入れて運用するしかありません。
【5】音質「ワイヤレスチップが若干品質がよいのかワイヤレスの音質はよい」
有線の音質はスマホ並みです。わずかにハムノイズのようなジリジリ音がするのが気になります。妙にドライでモシャモシャした質感なのも気になります。そういうわけで有線の音質はあまりよいとは言えないので、有線イヤホンメインで運用している人は同価格帯の他のプレーヤーを買った方がマシだと思われます。
一方でワイヤレスのほうはBluetooth 5.0に対応している最新チップを搭載しているせいか幾分まともに聞こえます。接続品質も高めに思います。
【6】総評「使いづらい感じがある」
私の手に入れた個体は本体メモリーに曲を転送できない時点で使いづらく、再生画面もチープで、同価格くらいのVicture M5XかAGPTek M30を買った方が満足できるような気がします。この製品は正直あまり使い勝手が良いとは思いません。
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