史上もっともコンパクトな完全ワイヤレスイヤホンの1つが1more ColorBudsです。つい先日、そのColorBudsの後継機である「1more ColorBuds 2」をリリースしています。気になったので早速確認してみます。
コンパクトなデザインは継承しつつ、新たに最新チップを搭載
1more ColorBudsの最大の魅力はその優れたコンパクトデザインにより、ポケットにも簡単に入り、持ち運びしやすいことです。イヤホン本体は非常に小さく、耳の中に滑り込むように収まります。とくにイヤホンの携行性を重視するユーザーにはかなり魅力的な製品でした。
今回1moreはこの人気機種を最新環境にアップデートし、ColorBuds 2はaptX Adaptiveに対応しただけでなく、1more独自のQuietMaxアクティブノイズキャンセリングテクノロジー、そしてSound IDテクノロジーを搭載しました。機能性は向上しましたが、値段は据え置きです。
aptX Adaptive
クアルコムの新世代ワイヤレスコーデックであるaptX Adaptiveは対応機種であれば最大24bit/96kHzのハイレゾ相当の音質に対応しているコーデック*1です。1more ColorBuds 2はaptX AdaptiveのほかにAACにも対応しています。
QuietMaxアクティブノイズキャンセリングテクノロジー
1MORE独自のQuietMaxアクティブノイズキャンセリングテクノロジーによって、ニーズに合わせて段階調整可能なノイズキャンセリングを提供されます。
さらにトランスペアレントモードでは周囲の環境音を聞くことができます。
Sound IDでパーソナライズ
ColorBuds 2には聴感音質補正機能である「Sound ID」が搭載されており、アプリの支持に従って操作するだけで自分の聴覚に最適化された音質設定が提供されます。
名前からも分かる通り、この機能はSonarworksが監修しています。
ドライバーはダイナミックドライバーに
1more ColorBudsはバランスド・アーマチュアドライバーを搭載してましたが、ColorBuds 2では7mmダイナミックドライバーに変更されたようです。音質は変わってそうですね。
海外の評判
androidcentralにレビューが掲載されていました。要点をまとめます。
- コスパよし
- ANCは平凡
- 駆動時間が長い(イヤホン8時間、ケース込み24時間)
- Sound ID
- タッチコントロールに問題あり
まとめ
DTMでおなじみのSonarworksとコラボした興味深いイヤホンが1more ColorBuds 2です。耳栓用途ではそれほど優秀ではなさそうですが、長時間再生できるバッテリー性能とコンパクトデザイン、Sound ID機能は興味深いですね。
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*1:非対応機種にはaptXでつながります。