最近amazonからよくわからん商品がうちに届けられるようになりました。頼んだ覚えもないし、ほしいものリストに入れたものでもないので、どうも業者が勝手に送りつけてくるようです。レビューして欲しいとかならわかりますが、完全に無言で送りつけてくるので、在庫処分品を送ってきてるような気がします。自転車カバーだとかニット帽、園芸ホース、動物撃退器やらとほとんどいらないものばかりなのですが、今回モバイルバッテリーが送られてきました。これがなかなか使い勝手が良いので今回レビューしたいと思います。
あと誰だか知りませんが、送りつけてくる業者の方、このブログを見ているなら、オーディオ製品送ってきて下さい。よろしくお願いします。
※なお、もし私のように、身に覚えのない商品が勝手に送りつけられてきた場合は、使用せずに最低14日は保管しましょう。
- 【レビューの前に】amazonを利用した代引き押し付け販売が横行しているようなので注意。対策の一つは「クロネコメンバーズ」会員になること
- 【1】薄型で軽量
- 【2】ワイヤレス充電以外の仕様は古い
- 【3】不良品率は高そう
- 【4】総評「モバイルバッテリーはまずAnkerから検討すべき」
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【レビューの前に】amazonを利用した代引き押し付け販売が横行しているようなので注意。対策の一つは「クロネコメンバーズ」会員になること
なお、amazon関連では1500円くらいの商品を代引きで送りつけてくる、新手の押し付け販売も最近横行しているようですので、注意が必要です。
私のところにも3回くらい注文した覚えもない、注文履歴にもない代引き品が送られてきました。どうもamazonで買い物した個人情報を悪用されているようで薄ら寒いのですが、amazonに問い合わせても今のところ対処のしようがないようです。去年からamazonマケプレ関連では、個人情報獲得目的で激安品を架空出品するなどといった手口が横行しており、少し不安なところがあるのは事実です。
amazonからの少額代引き押し付け販売品は家族が間違って受け取ってしまったりする可能性があり、受け取っても少額なため、送り返すほうが面倒になって、いいやとそのまま受け取ってしまいがちになります。
これを完全に防ぐのは難しいかも知れませんが、予防になる方法としてはヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」に入会するのが効果的です。amazonからの代引き品はヤマト運輸の「宅急便コレクト」を使って送られてくることが多いため、クロネコメンバーズに入っていると、メールで事前に「宅急便コレクト」のお届け通知が来ます。そのため家族に代引きを受け取らないよう周知する、いっそのことヤマト運輸にコレクト集金に来ないようこちらからお願いするなど、対策がしやすくなります。私の場合は全部「宅急便コレクト」を使って押し付け販売品が届いたので、これが大変有効でした。郵便局で来る場合があるのかはよくわかりませんが、割合は低そうです。
【1】薄型で軽量
私自身が使っているモバイルバッテリーはAnker、Cheero、アルマビアンカ、EC technology、Poweraddのものばかりです。cheeroは日本のメーカーで人気漫画「よつばと!」のダンボーとコラボしたモデルのバッテリーを出していて、私はこういうコラボ品が好きなので熱心に買ってます。
cheero Power Plus 10050mAh DANBOARD Auto-IC機能 モバイルバッテリー オリジナルカラー CHE-066
cheero Power Plus 3 13400mAh DANBOARD Auto-IC機能搭載 モバイルバッテリー オリジナルカラー CHE-067
もっとキャラクターを押し出した商品展開をしているのがアルマビアンカで、率直に言って性能を考えるとコスパは悪いですが、趣味で結構買ってます。
どちらかというとよりスペックや使い勝手重視で使いやすいのがAnkerやEC technology製品で、Ankerは結構中華系の中ではお値段高めですけど、急速充電対応機種が多いなど、充電コネクタまわりの設計の安定感があって使い勝手は抜群です。EC technologyは容量当たりのコスパがAnkerより高い製品が多く、サポートや品質はAnkerに劣らないほどで比較的しっかりしているので安心して買えるバッテリーメーカーの一つです。
あとは最近Qiワイヤレス充電対応機種の商品展開を積極的にしているPoweraddというメーカーがあって、こちらはどっちかっていうと電源メーカーらしく、その強みを生かしてバッテリー分野に進出してきた感じのようなのですが、薄型で容量的にもコスパがよくて、しかも多機能な製品を出してます。いくつか買いました。
で、今回のTAVAOON D1ですが、製品コンセプト的にはPoweraddに近い印象を受けます。薄型でワイヤレス充電Qiに対応し、比較的容量コスパがよい機種といった印象は共通しています。違うところを挙げるとすれば、このTAVAOON D1は入力用のケーブルコネクタがMicro-USBであることです。Poweraddは仕様が新しいものが多く、入力用ケーブルコネクタはほぼUSB type Cコネクタです。
で、とにかく驚いたのが、その薄さ。厚みはスマホとほぼ変わりません。私はポータブルオーディオを薄型のウレタン保護バッグに入れて持ち運んでいるのですが、モバイルバッテリーの大きいのはかさばるので入らないことがあります。しかし、このバッテリーは薄型なので、薄型バッグにしっかり収納できます。容量10000mAhですが、軽いのも素晴らしいです。
【2】ワイヤレス充電以外の仕様は古い
注意すべき点はあります。この価格、このコンパクトさ、この容量でワイヤレス充電可能というのは素晴らしいですが、有線での充電効率は高くありません。出力は5V/2Aが上限で、つまりQuick Charge(急速充電)は1.0の仕様までの対応です。最新の3.0で使うことは出来ず、ワイヤレス充電を使わなければ、充電効率的には平凡なバッテリーです。
【3】不良品率は高そう
中華製モバイルバッテリーでは個人的にAnker、EC technology、Poweraddの製品を買うことをおすすめしています。なぜかといえば、これらのメーカーの製品は不良品率が少なく、販売店の対応もしっかりしているからです。はっきり言って、タダで送られてこなければ、このTAVAOON製品を使うことはなかったでしょう。私はこれまでいろいろ買ってきた実績から、モバイルバッテリーでは買うメーカーが完全に決まっています。
私の手に入れた個体はよく出来ており、今のところ不具合もなく便利に使わせてもらっているのでレビューしましたが、amazonのカスタマーレビューを確認すると初期不良品率は高そうで、製品品質に安定感がありません。当たり外れは明らかにありそうなうえに、勝手に送りつけられてきた製品なので、販売店の顧客対応についても不明です。
【4】総評「モバイルバッテリーはまずAnkerから検討すべき」
というわけで、使い勝手はよく個人的には悪くない機種ですが、私がおすすめするのは信頼性の面で圧倒的にAnker、次にコスパが良いEC technology、Poweradd、そして日本のcheeroです。
この製品自体は私にとって使い勝手が非常に良く、ここまで薄型軽量で、しかもQi対応していて、10000mAhも容量があり、神商品かと思えるところがありますが、amazonのカスタマーレビューを見る限り、個体差が激しく、初期不良率も高めなようなので、ちょっとおすすめしづらい、そんな製品になります。そういうわけで初心者向きにはなりませんが、当たりを引けば使い勝手は悪くないので、紹介しました。
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