- Anker初のANC搭載完全ワイヤレスイヤホン「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」
- Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの技術仕様
- 海外レビューまとめ
- まとめ
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Anker初のANC搭載完全ワイヤレスイヤホン「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」
Anker Soundcore Liberty Air 2 ProはAnkerがブランドで初めて市場に投入するアクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンです。この記事ではAnker Soundcore Liberty Air 2 Proの海外レビューを紹介します。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの特徴
- 人気モデルがアップグレード: 音質・機能性・利便性の好バランスで人気のLiberty Airシリーズの最上位モデル。Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホンとして初めてアクティブノイズキャンセリングを搭載しました。シックなブラックとスマートなホワイトの2色からお選びいただけます。
- 独自のウルトラノイズキャンセリング:イヤホンの外側と内側に1つずつマイクを搭載したハイブリッド式アクティブノイズキャンセリングを採用し、周囲の音を検知して雑音を除去することで音楽をクリアにお届けします。またSoundcoreアプリ上で屋外 / 交通機関 / 屋内からシーンを選択すると、最適なノイズキャンセリングを起動できます。
- 正確でクリアな音質:圧倒的な硬度を誇る10層のナノレイヤーで構築されたPureNoteドライバーにより、ひずみを極限まで抑制した透明感のあるクリアな音質を生み出します。
- HearID 2.0:アプリ上で音の聴き取りやすさを測定し、自分だけのHearing Profileを自動で作成でき、加えてイコライザーのカスタマイズまでが可能なHearID 2.0を搭載。高音から低音までサウンドを自分好みに調整することができます。
- 外音取り込み機能:音楽を聴いていても、イヤホンを付けたまま会話や公共施設のアナウンス等の外音を聴くことがきます。
- 鮮明な音声通話:ノイズリダクション機能を搭載した6つのマイク(左右のイヤホンに各3つ)が周囲の雑音を除去し、WEB会議や通話の相手に音声を大きく鮮明に伝えます(※本機能はアプリでの設定が必要です)。
- 直感的なタッチ操作:イヤホンのタッチパッドで、着信への応答や音楽の再生 / 停止 / 曲送りが可能な他、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能の切り替えができます。
- ワイヤレス充電対応:ワイヤレス充電器に置くだけでケースごと充電ができます(※ワイヤレス充電器は別売)。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの技術仕様
Liberty Air 2 Pro | Life A2 NC | |
---|---|---|
連続再生時間 (イヤホン単体) |
7時間(ANC OFF) 6時間(ANC ON) |
7時間(ANC OFF) 6時間(ANC ON) |
最大再生時間 (ケース込み) |
26時間 | 35時間 |
充電時間 | 約1.5時間(USBケーブル使用時) 約2.5時間(ワイヤレス充電器使用) |
約2時間 |
防水性能 | IPX4 | IPX5 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
Bluetoothプロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
対応コーデック | SBC/AAC | SBC/AAC |
ANC | ○ | ○ |
アプリ対応 | ○ | ○ |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | ○ | ○ |
ドライバー | PureNote ドライバー | ⼤⼝径ドライバー |
ドライバー口径 | 11mm | 11mm |
イコライザー | ○ (HearID 2.0) |
○ |
装着検出 | ○ | × |
重量 (充電ケース込み) |
約62g | 約67g |
価格 | 12,980円 | 9,990円 |
海外レビューまとめ
引用個所については例のごとく適度に超訳です。
Cnet
Ankerが昨年のうちに人気のLibertyAir 2イヤフォンのノイズキャンセリングバージョンをリリースすることを期待していましたが、世界的パンデミックの影響もあり、発売が数か月遅れたようです。しかし、アクティブノイズキャンセリングを搭載した同社初のイヤホンであるSoundcore Liberty Air 2 Pro($ 130、£130)が今ここにあり、CES2021にてデビューします。小さいながらも注目すべき1つの問題を除いて、AppleのAirPods Proに比べて大幅に少ないコストで十分に通用する、完全ワイヤレスイヤホンの優れたパッケージです。
付属イヤーピースに問題あり!
CnetのレビュアーにとってLiberty Air 2 Proの唯一の欠点は装着感にあったようです。付属のイヤーピースでは外耳道に深く挿入できなかったと言っています。彼は手持ちのイヤーピースで問題を解決したようですが、Cnetのレビュアーは付属イヤーピースでは人によって装着感が快適でない可能性を示唆しています。
ノイズキャンセリングはかなり良い
CnetのレビュアーはLiberty Air 2 ProのANC性能はAirPods Proと同等だと述べています。詳細は語られていませんが、もし本当であれば価格に対してかなり優秀ということになるかもしれません。
2段階の外音取り込み
Liberty Air 2 Proの外音取り込み(ヒアスルー)機能は2段階で提供されているようです。Cnetのレビュアーによると、1つは自然なサウンドモードでAirPods Proのものに近く、もう1つのモードは集音的なサウンドモードのようです。
AirPods Proより音は少し良い
CnetのレビュアーはLiberty Air 2 Proの音質はLiberty Air 2より優れており、ディテールが良いながらも高域は強調されすぎず、全体的にマイルドで聴きやすいと述べています。CnetのレビュアーはAirPods Proよりも音質は少し優れているように感じたみたいです。
通話マイク品質はまとも
通話時のマイク品質はAirPods Proよりはっきりしていなかったようですが、それは小さな違いだったとCnetのレビュアーは述べています。
richardtech
総評
Soundcore Liberty Air 2 Proは、この価格帯で現在市場に出回っているアクティブノイズキャンセレーションを備えた完全ワイヤレスイヤホンの最高のモデルである可能性があります。Soundcoreアプリとのソフトウェア統合は、個人に適したリスニングエクスペリエンスを調整するための優れた方法を提供し、競合他社がこの価格帯では不可能な、イヤホンとの強力なソフトウェア連携を提供します。
長所
- 快適なデザイン
- 効果的なアクティブノイズキャンセリング
- 素晴らしいサウンドとカスタマイズ性
短所
- 光沢のある充電ケース内部
- 4種類タッチコントロールのみが利用可能
- ヒアスルーモードはこもった感じがある
快適な装着感
Cnetのレビューとは対照的ですが、richardtechのレビュアーにとって、Liberty Air 2 Proの純正イヤーピースは効果的に作用したようで、彼はその装着感をとても気に入り、これまでの経験の中で最も快適かもしれないとさえ述べています。
使いやすい充電ケース
サイズは少し大きいとは言っていますが、richardtechのレビュアーにとってLiberty Air 2 Proの充電ケースはかなり使いやすかったようです。片手でケースの蓋をスライドさせることができ、イヤホンの取り出しも簡単で、収納もしっかりしていると述べています。
音質はウォーム
richardtechのレビュアーによると、Liberty Air 2 Proの音質はカジュアルリスニング向きのウォームなサウンドを持っているようです。低域は強調されているようですが、ボーカルや中域を犠牲にすることはないと述べています。
アプリが優秀
richardtechのレビュアーはアプリの優秀さにも言及しています。EQは適切に機能するようです。私も個人的にAnker Soundcore Liberty 2 proでアプリがよくできてることを知っているので、これには納得できます。この価格で高機能なアプリを提供する機種はほとんどないことに注目を向けるrichardtechのレビューには素直に賛同できます。
androidcentral
Soundcore Liberty Air 2 Proは、競争が激化している100ドルから150ドルの価格帯のANCワイヤレスイヤホンの中でうまく適合します。 この価格でほかのイヤホンよりも楽しくダイナミックなサウンドと優れたノイズキャンセリングを備えたこのワイヤレスイヤホンは、AirPods風の外観が嫌いな場合や、ワークアウトに必要な場合を除いて、ぜひ購入しておきたい製品です。
長所
- 楽しくてアクセスしやすいサウンドシグネチャー
- 非常に快適
- 優れたバッテリー持続時間
- 優れた通話品質
- Soundcoreアプリを使用すると、EQをパーソナライズしてより良いサウンドを実現できます
短所
- aptXコーデックが不足している
- イヤホンの作りは少しチープ
- タップジェスチャはいつも反応が良いとは限りません
- IPX4の防水性能は、運動には理想的ではありません
パーソナライズ機能を使えば、価格帯のほとんどのイヤホンに勝る
Liberty 2 Proは音質を個人に合わせてパーソナライズする機能であるHearIDを備えていますが、androidcentralのレビュアーはこれが効果的に機能すると述べています。これを利用すれば価格帯の多くのイヤホンよりも優れたサウンドパフォーマンスを発揮すると述べています。
十分なANC性能
androidcentralのレビュアーによると、そのANC性能はAirpods Proよりは優秀で、Sennheiser Momentum True Wireless 2よりも優れており、Sony WF-1000XM3とBOSE QuietComfort Earbudsには劣るようです。わりと優秀そうに思えます。そのANCは少しツンとした吸引作用があると述べています。
Youtubeレビュー
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まとめ
まだレビューが十分に出そろっているわけではなく、とくに音質面について詳しく述べているレビューはないようですが、少なくとも機能面に関しては多くのレビュアーが満足しているようであり、Anker Soundcore Liberty Air 2 Proはこの価格帯で十分魅力的な選択肢になりそうです。何よりANC性能はわりと優秀なようであり、2万円台の一流メーカー製の機種に勝るとも劣らないようです。
パーソナライズ機能や豊富なEQを備えたアプリも人によってはうれしいでしょうし、1万円台前半で楽しめそうなオーディオガジェットとして、わりと魅力的なんじゃないでしょうか。
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