- 付属アプリに高度なEQを搭載したcoumi TWS-817A
- 付属アプリは完成度が高いとは言えないが面白い
- アプリの起動~接続まで
- カスタマイズEQの作り方~呼び出し方法
- coumiアプリの欠点
- まとめ
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付属アプリに高度なEQを搭載したcoumi TWS-817A
5000円以内で面白い完全ワイヤレスイヤホンを探している場合、わりと個人的に悪くないと思っているのがcoumi TWS-817Aです。フラット系のバランスが取れたサウンドを持っています。
付属アプリは完成度が高いとは言えないが面白い
このイヤホンの最大の特徴は高度なEQ機能を備えた付属アプリが付属している点にあります。個人的にこういうEQ搭載機種は好みで、意欲的で面白いんですが、最新バージョンである1.2.2でもアプリの動作が安定しません。
最初から用意されているアーティストEQはちょっとミスをするとEQデータが消えたりするんで、とっつきにくくて事実上使えないんですが、個人プロファイルに合わせたカスタマイズEQはわりかし使えます。
そこで今日はカスタマイズEQを中心に、簡単にcoumiアプリの使い方を紹介します。
アプリの起動~接続まで
- アプリを起動すると、以下の画面になります。
- 接続するイヤホンを選択する画面になるので、「TWS」を選びます。
- そうするとTWS-817Aに接続されます。
カスタマイズEQの作り方~呼び出し方法
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右にスライドします。すると下の画面になります。ここではアーティストEQを呼び出すことができますが、今回は無視します。
- もう一度右にスライドすると、カスタマイズEQ作成画面になります。ここで「Please choose hearing testing mode」を選びます。
- テストモードを選べますが、今回は両耳同時に測定する「Both」モードにします。
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テストモードが開始されます。開始すると音声が再生されるので、「1回」「2回」「3回」「無音」から選びます。
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測定結果が表示されます。
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測定結果に合わせたカスタマイズEQが作成されます。
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この画面に戻り、下の「Customized EQ」を選ぶことで保存したカスタマイズEQを呼び出すことができます。
- 「Open EQ」→「保存したEQ」の順で選択すると、保存されたEQを呼び出すことができます。
coumiアプリの欠点
本体の音質や使い勝手は悪くなく、カスタマイズEQは面白いのですが、アプリの使い勝手はよくありません。まずFiiO M15のような不完全なAndroid環境では使えませんでした。またカスタマイズEQなどを保存すると、ペアリングに制約が発生します。
カスタマイズEQの設定をキャンセルすればおそらくほかの機種でペアリング可能になりますが、カスタマイズEQを設定しているままだと、ほかのスマホやDAPにペアリングしようとした際に、バグってうまくペアリングできなくなる可能性があります。
まとめ
低価格で楽しめるそこそこ高機能なEQを提供しているのは非常に面白いですが、アプリの完成度は技術的にいまいちな印象を受けます。EQ設定を本体に保存しているわけでもないようなので、EQ設定を保持したまま使いまわすということもできなさそうです。ただこのアプリがなくてもTWS-817A自体は価格帯では悪くないイヤホンです。
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