中国メーカー製でなく欧米メーカー製のaptX対応のワイヤレスヘッドホンとしてはコスパに優れた製品で、バランスも良い。装着感に若干難があり、音質も結構ありがちな音でいまいち面白みに欠けるが、入門用として家電量販店で手に入れやすいものというとこれ…
低域ジャンキーの至宝みたいな持ち上げられ方もしているけれども、個人的に低域好きに入ると思っていた自分から見ても、これは低域愛好者が手放しに歓迎するような音質なのかと疑問に思う。たしかにバススライダー(低域調整機能)はなかなかに独特で、同じ…
この機種の耐久性については折り紙付きである。個人的に安いから潰しがきくという理由から、この機種を2年にわたって寝落ち用ゲーミングヘッドホンとして使ってきて、普段からヘッドホンスタンドにも乗せずに置いておき、眠くなったら取り替えて、これを首掛…
ゲームだけでなく動画も楽しめる臨場感ある空間表現が魅力。音楽でも癖が強すぎて音が歪んで感じられて興を削がれるといった低価格帯の大抵のゲーミングヘッドセットによくある欠点が感じられにくく、むしろ開放感と臨場感のある表現が下手なヘッドホンより…
【カナル型イヤホン ieGeek EP001 レビュー】ソリッドでシャリっと弾ける爆発力のある音。ハイハットの密度が高く、外連味のあるややざらついたサラダ味。JAZZや80年代ポップス的な曲に魅力あり
最近の曲を聞くと外連味が目立ってしまうので、低価格帯イヤホンの購買層が一般的に若いことなども考慮すると、魅力はあるのにおすすめしづらい難しい立ち位置のイヤホンだ。タイトでしっかりした骨格を形成する低域表現、ソリッドで外連味のあるパーカッシ…
安定した通信性能と中高域の明朗で緻密、爆発力もある表現に最大の旨味があるが、低域の存在感も薄くなりがちなものの、曲によって十分引き立って感じられる。鮮明でフレッシュな表現は楽しく、解像度もよく思えるが、聞き疲れしやすいところもあり、装着感…
aptX対応ということもあり、とにかく耳に絡んでくるほどの低域が好きという低域ジャンキーにはワイヤレスモデルにおける一つの福音になるかもしれない。ただしその音はどちらかといえばブーミーで、技巧的というよりは単純に量的表現で押し込んでくるタイプ…
弾みはそれほど強くない深掘り傾向の低域が目立つため、人によってはもっさり感じられ、また聞き疲れしやすいところがあり、ぼけて感じられる場合もあることは好みを分けるが、低価格の低域モデルとしては細かな芸の良さがあり、バランスの良い、魅力的な音…
異端的な楽しみ方として、リケーブルイヤホンをワイヤレス化する目的に使える。シュア掛け形式なので機種を選ぶが、逆にシュア掛け形式のリケーブルワイヤレスモデルは珍しいため、そういうものを求めている人には希少価値がある。ワイヤレスリケーブル機と…
2016年末ころから製品ラインナップが急激に増え、2017年にはSONY WF-1000Xという画期的な高級機種も出て活況を呈している完全ワイヤレス機種。今回は比較的低価格で入手可能な機種でこれまでレビューしてきたものをまとめて特集記事にしてみた。とはいえ、以…
音質的には最初は全体的に明瞭感が少し出過ぎている印象もあるが、この不自然な感覚は使用しているうちにそれなりに慣れてくるところがあり、目立たなくなってくる。平面的なところはしかたないが、曲を手に取るようにつかみ取れる音質はなかなかに良好。音…
高い装着性とタッチノイズのほとんどないケーブル、安定した通信性能、濃厚な音質と価格以上のパフォーマンスを感じさせる良質イヤホン。とくにJAZZやポップスを元気に楽しみたい人には有力な選択肢になるイヤホンだ。繊細さよりは大味に振れた表現力だが、…
低域強めの万能な味付けと言える。全体的に重厚大味で、ポップスやロックは曲によっては低域の音が鳴りすぎてしまう傾向があるのが気になるが、通勤通学では周りの雑音に左右されにくく没入感はあるだろう。一方で、その音の傾向は音漏れで目立ちやすいとこ…
完全ワイヤレスモデルとしては価格も安めで手に入れやすく、同価格帯の中では音質面や通信面でも目立った欠点はない印象。むしろ装着感もよく音質の上でも比較的安定して音楽が聴きやすいので、頭一つ抜けているといえるかもしれない。個人的には完全ワイヤ…
超低価格帯と言われる15EURまでのモデルは多くの場合別途送料がかかる。しかし正直に告白すると、このクラスで私たちの耳を満足させるものはなかった。これより少し値が張る程度のXiaomi Hybrid Dual(25EURクラス)を買った方がよい。 そのため、ここでは特…