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元記事
iBasso DX160 vs Hiby R5
R5は、Hibyの以前のモデルと同様の多くの機能が詰め込まれた、完全に完成されたコンパクトなAndroid DAPです。このDAPでも、高速プロセッサ(DAP用)、DTAアーキテクチャ、デュアルDAC、完全なAndroidアプリのサポート、高音質Bluetooth機能などが実現されています。新しいデバイスは、R6 Proと同様に4.4mmのバランス接続もサポートしています。近年、市場の至る所に4.4mmバランス出力搭載機種が見られるようになってきたことは喜ばしいことです。
このプレーヤーでは、HibyはUATと短縮される「Ultra Audio Transmission」と呼ばれるコーデックもサポートします。これにより、Bluetoothを介してより高いサンプルレートを転送できます。Hibyは、このコーデックは「業界全体の新しいワイヤレスオーディオのスタンダードとなり得る可能性がある」と述べ、「以前のすべてのスタンダードなコーデックよりも優れている」と主張しています。UATを使用すれば、192khzでサンプリングされたファイルはソースからヘッドホンに直接ストリーミングされ、ダウンサンプリングは行われない、とHibyは述べています。
IBasso DX160について
最新のBluetooth 5.0に対応し、5インチのフルスクリーンが搭載されており、印象的な見た目のボディとハイエンドDACチップを提供し、他のメーカーのフラッグシップ級モデルのスペックを実現していますが、価格はそれらに比べて高くありません。
DX160はCS43198チップセットをデュアル搭載するデザインを採用しており、話題になっています。CS43198は、DSD256およびPCM 32bit/384kHzまでのDSD over PCM(DSD DoP)に対応しています。 チップメーカーは、約130dBのS/N比も宣伝しています。
現時点では、MQAデコードをサポートできるDAPはほとんどありませんが、DX160はMQAをサポートしています。Andriod Oreo OSにさまざまなAPKをインストールし、MQAデコードを行うことで、DX160はさらに楽しくなります。
iBasso DX160とHiby R5の大きな相違点
iBasso DX160はBluetooth 5.0に対応します
iBasso DX160には、ポータブルオーディオプレーヤーではまだ非常に珍しいBluetooth 5.0が搭載されています。ご存知かもしれませんが、Bluetooth 5.0はBluetooth 4.2と比較して2倍の速度と4倍の範囲、つまり掛け合わせて8倍のデータ転送量を提供し、低消費電力と安定した接続を実現します。
より大画面を楽しめるiBasso DX160
iBasso DX160は、5インチ1080 * 1920 IPSスクリーンを備えており、両者のうちではやや大きいサイズになっています。
より高いS/N比を持つiBasso DX160
シングルエンドヘッドホン出力(3.5mm)の場合、iBasso DX160のS/N比は125dBで、Hiby R5は122.8dBです。
バランス型ヘッドホン出力(4.4mm)の場合、iBasso DX160のS/N比は130dBで、Hiby R5は120dBです。
iBasso DX160はバッテリー性能で劣ります
iBasso DX160には3200mAhのバッテリーが、Hiby R5には3500mAhのバッテリーが搭載されており、それぞれの平均再生時間は13時間と11時間となっています。
スペック比較表
- 元記事の公開日:2019/08/28
- 著者:Candice Song
HiByMusic R5 デジタルオーディオプレイヤー 4.4mm バランス出力端子 (ブラック)
iBasso DX160 HiFi Bluetooth 5.0 Music Player Android 8.1 DSD Decoder Portable Black
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