- 低価格でデュアルドライバーだと!?
- 実は息が長い中華イヤホンブランド UiiSii
- 技適取得済みで安心して使えます
- 搭載通信チップはairoha AB1536U
- バッテリースペックは十分
- 防水性能はIPX5
- 充電コネクタはType-C
- 音質はわかりません
- UiiSii TWS808の技術仕様
- レビュー記事
- まとめ
- 【関連記事】
「物欲探訪」シリーズは普段からamazonを覗いている筆者が、買おうかどうか迷っている機種を紹介するコラムシリーズです。
低価格でデュアルドライバーだと!?
例のごとくamazonで完全ワイヤレスイヤホンをいろいろ眺めて楽しんでいたのですが、ふと目に留まった完全ワイヤレスイヤホンがあります。この記事執筆時、4460円に500円OFFクーポンつきという、わりと廉価な価格設定ながらデュアルドライバーを搭載しているという完全ワイヤレスイヤホンです。しかも調べてみるとairoha AB1536Uという、個人的に評価が高い通信チップを搭載しているようです。これは期待できそう!
この彗星のごとく登場したイヤホンの名前は……UiiSii TWS808です。
実は息が長い中華イヤホンブランド UiiSii
UiiSiiというメーカーはおそらく多くの人が聞いたこともないと思いますが、実はamazonの中華イヤホンブランドとしてはわりと息が長いメーカーで、KZ並みかそれ以上に老舗と思われます。本拠地は東莞らしいです。
というか最近どっかで見たなと考えて思い出したんですが、Kineraの代理店でおなじみ、ミミソラオーディオがUiiSiiの代理店をやってます。
技適取得済みで安心して使えます
商品ページで技適取得を謳っており、実際に技適取得済みであることを確認しました。
搭載通信チップはairoha AB1536U
上で確認した技適情報によれば、通信チップはairoha AB1536Uです。このチップはMCSyncという左右のイヤホンに同時にワイヤレスオーディオ送信ができる技術を搭載しており、AACコーデックに対応し、通信品質も高いです。少なくとも私のこれまでのレビューではこのチップを搭載している製品で通信品質が物足りないものはたぶんなかったと思います。
MCSync搭載機種は片耳をしまえば残りの一方がシームレスに片耳イヤホンに移行するので、使い勝手もよい印象を持っています。
バッテリースペックは十分
イヤホン単体の連続再生時間が最大4時間ってあたりは少し短く思いますが、それでも通勤通学なら3時間あれば十分快適に使えると思います。バッテリーケース込みの最大再生時間は60時間と、こちらはコンパクトなのに優秀です。使用頻度によっては1週間十分に持ちそうです。ていうかこのバッテリーの足回りはほとんどどっかのAKIKI A3といっしょ。バッテリー残量がLEDでわかるのは便利かもしれません。
防水性能はIPX5
防水性能はIPX5です。IPX5であれば多少の雨の中で使用しても大丈夫なくらいなので、防汗性能は十分、陸上のスポーツやワークアウトでの使用は問題ないと思います。ただし水没耐性はありません。
充電コネクタはType-C
充電コネクタはUSB Type-Cです。Type-Cは使いやすく、最新のスマホと共通のケーブルを利用できるので、非常に便利です。
音質はわかりません
Airoha AB1536U搭載のイヤホンはわりとまともな音が多かったですが、この機種については知りません。一応周波数特性らしきものが商品ページに掲載されているんですが、明らかに形が変なので、音は想像できません。ちょっと低域が強めなのかな?
ていうかよく見るとこのイヤホン、200khzまで出るらしいですよ!スーパーハイレゾすぎるw
UiiSii TWS808の技術仕様
- Bluetoothバージョン:V5.0
- サウンドコード:SBC/AAC
- 防水性能:IPX5
- 再生時間:イヤホン単体4時間/バッテリーケース込み最大60時間
レビュー記事
UiiSii TWS808についての当ブログのレビュー記事は以下を参照してください。
まとめ
低価格でデュアルドライバーを搭載し、通信チップも接続安定性が高いと思われるairoha AB1536Uを使っており、5000円以下で買えるならわりと魅力的かもしれない機種です。UiiSiiの製品は最近使ったことがないので、そのビルドクオリティや完成度、音質傾向は想像できませんが、息が長いメーカーですし、悪くなさそうな気がします。低価格で珍しい完全ワイヤレスイヤホンを求めているなら、悪くない機種かもしれません。
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