- coumiからANC搭載完全ワイヤレスイヤホンが登場
- 技適取得済みで安心して使えます
- -28dBという高いアクティブノイズキャンセリング機能
- ANC ON時で5時間の連続再生時間
- ヒアスルーで外音取り込み可能
- IPX7の防水性能
- 通信チップはRealtek RTL8773B
- 13mm口径の大型ドライバー
- coumi ANC860の技術仕様
- レビュー記事
- まとめ
- 【関連記事】
「物欲探訪」シリーズは普段からamazonを覗いている筆者が、買おうかどうか迷っている機種を紹介するコラムシリーズです。
coumiからANC搭載完全ワイヤレスイヤホンが登場
coumiはDongguan Koppo Electronicsのオーディオブランドです。先進的で意欲的なメーカーで、TWS-817Aは低価格で付属アプリ付きだったりして面白いのですが、今のところその技術力は安定しているとはいいがたく、私の中では評価が難しいメーカーです。ただし技適やPSEはまじめにとっており、誠実に日本展開を考えているメーカーであることは確かです。
技適取得済みで安心して使えます
coumiは真面目に技適を取っているメーカーです。coumi ANC860についても技適取得済みであることを確認しました。
-28dBという高いアクティブノイズキャンセリング機能
ノイズカット性能は28dBを謳っており、これは低価格の完全ワイヤレスイヤホンのアクティブノイズキャンセリングとしては優秀に思えます。実際のところはどの程度かはわかりませんが、今まで公称で20dB以上のANCは強くはなくても確実に効果が感じられるレベルだったので、これもわりと効果が期待できるのではないかと思います。
ただしインナーイヤー型なのが気になるところで、過去試した範囲ではインナーイヤー型は密閉度が低くてANC効果自体が薄まる傾向にあります。
ANC ON時で5時間の連続再生時間
coumi ANC860はイヤホン単体でANC ON時連続5時間、ANC OFFで連続8時間の音楽再生をサポートしています。ケース込みでは再生時間は最大41時間(ANC OFF時)になります。通勤通学に十分使える性能があるだけでなく、スポーツやワークアウトでも十分に使えるバッテリー駆動時間を実現しているように思えます。
ヒアスルーで外音取り込み可能
coumi ANC860はアクティブノイズキャンセリングに加えて、ヒアスルーにも対応しており、簡単操作で音楽再生中でも周辺の環境音を聴くことができます。駅のナレーションや友達の会話など聞き逃したくない情報を、イヤホンを装着していても、しっかり聞くことができそうです。
IPX7の防水性能
防水性能はIPX7です。多少の深さに水没させても大丈夫な性能なので、雨の中でも安心して使えるだけでなく、レジャーのお供としても最適そうです。
通信チップはRealtek RTL8773B
技適情報を確認したところ通信チップはRealTekのRTL8773Bのようです。個人的にはRealTek製はわりと安定している印象で、少しデジタル傾向ですが音質も悪くなかった印象があるので、期待できると思います。
13mm口径の大型ドライバー
coumi ANC860は完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなり大型で珍しい、13mm口径の大型ドライバーを搭載しています。
coumi TWS-817Aのチューニングは分析系モニターフラットでバランスがよく、繊細系の音でマイクロディテールがきれいに聞こえましたが、このイヤホンの音質はどうでしょうね。
coumi ANC860の技術仕様
イヤホン
- Bluetooth:5.1
- アクティブノイズキャン(ANC):Yes(Hybrid)
- 通話ノイズキャンセリング(ENC):Yes
- 外音取り込み:Yes
- ANC ON:5.5H再生(ケース込み最大30H)
- ANC OFF:7.5H再生(ケース込み最大41H)
- スピーカー:φ13mm
- サイズ:30*20*24.6mm
- 重量:6.5g(片耳)
- 防水:IPX7
充電ケース
- イヤホンへの充電回数: 4.5回
- 充電時間:1.5H
- サイズ:47*47*25mm
- 重量:60g
アクセサリー
- シリコンイヤーチップ: S/M/L
- Type C充電ケーブル
- クイックスタートガイド
- 取扱説明書(日本語含む)
- 品質保証カード
レビュー記事
coumi ANC860についての当ブログのレビュー記事は以下を参照してください。
まとめ
coumi ANC860は低価格でアクティブノイズキャンセリングとヒアスルーを搭載し、内蔵ドライバーは13mmの大口径で、かなり期待できそうなモデルに思えます。搭載チップも接続安定性が割と高いRealtek系を搭載しているので、おそらく期待できるのではないかと思います。
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