- ニュートラルサウンド好きの間で話題になっているMangird Tea
- Mangirdについて
- 6BA+1DDのハイブリッド構成が実現するニュートラルサウンド
- 高級感のある外観&OCCケーブル
- 価格相応以上のわりと豪華なパッケージ
- Mangird Teaの技術仕様
- まとめ
- 【関連記事】
「物欲探訪」シリーズは普段からamazonを覗いている筆者が、買おうかどうか迷っている機種を紹介するコラムシリーズです。
ニュートラルサウンド好きの間で話題になっているMangird Tea
さて、ブログで情報提供を頂いて以来、買おうかどうかずっと迷い続いている中華イヤホンがあります。それがMangird Teaです。このモデルはハーマンターゲットカーブに基づくニュートラルサウンドを実現しているらしいのですが、このイヤホンについては賛否両論あるらしく、素晴らしいサウンド派と分離感が悪い派がいるようです。というか、そもそも情報が少ないです。
Mangirdについて
Mangirdは中国のIEMメーカーで、そのMangird TENという機種はわりとヒットしたらしいのですが、個人的には情報をほとんど持っておらず、よく知りません。Head-Fiによると、かなりの完璧主義なブランドらしいです。
6BA+1DDのハイブリッド構成が実現するニュートラルサウンド
Mangird Teaのドライバー構成は6基のバランスドアーマチュアドライバーと1基のダイナミックドライバーが組み合わされたハイブリッドセットアップになっています。高域用に2基のKnowles RAD-33518、中域用に4基のsonion 2600、低域用に1基のドイツ製バイオチタニウム振動板を使ったダイナミックドライバーを使っています。ニュートラルでバランスの取れたサウンドシグネチャーを持っており、情感に満ちたボーカルと透明感とディテールに優れた中域と高域、パワフルな低域を持っていて、音場はクラシック音楽を聴いても良好なほど広いとされています。
なお、In-Ear Fideltyで参考周波数特性を見ることができます。
高級感のある外観&OCCケーブル
Mangird Teaはドイツから輸入された高品質なレジンシェルを用いており、その質感には琥珀のような透明感があり、フェイスプレートには金箔が装飾されています。
ケーブルには0.78mm 2pinコネクタが採用されており、リケーブルも可能です。ケーブル材質にもこだわりが見られ、高純度の8芯単結晶銀メッキ銅ケーブルが付属しており、品質に遜色は感じません。
ちなみにどうもケーブルコネクタはmmcxと0.78mm 2pinから選べるらしいのですが、amazonのMangird Teaは0.78mm 2pinモデルのみのようです。
価格相応以上のわりと豪華なパッケージ
amazonの商品ページでは、パッケージの雰囲気が謎だったのですが、海外の開梱動画がありました。見てみると、わりと付属品も多く、しっかりしたプラスチック製のキャリイングケースもついてくるようで、価格相応以上の満足度はありそうです。
Mangird Teaの技術仕様
- 製品名:Mangird Tea 6BA+1DDハイブリット型HIFIインナーモニター
- ブランド:Mangird
- モデル:Tea
- プラグ:3.5mmステレオ端子
- 装着方法:耳掛け式
- マイク:なし
- ケーブル:高純度8コア単結晶銅銀メッキケーブル
- ケーブル長さ:1.2m
- インピーダンス:18ohms
- 周波数帯域:20-20000Hz
- ドライバー:
- Knowles(RAD-33518)バランスドアーマチュアドライバー*2
- Sonion(2600)バランスドアーマチュアドライバー*4
- チタン振動板ダイナミックドライバー*1
- 感度:112db
- 付属品:
- Mangirdシリコンイヤピース*3組(S,M,L)
- メモリーイヤピース*1組
- イヤホン収納ケース*1個
まとめ
Mangird Teaについての情報は決して多くないのですが、少なくともビルドクオリティとパッケージ内容は5万円以下ではそれなりに豪華なように思えますし、音質もニュートラルサウンドだというので、聴いてみたい気がします。ただ実際のところ、私は2万円以上のイヤホンはよほどのことがないと購入しないタイプなので、この機種についてはまだ情報収集中といった感じで、積極的に買いたい気分にはなっていません。何かしらの決定打を探している、そんな状態です。
【関連記事】