今回はOneplus Buds Proを取り上げます。海外では「全部入り」の完全ワイヤレスイヤホンとして知られ、1万円台で非常に人気を博している機種です。
ハイレゾコーデックLHDC対応
2021年の完全ワイヤレスイヤホン業界のトレンドの一つが、「LDAC」「LHDC」「AptX Adaptive」など、ハイレゾ品質の高音質コーデック機種の普及です。
Oneplus Buds ProはLHDCに対応しており、Huawei製品など対応する機種でハイレゾ品質の音質を楽しむことができます。
個人の聴覚に音質を最適化する「OneAudioPlus ID」
個人の聴覚に合わせて音質をパーソナライズする機能もついています。
リラックスモード搭載
正確には「Zen Mode Air」と言います。Zenは禅のことですかね?集中力を高めたいときやリラックスしたいときに使う、ホワイトノイズ再生モードです。こういうリラックス機能も一部で流行してますね。
深度-40dBのアクティブノイズキャンセリング
アクティブノイズキャンセリングの性能は-40dBと1万円台ではかなり優秀です。アクティブノイズキャンセリングの強度も調整できるようになっています。
ちなみにチップはQucoxの分解レビューによると、 BES2500YPです。
音質も割とバランスが取れている
SoundGuysのサイトで周波数特性を見ることができますが、わりとバランスが取れていますね。とくに低域はニュートラルの水準を維持しており、コンシューマーよりはオーディオファンをターゲットにしているようです。
技術仕様
- 急速充電。(10分で2時間再生)
- ピーク時40dBのノイズキャンセリング機能
- IP55 +IPX4規格
- ドライバー:11mmダイナミック型
- ドライバー感度:98 dB ± 3 dB @ 1 KHz (Worldwide)
- 周波数特性:20Hz - 20,000Hz
- ノイズキャンセリング Smart Adaptive Noise Cancellation、Transparency Mode
- 耐水性・耐汗性:イヤホン本体:IP5512、チャージングケース:IPX413
- 対応オーディオフォーマット(SBC、AAC、LHDC)
- ワイヤレスの範囲 10メートル
- バッテリー:USB Type-C有線充電
ANC ON時の再生時間:最大5時間、ANC OFF時の再生時間:最大7時間、通話 最大3時間(通話)
最大再生時間:最大28時間(ANC ON)、最大38時間(ANC OFF)
バッテリー容量:イヤホン1個あたり:40 mAh、充電ケース:520 mAh - イヤホンの寸法 32x23.2mm
- チャージングケースの寸法 60.1x49x24.9mm
- 重量 イヤーバッド:4.35g、チャージングケース:52g
まとめ
Oneplus Buds Proは全体として悪くなさそうな出来です。1万円台ではかなり優秀そうですね。LHDC対応でANC ONで5時間持つなら、日常生活でほとんど困らないと思います。
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