- このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
- これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
- 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。
オーディオトランシーバー
ZIOCOM ZM005808はS/PDIFオプティカルとAUX入出力に対応した、Bluetoothオーディオトランスミッター/レシーバーです。
これを使えばテレビやオーディオソースの音声をワイヤレスイヤホン/ヘッドホン/スピーカーを通じてワイヤレスに出力したり、逆にワイヤレスに対応しないイヤホン/ヘッドホン/スピーカーをワイヤレス化することも可能です。
モニターつきで接続機器を制御できる
ZIOCOM ZM005808の最大の特徴はモニターを備えており、リアルタイムで接続する機器を表示し、制御することができることです。
これまでトランスミッターはFiio BTA30をメインに使ってきたのですが、ワイヤレス機器が多いせいで時々、ペアリングするときに狙った機種とペアリングせず、別の機種に接続してしまうことがありました。
BTA30の場合、リアルタイムで接続を確認・制御できないので、うまくつながらない場合、ペアリングモードにし直して再接続を試みる必要があり、間違ってつながってしまっている機器を特定して電源を落とすなど、余計な手間がありました。それで接続を手軽に制御できるトランスミッターを探して、これを購入したというわけです。
ZIOCOM ZM005808はどの機器が接続しているかモニターで確認できる上に、手動で接続を解除することもでき、手頃な操作で接続機器を変更できます。ここ数日試してみましたが、オーディオテストのメイントランスミッターとして使いやすく、かなり快適な使い勝手で便利です。
対応コーデック
- aptX HD/aptX LL/aptX/SBC
トランスミッターとして使う場合
ワイヤレスオーディオ機器に音声をワイヤレスで伝達する、送信機(トランスミッター)として使用する場合は以下のように操作します。
レシーバーとして使う場合
非ワイヤレス機器につないでワイヤレス受信機(レシーバー)として使う場合は、以下のように操作します。
パッケージ
ZIOCOM ZM005808はパッケージングは簡素ですが、付属品は揃っています。
パッケージ内容
付属品はかなり揃っています。
- ZIOCOM ZM005808本体
- 光オーディオケーブル
- AUXケーブル
- AUX⇔RCA変換ケーブル
- 取扱説明書
ビルドクオリティ
外観のビルドクオリティは価格を考えると悪くありません。モニターの発色もきれいです。
総評
ZIOCOM ZM005808はモニターを備え、ペアリングがしやすく、接続先もリアルタイムでコントロールできるのが最大の魅力です。コーデックの対応数は多いとは言えませんが、ヘッドホンやイヤホンを多数持っており、複数の機器に頻繁につなぎ替えるような人にはかなり使い勝手の良い機種になります。
【関連記事】