Tripowinのイヤホンケーブル「Jelly」をレビューします。高音質のために銀メッキOCC+グラフェン銅ミックス線+OCCを組み合わせたケーブルらしいですね。
開封動画
パッケージは比較的シンプルです。
ビルドクオリティ
ビルドクオリティは価格の割にはいいですね。
音質
今回はインピーダンス変化の影響を受けやすく、ケーブルやアンプの音質変化を捉えやすいAudiosense DT600につないでテストしました。ストックケーブルとの品質の違いを確認します。測定に用いたオーディオインターフェースはRME ADI-2 Pro FS R Black Editionです。
周波数特性
ケーブル抵抗値に敏感なAudiosense DT600でも、周波数特性上に音の変化が出ているとは少し言い難いですね。低域に少し差があるようにも見えますが、全体印象が変わって聞こえるかは難しいですね。
THD
Jellyの低域のTHDがストックより高いのが気になります。グラフェン混ぜているのが影響してるのでしょうか。謎ですね。もしかすると低域の制動が少し悪いのかもしれませんが、なんとも言えませんね。
まとめ
Tripowin Jellyは抵抗値に敏感なDT600でもストックケーブルからほとんど目立った音質変化が確認できなかったので、価格の割にはかなり優秀なケーブルだと思われます。敏感な人は低域で付帯音が多く、膨張感を少し感じる可能性はありますが、多くの人には問題ないでしょう。音質変化が少ない良質なケーブルですね。
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