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オーディオ機器やゲーミングデバイスのレビュー、そして好きな音楽を徒然なるままに

【ポータブルヘッドホン audio-technica ATH-WS550 レビュー】表現として暗めでもっさりしているところは気になる。ドラムのリズム感はタイトで気持ちよいが。

audio-technica ATH-WS550

オーディオテクニカ SOLID BASS ポータブルヘッドホン ブラックレッド ATH-WS550 BRD

 

おすすめ度*1

 audio-technica ATH-WS550

ASIN

B016D9UE7A

 イヤーマフは柔らかく、装着感は悪くない印象。蒸れやすいところはある。遮音性はそこそこで、音漏れは若干目立つ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はない。

 

 

【2】音質

 全体的にやや安定感重視でもっさりしたところはあるが、支配的になる低域の傾向はタイト。高域音にはソリッドでザラザラした感触があり、ドライ傾向になりやすいところがある。クラブサウンド向き。

 

[高音]:もっさりソリッド、ザラザラ(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域はそこそこ広いが、低域に引っ張られやすい印象。

[低音]:意外と存在感は強くなく、タイトで締まっていて、中高域を邪魔しづらい。ただドライで乾燥した感じが強く固い(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:圧迫感のない広さ、音の個々の定位感は悪くない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ハイハットの粒感はしっかりしているが、重たげで安定感重視。ドラムは下方向にタイトでやはり安定的(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:やや暗い。突き抜け感は低域が厚めなせいかうまく出づらい印象。

 

【3】官能性

 雨宮天「Velvet Rays」はややボーカルがドライでザラザラした感じがある。弦楽ののびやかさとピアノの色づきも悪くないが、全体として辛口。

 SPYAIR「JUST ONE LIFE」もドライな辛口。粒が細かく、きめ細かさのある音場ではあるが、一方でキレやメリハリはそれほどでもなく、突き抜け感にもやや乏しい。

 Aimer「broKen NIGHT」はピアノの発色が良く、ドライな中に清涼感のある形で響く。ボーカルはドライ。メリハリはそこそこ。若干ボソボソしている感じはある。

 Choucho「looping star」は全体的にやや重たげだが、ボーカルはそこそこ突き抜け感がある。ただ低域のせいか中高域が細切れにされるようなところがあり、低域がうるさく感じられるところはある。

 

【4】総評

 ドライでやや暗めのサウンド表現は好みを分けそうだが、クラブ向けにタイトでそこそこ良質なリズムを味わうことが出来る。とはいえ、圧倒的重低音というほどではなく、看板ほど迫力を感じさせない。

audio-technica ATH-WS550

 

【5】このヘッドホン向きの曲 

 タイトな低域がリズムをしっかり刻む。全体的に重厚で爽快感には若干欠けるが、ボーカルののびやかさはしっかりしており、暗くはない。

 

オーディオテクニカ SOLID BASS ポータブルヘッドホン ブラックレッド ATH-WS550 BRD

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

【スポーツイヤホン audio-technica ATH-SPORT1 レビュー】各所でかなり酷評されている機種ではあるが、音質は意外に悪くない

audio-technica ATH-SPORT1

audio-technica SONICSPORT カナル型イヤホン 防水仕様 スポーツ向け ブラック ATH-SPORT1 BK

 

おすすめ度*1

audio-technica ATH-SPORT1

ASIN

B00LZRG7EU

 スポーツタイプのイヤホン。イヤーフックが根元部分からかなり可動する。この可動イヤーフックがかなり酷評されているが、意外にも手に入れた個体は装着性は悪くなく、固定はしっかりしている。長時間使用で耳に痛くなるという指摘もあったが、筆者はそのようなことはなかった。耳当たりも良く、イヤーフック型にありがちなギスギスした感じがなくて柔らかな付け心地だ。おそらく耳の形状や大きさによって装着感はだいぶ変わると思われ、店舗でテストしてから購入するのが良いだろう。

 装着がしっかりするおかげか遮音性は高く、音漏れも少ない。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え。ケーブルのタッチノイズはほとんどなく、スポーツ用途としては良好。なおイヤーピースはアクティブフィットだとだいぶ音質が落ちるという指摘があり、筆者もアクティブフィットはかなり癖が強く、音が軽くなる印象を受けたのでおすすめしない。

 

【2】音質

 テストはファインフィットイヤーピース、つまり標準タイプのカナルイヤーピースを用いた。音質的にもシャカシャカ軽いと酷評されるこのイヤホンであるが、付属イヤーピースからサイズを丁寧に選び、耳にはまるものを選べば音質面は低価格の割に良い印象で、少なくとも酷評されるほど低水準ではない。やや音の側面には細かな雑然さはあるものの、高域にはなめらかさがあり、色気もそこそこ感じられ、中域は音の輪郭感がしっかりとしていてシャープでキレが良い。低域だけはザラザラしたりズチャッとしたややウェットな音になりやすく、はっきり言うと好みではないが、存在感が薄いことはない。音場は密集感があってミニチュア的なところがあり、広くはなく、ほどほどの空間に細かく盛り込んだような感じだ。

 

[高音]:高域にはなめらかさがあり、のびやかさもある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:曲によってはガチャガチャしやすいところもあるが、低価格ではかなり音の輪郭ははっきりしており、シャープでキレの良い音質。

[低音]:やや音が潰れた感じや粗い感じがあり、ズチャッとウェットになったり、ザラザラした感じが強い形で出やすい。ブーミーではないが、タイトとは真逆に感じられる音。ソリッドでもなく、ゼラチン質というほどプルプルしていないので、イメージとしては納豆といった感じか(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:音場には若干密集感があるのと、音像の多彩さにはやや×感じがあり、ノイズ感も少しあるのでミニチュア的な鳴り方という感じ(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ハイハットの粒感が良く、鮮明で疾走感は出やすい。ドラムも表面はシャープ。やや軽快な音(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:透明感もあり、のびやかさも悪くない。

 

【3】官能性

 秦基博「Rain」は低域が若干粗く、ザラザラしているが、中高域とボーカルはかなりなめらかで良質。ボーカルに清涼感もある。

 fhána「ムーンリバー」はボーカルの突き抜け感はなかなかでみずみずしさもある。情報量が多いせいか、側面の楽器音にはやや雑然とした感じがあるが、全体としてはソリッドな感じがあり、きめ細かく感じやすい。

 石川智晶「スイッチが入ったら」は繊細で緻密な感じの音場は比較的よく表現されている印象。音の輪郭ははっきり明瞭でシャープ。ボーカルはのびやかさとみずみずしさがあり、尖らずにきれいに抜ける。キレとメリハリは結構しっかりしている。

 分島花音「ノットフォーセール・フォッシル」はドラムが軽快で元気がある。ボーカルの定位感も良好。メリハリが良く、ハイハットの疾走感もきれいに出るので比較的楽しめる。

 

【4】総評

 それほど悪くない評価と酷評が合い乱れる機種で興味を持ったので手に入れてみたが、その印象は意外と悪くない。価格がこなれていて、低価格で安定的に手に入る割に音質面では多少気になるところはあるが、スポーツに向く軽快な音楽を楽しく聴かせようというコンセプトは感じられ、audio-technicaらしい配慮を感じるところがある。ただし、このうえの3000円以上5000円未満の価格帯が充実していてハイレゾ対応機種まで存在する現状で、このレベルの機種を安いからといってあえて選ぶ理由はあまりない。装着感に賛否両論があるところを見ても、この機種を買う場合はまず装着感が合うかをしっかり確認する必要もありそうだし、やや面倒なところはあるかもしれない。

audio-technica ATH-SPORT1

 

【5】このイヤホン向きの曲

  メリハリと定位感が良く、意外とおいしく聴ける。ボーカルの透明感とパーカッションのシャープな輪郭感がなかなかに味わい深く、悪くない印象。

 

 かなりシャープで輪郭のしっかりしたハイハットが疾走感をきれいに出してなかなかに中毒的。ボーカルものびやかでみずみずしさと透明感がある。

 

audio-technica SONICSPORT カナル型イヤホン 防水仕様 スポーツ向け ブラック ATH-SPORT1 BK

 

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【ポータブルヘッドホン JVC HA-S200 レビュー】尖りはなく、耳当たりの良い音。全体的にもっさりとした重厚感が出やすいが、ほどよいタイトさのある低域が特徴

JVC HA-S200

JVC HA-S200-BR 密閉型ヘッドホン 折りたたみ式 DJユースモデル ブラック&レッド

 

おすすめ度*1

 

JVC HA-S200

ASIN

B00898L4SW

 イヤーマフの厚みは十分だが、蒸れやすいところあり。ヘッドバンドの装着感はやや硬い。ヘッドバンドは折り畳み可能。遮音性はそこそこ。音漏れはそれほど目立たない。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はない。

 

 

JVC HA-S200

 

【2】音質

 のびやかさや突き抜け感はそこそこあるが、中高域の発色はそれほど良くなく、暗めの印象を受ける。低域は薄味だがタイトで空間を引き締める心地の良い音。トータルなバランス感覚の良さはあるが、JVC製品のイメージでありがちなパワフルでソリッドなサウンドを期待すると、全体的に力不足を感じやすい。

 

[高音]:高域の発色はやや暗い(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:奥行き感は出やすい。弦楽の伸びやかさと色気はそこそこあり。

[低音]:低域は薄味。空間への浸透の良いポンポンという軽いがタイトな引き締め感のある音。重さと深みはそこそこ。ただし中高域が精彩に欠けるところがあるので、曲調への影響は大きめでやや重厚感が勝ちやすい(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:奥行き感は出るので、広さはそこそこ。圧迫感はない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラム優位。ハイハットは力不足を感じる(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:若干暗め。のびやかさと突き抜け感は悪くない。

 

【3】官能性

 喜多修平「一斉の声」は高域の突き抜け感はそこそこあり、悪くない。低域ドラムが優しくタイトで、中高域を邪魔しない。弦楽の色気はそこそこ維持されており、ほどよい彩度はある。

 ClariS「Orange」はボーカルが少し暗めに出ていて元気が足りない気がするが、のびやかさは良好。楽器音の発色はそこそこよく、尖る感じもなく滑らか。

 秦基博「Rain」奥行き感もそこそこあるが、濃厚な空気感には欠け、表現も全般的にもっさりしていて重い。明るさに若干物足りなさがある。

 TrySail「Sail Out」がメリハリとキレに欠けるところがあり、もっさりしている印象。音に滑らかさはあり、尖りなく耳当たりは良いが、全体的に迫力に欠ける印象。

 

【4】総評

 味付け的には重厚に傾いているが、低域がタイトでぼやけたり支配的になったりしないので、中高域を阻害する場面は少ない。耳当たりも良く、尖った音になりづらいのも使い勝手の良さにつながっている。軽量で持ち運びには便利。廉価で気軽に持ち運べるのもよいところだ。

JVC HA-S200

 

【5】このヘッドホン向きの曲 

 このような重厚な曲は説得力のある形で聞くことが出来る。

 

JVC HA-S200-BR 密閉型ヘッドホン 折りたたみ式 DJユースモデル ブラック&レッド

 

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【ワイヤレススピーカー MIFA F1 レビュー】小型な割に魅力的な中高域とボーカルに魅力がある。全体として見るとコスパは必ずしもよいとは言い切れないのが悩みどころ

MIFA F1

MIFA ポータブル Bluetooth 4.0スピーカー、3W拡声器、10時間連続再生、内蔵マイク搭載、Micro SDカード機能つけ 【ブラック】

 

おすすめ度*1

MIFA F1

ASIN

B072JTCJJ6

 小型のワイヤレススピーカー。手のひらに収まるサイズで角張ったところのないデザインは収納性や携行性に優れている。

 aptXには対応しない。通信性能的にも安定しており、とくに遅延や音飛びも見られない。音源機器との距離が5m以内であれば目立った通信の乱れはないようだ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品は充電用USBケーブル、日本語含む多言語マニュアル。本体にMicroSDカードを内蔵することが出来、音源機器が別になくても単独でオーディオスピーカーとしても利用可能だ。

MIFA F1MIFA F1

 

【2】音質

 仕様としては3Wのスピーカーとあるが量感だけ見れば5Wスピーカーに引けを取らない。理由としてはほとんどドライバーが剥き出しに近く、音の広がりが開放的で篭もった感じが比較的感じられづらいということがあるだろう。立体感としてはややボーカルや低域が目立ち、弦楽やピアノは奥から聞こえる形になりやすく、ドライバーのパスンパスンという空気振動がどうしても聞こえるので、そうした傾向が気になる場合は物足りなく感じるだろう。一方で小型でありながら、しっかりした量感のある音で中高域と低域のバランスが比較的良く出る点を評価すれば、小型の割に音質は良いという評価に変わる。

 

[高音]:中高域は量感もあり、小型なため低域がかぶさるところはあるものの、しっかりと突き抜け感やのびやかさは出て、みずみずしさも感じられる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:前面に出る低域、のびやかな高域に比べると、小型スピーカー独特の振動の影響を受けやすいところもあり、やや精彩に乏しい。

[低音]:ブーッとしたブーミーな音で、吊り下げずに置いて使う場合はその底面の素材に振動が伝わって影響される場合がある。たとえば硬い面に置くとガタガタとする素材の反動を受けて音を乱しやすい(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:低域が前面に出るが、ボーカルや高域は比較的浮き上がって聞こえやすい(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは振動感が強く出るのでバスンバスンという空気の抜けるような感じにはなりやすい。ハイハットはそうしたドラムの風圧に押されがちになり、存在感はちょっと薄くなりがち(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:分離感はあり、低域が鳴る曲でも浮き上がって聞こえてくる。味付け的にはナチュラルで尖ったりサ行が刺さりやすい感じはなく、これは一般的にシャリシャリシャカシャカしやすい小型スピーカーとしては優秀なのではないかと思う。

 

【3】官能性

 宮本笑里×Solita「東京 et 巴里」はやや振動感の強いパスンパスンした低域がうるさげに思うが、一方で高域バイオリンはほとんどそれには影響されずにきれいで色気のあるのびやかな音を出しており、大抵のスピーカーでは楽器の間にうもれがちなややおとなしいボーカルもしっかり聞き取れる。

 松永貴志「Moanin'」は金管がややぼやけている気がするが、中盤では色気のある音はしっかり出してくれる。この曲では低域がうるさくならないので、後半のドラム演奏も迫真な感じが比較的うまく出る。やや平面的と言えるところはあり、レコードを聞いているようなモノラル感はあるが、それが味になっているところもある。

 SUEMITSU & SUEMITH「Sagitarius (NEW EDIT)」はやや高域ピアノがキンキンしすぎている印象はあるが、彩りは十分。ボーカルとその高域ピアノ、そして弦楽が混じりやすい感じで鳴るので、分解能的にも混ざり込んだ感じを感じやすく、それに不快感を感じる人には気になるところで、それをややゴチャゴチャしていると感じるか気にせず一体的と感じるかで評価は分かれそう。どちらにせよミニステレオみたいな鳴り方だ。

 中島愛&May'n「トライアングラー」は導入のボーカル部分はのびやかで力強さとほどよい透明感もあり、満足できる。バスンバスンした低域は若干離れれば柔らかくなるので、適正な距離感を保てばボーカル中心でそれなりに楽しく聴ける。やや背景がゴチャゴチャしがちだが、この曲はリズム感がしっかりしているうえに、ボーカルがしっかり引っ張っていくので荒れた印象はそれほど目立たない。

 

【4】総評

 小型で3Wスピーカーにしては音質面で悪くない感じだ。どうしても小型スピーカー独特の欠点が出てしまうところはあるが、それは小型スピーカーを選ぶ人にとって自明なことなので指摘しても意味がない。むしろ小型スピーカーなのにボーカルにつややかさや突き抜け感があり、低域に影響されすぎずにしっかり分離されており、高域楽器も色気を感じるきれいな鳴り方をすることに評価ポイントがある。

 一方でコスパという面では3Wシングルドライバーのスピーカーとして決して安くない。小型スピーカー全般として見ると決して高くはないが、3W小型モデルは比較的安めの機種が多いこともあり、廉価とは見えない。コンパクトさに対するパフォーマンスからすれば納得の値段ではあるが、3000円近い値段ではもう少し大きめのスピーカーも選択肢に入るところで、大きさを度外視して単純に価格と音質で選ぶと決して優先度の高い製品ではない。モバイル性という意味でも、防水性能がIP45という仕様は実際中途半端。アウトドアは問題ないが、風呂場などで使用するにはちょっと向かないレベルで、普通のスピーカーが使いづらい場所でも使いたいという汎用性を重視するユーザーにもいまいち訴えづらい。

MIFA F1

 

【5】このイヤホン向きの曲

  低域が落ち着いているので、弦楽とピアノ、ボーカルののびやかさと色気を比較的素直に味わえる。

  

MIFA ポータブル Bluetooth 4.0スピーカー、3W拡声器、10時間連続再生、内蔵マイク搭載、Micro SDカード機能つけ 【ブラック】

 

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【カナル型イヤホン VJJB V1 レビュー】2ドライバーの奏でる、厚みのある低域と艶やかな中高域。バランス感覚はやや独特

VJJB V1

CollectionAudio 高音質 カナル型 イヤホン ヘッドホン 2ドライバ搭載 6mm 遮音 リモコン無し シルバー VJJB-V1

 

おすすめ度*1

VJJB V1

ASIN

B018IET0U0

 2ドライバータイプでやや縦長のハウジングだが、それほど大きくはないので装着感に違和感はなく、耳への収まりが良い。遮音性はそこそこ高いが、音漏れはやや目立つ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、携行ポーチ、中国語と英語のマニュアル。

VJJB V1VJJB V1

 

【2】音質

 音質的にはやや直情径行というか、鳴り方が量感重視で繊細さに欠けるような印象はあるものの、音像に粗さや尖りは感じられず、低域から中高域までバランス良く聴き応えがある印象だ。低域は前面に出やすいので中高域にかぶりやすいが、中高域はかぶせられてもそれによって暗くなるということはない。弦楽やピアノにやや単調なところがあり、多彩さという面ではやや物足りなさを感じるものの、音自体が潰れたり粗くて聴きづらいというわけではない。この多彩さが足りないというのは決して艶やかさが足りないというわけではなく、耳を澄ませば色気を十分に感じさせるのだが、全体的なバランスとしてあまり目立たない調整になっている印象を受ける。おそらく2ドライバーになっているせいだろうが、こうした弦楽やピアノが情感を利かせて盛り上げなければいけないところでいまいち背景に回るような、やや分離しているような味わいがあって、どうしても入り込めないところを感じた。しかしこの点は多分に個人的な感性の問題であるかも知れず、実際音が鳴っていないということはないので、なんともすっきりしないのだが、ご容赦願いたい。

 

[高音]:低域の背景にやや隠れがちだが、突き抜け感はしっかりしている(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:量感はしっかりしているが、どうしても低域の後ろ側に回りがち。奥行き感はそこそこ、広さはそれほど感じない。

[低音]:低域はブーミーさが目立つ分厚くブヨンブヨンというバネのような弾力がある音。ベースは若干ジャリジャリするところはある。低域はかぶさりやすいので、そのせいで曲によって中域が背景に回りがちになる(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:高域の突き抜け感がないわけではないが、低域の後ろに回っているような聞こえ方をするので、高さは意外と意識しづらい。奥行き感はそれなりにあるが、左右は近く、横方向には若干狭い印象を受けるかも知れない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ハイハットの粒は細かく、シャンシャンと塩振るようなソリッド感と金属的な色彩感はしっかりしている。ドラムはブーミーで表面はやや輪郭がしっかりしているものの、中盤は膨張してぼやける傾向がある。どちらかというとドラムの地熱が強い(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:味付け的にはナチュラルに近く、のびやかさが素直に出ている。きらきらしたところはなく、残響感も強調される感じはなく、素直といえる。

 

【3】官能性

 鈴木このみ「DAYS of DASH」は低域の熱量が高めか。キーボードのデジタルな音、ギターの音もしっかり聞こえているが、やや分離感を感じるところがあり、素直にボーカルの熱量につながっていない印象はある。ボーカルは元気で力強く、突き抜け感もある。一体感には若干乏しい感じがある。曲に色彩感を与えるべきピアノ音もいまいち存在感が足りない。

 やなぎなぎ「終わりの世界から」はボーカルとパーカッションの関係性が良く、弦楽もやや遠い気もするが、しっかり情感を加えている。ピアノの色彩感などはやや足りず、彩度は低い表現になっているとは思うが、それは決して曲が暗い味わいになっているというわけではない。若干薄味というのが合っている。

 中孝介「夏夕空」は弦楽とボーカルが中心の情報量の少なさがおそらくかなりこのイヤホンと相性が良い形で出ている。低域がかぶさる感じがないので、ボーカルの突き抜け感と弦楽の色彩感と情感がきれいに感じられ、このイヤホンの中高域の表現力の確かさを再確認させられる。ただ後半低域が鳴り始めると、ややそれが目立ちすぎる。

 The member of The Little Sigers of Tokyo「アクエリア舞う空」は低域がうるさくないせいか、中高域中心でかなり味わい深い。弦楽の情感、ボーカルの突き抜け感もしっかり味わえる。このイヤホンの魅力が素直に感じられる。

 

【4】総評

 やや低域がかぶさりやすいのと中域以上に妙な分離感が所々あるのだけが気になるが、クラブミュージック系の曲なら大抵そこらへんは気にならない。弦楽は曲によって、ピアノは全体的に色彩感がかなり薄い気がするので、曲によってはいまいち盛り上がりに欠ける印象を受けるところはある。だが、素養自体が悪いわけではなく、比較的素直に中高域中心の味わいの曲などはかなりきれいに表現してくれる。低域がしつこくないクラシック音楽などでも実力を発揮してくれそうだ。

 コスパは悪くないが、表現のバランス感覚に若干難を感じる。うまくハマる曲にはめっぽう強い。

VJJB V1

 

【5】このイヤホン向きの曲

  音の情報量が少ないせいか、低域を中心に比較的素直に味わいやすい。

 

 こちらも素直な構成でこのイヤホンの表現力を引き出してくれる。

 

 中高域の艶やかな表現力を味わうならこの曲。上方に広く抜けた空間をしっかりと感じることが出来る。

 

CollectionAudio 高音質 カナル型 イヤホン ヘッドホン 2ドライバ搭載 6mm 遮音 リモコン無し シルバー VJJB-V1

 

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【ワイヤレスイヤホン TAROME X2T レビュー】全体的に篭もった感じがあり、音もシャカシャカ軽い。

TAROME X2T

TAROME Bluetooth イヤホン ワイヤレス イヤホン スポーツ 片耳 両耳とも対応 高音質 ワンボタン設計 軽量 マイク内蔵 通話可 防汗 防滴 iPhone Android 対応

 

おすすめ度*1

TAROME X2T

ASIN

B06Y2WLP9X

 完全ワイヤレス型。両耳使用も片耳使用も可能というモデルだ。本体が非常に丸っこく、取りこぼしやすいところがある。装着感は悪くないが、遮音性はそれほど高くなく、音漏れもやや目立つ。

 aptXには対応しない。通信はそこそこ安定しており、音飛びや遅延はほとんどなく、動画鑑賞にも十分使える。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、専用充電ケース、マニュアル。

TAROME X2TTAROME X2T

 

【2】音質

 音質的にはやや篭もっている印象で、音場は平面的。低域もあまり深掘りされず、音の傾向も全体的に中高域よりで軽めの印象だ。シャカシャカといった感じだろうか。音量は大きめに出るので注意。

 

[高音]:シャープ傾向でかなりシャリシャリする(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:奥行き感はそれほどない。クリアだがシャカシャカした軽い印象を受ける。

[低音]:低域は存在感が薄く、軽い(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:左右のステレオ感はあるが、奥行き感に乏しく、平面的に聞こえ、全体的に音に圧力があまりなく淡泊(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:輪郭はそれなりにはっきりしているので、キレは感じるが、重みの感じられないパーカッション(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:傾向としてはシャープ。少し尖りやすく、耳に刺さりやすいところはある。

 

【3】官能性

 秦基博「言ノ葉」は若干音の輪郭感が重なってうるさげなところと低域が軽いのでなんとなくスカスカしたところが気になる。ボーカルもややシャリシャリしていて生気に欠ける印象がある。

 高鈴「愛してる」はやや尖りが気になる。息遣いが刺さりやすい形で出るので、この曲は全体的にエッジがきつく感じられる。

 スキマスイッチ「ボクノート」はやや篭もった感じがあり、パーカッションは尖りが強い。

 今井麻美「朝焼けのスターマイン」もボーカルや楽器音にかなり尖りが感じられるのが気になる。印象としては低域の重みが足りず、かなり軽めの印象。

 

【4】総評

 音質的にはちょっとおすすめしづらい。完全ワイヤレスタイプでは音質が片耳イヤホンをステレオにしただけのようなものが多いが、このイヤホンはその傾向が特に強く、篭もりがちなうえ音に尖りが出やすいところがあって、なかなか聴きづらい。長時間馴らせば落ち着くのかも知れないが、それまで尖りやすい音を聞くのは耳に痛い。

TAROME X2T

 

TAROME Bluetooth イヤホン ワイヤレス イヤホン スポーツ 片耳 両耳とも対応 高音質 ワンボタン設計 軽量 マイク内蔵 通話可 防汗 防滴 iPhone Android 対応

 

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【ワイヤレスイヤホン Idealmuzik S9 レビュー】尖りが少なく、なめらかで自然な味わい。ムード音楽やJAZZ向きな印象

Idealmuzik S9

Idealmuzik ブルートゥース イヤホン S9 Bluetooth 4.1 スポーツ イヤホン IPX5 防滴 防汗 APT-X CVC6.0 高音質 通話 ワイヤレス ヘッドホン 内装 iPhone&Android スマートフォンに対応 (ローズ・ゴールド)

 

おすすめ度*1

Idealmuzik S9

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B072KBM2K6

 イヤーウィング付きで固定感もあり、イヤーピースもやや扁平なタイプで耳への装着感が優しく、付け心地の良いイヤホン。遮音性はそこそこ。音漏れはそれほど目立たない。

 aptXには対応しない。通信性能については安定しており、遅延・音飛びなく、5m程度の距離でも通信は安定しており、満足できる性能。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、マニュアル。

Idealmuzik S9Idealmuzik S9

 

【2】音質

 音質的には全体的になめらかで尖ったところはなく、耳に痛い場面はない。一方で全体的にもっさりしたところはあり、奥まった音がかなり存在感薄く、濁った感じになるところがある。またキラキラ感が足りず、全体的に暗めで重厚な味わいになりやすい。やや暗めの、自然でとくに味付けのないナチュラルな味わいが持ち味といった感じだろうか。

 

[高音]:キラキラ感が足りず、のびやかさもやや重たげで暗く感じる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:なめらかで耳当たりの良い音だが、エッジは弱く、アタック感に乏しく、全体的に重たげな印象を受けやすい。奥まった音の存在感も薄く、スカスカしていると感じるか、逆に奥行き感に乏しさを感じやすい。

[低音]:低域はややブーミーなボーッとした音。量感は感じられる。深さの面ではあまり深掘り感はなく、反発力もそれほどでもないが、爆発力はそこそこある。中高域はそれほど邪魔しない(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:背景のほうの楽器音の存在感がかなり弱くなる傾向があるため、かなり背景がスカスカしてると感じるか、曲によって逆に奥行きを感じられず平面的に聞こえる。(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:全体的になめらかであまりエッジが感じられないので味付けに終始する印象。ドラムはさすがに存在感があるが、やはり引っかかりに乏しく、素直にリズムを感じさせる、やや無個性な音(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:傾向としては自然な感じで、臭みのない無味無臭な感じ。

 

【3】官能性

 中島愛&May'n「ライオン」は音の輪郭感が弱く、奥のほうの音が効果的な色合いを加えることができておらず、全体的に色彩感に乏しい印象。ボーカルはナチュラルだが、暗めで元気に乏しい傾向。

 ClariS「ルミナス -2017-」も背景がややスカスカしており、ボーカルに元気な色彩を加えることができておらず、肝心のボーカルも突き抜け感に乏しく、暗く元気がない。

 大塚利恵「流れ星」のようなしっとりした曲とは相性が良い。かなりのびやかで明るめのボーカルなのでこのイヤホンでもそれほど暗い印象を受けない。パーカッションが細かに加える空気感もうまく出ている印象で、臭みもなく丁寧に表現されている。

 

【4】総評

 クラブミュージックのキラキラしたような感じやデジタルな楽器音はあまり得意ではないようだ。むしろしっとりした落ち着いたムード音楽やJAZZに合うような気がする。楽器の材質感を引き出すことは決して得意ではないが、もともと材質感がしっかり感じ取れる音源に対しては、その材質感を比較的そのまま聞かせてくれる。

 音の耳当たりは良く、尖った感じもないうえ、装着感も良好で通信性能も安定しているのでコスパは決して悪くない。

Idealmuzik S9

 

【5】このイヤホン向きの曲

  楽器の材質感が比較的感じられるこういったムード音楽調の曲とは相性が良い。

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。