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【ハイレゾ対応イヤホン ALPEX HR-3000 レビュー】廉価なハイレゾイヤホン。音質的にはもっさり系ドンシャリ

ALPEX HR-3000

ハイレゾ音源対応40000HZ 高級真鍮ハウジング&プラグ イヤホン (ブラック)

 

おすすめ度*1

ALPEX HR-3000

ASIN

B01G81NY2A

 小型で耳への収まりが良いハウジングが特徴。収まりが良いせいか遮音性はそれなりに高いが、音漏れはやや目立ちやすい。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 細身のコードのタッチノイズは目立たない。

 

【2】音質

 音質的にはハイレゾ対応というものの、やや音にゾワゾワとしたドライな感じがあり、明瞭感に少し欠けるので解像度を感じづらいところがある。高域はやや尖る感じが強く、シャリ味になりやすく、中域はやや広め、低域は粘りが少なめで重厚感が素直に感じられる音質。全体的にやや重たげにもっさりして聞こえやすいドンシャリといった風がある。

 

[高音]:高域はやや尖り、刺さりやすいところあり。シャリ感はやや出やすい(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:楽器の色づきはやや弱く、金管の色気は少なめに思う。一方で弦楽の奥行き感は丁寧で広さは感じられやすい。

[低音]:重みはあるが、粘りは強くなく、意外とスッキリ。ただ量感は強く、全体として前面やや下に低域が張り出してくる印象(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:空間的な低域の足場が前面やや下に形成され、ボーカルは分離感があり近めに聞こえる。楽器がそれを広めに囲むが、音の密度が出やすいこともあり、曲によってはボーカルが埋没して感じられる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは重く、ややブーミーにも感じられ、熱気もある。表面の衝撃力もそこそこ。シンバルの存在感はやや薄味に感じられる(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:のびやかさはそこそこ。息の輪郭ははっきり出る。男性ボーカルには厚みがある。女性ボーカルは若干暗く感じられるかも知れない。

 

【3】官能性

 Rie fu「For You」ではボーカルは高域でややシャリつき、サビ付近ではシンバルも同様にシャリついて刺さりやすく感じられるところが若干気になる。低域の存在感は強く、重厚で衝撃力のあるドラムが曲を良く引き締める。パーカッションはやや統一感に欠け、ガチャガチャしているように思う。

 早見沙織&東山奈央「Hello Alone」はドラムの存在感が強く、楽器音にも厚みと密度、勢いが感じられるため、ややボーカルが埋没気味。しかしサビではボーカルが頭一つ抜けて開放感を出す。楽器とボーカルの一体感は高め。

 高橋李依「気まぐれロマンティック」ではボーカルがやや太く、暗めに感じられる。全体的に若干もっさりしている印象があるのは、金管の精彩がやや淡く感じられるせいかもしれない。やや薄味に感じられる。

 ROUND TABLE featuring Nino「Groovin' Magic」はまず前面の低域がやや目立つ。そのせいか大味気味に感じられる。楽器の密度も高めに思うが、ボーカルも太く力強く出るので埋没感はあまりない。

 

【4】総評

 3000円台から手に入る廉価なハイレゾ対応イヤホン。だが音質的にはややざらついたドンシャリといった感じで、清涼味に乏しいところがある。曲調も全体的にもっさり暗めに感じられやすい。ハイレゾ対応という点からコスパ的に若干の魅力はあるかも知れない。

 

【5】このイヤホン向きの曲

 ピアノはやや太く、重みと色づきのバランスの良さを感じる。低域の重厚感が強く出るので、骨格がしっかりと感じられる。サビでの楽器の密度も良く、ボーカルが楽器に囲まれて多幸感があり、充実したものを感じる。(川澄綾子「翼をください」)

 

 重厚感のある表現。ボーカルの息の輪郭は鋭く、声質はやや太く力強い感じで出る。楽器の密度も良く、ボーカルに素直に熱量を加えている。(千里愛風「鳥の歌」)

 

ハイレゾ音源対応40000HZ 高級真鍮ハウジング&プラグ イヤホン (ブラック)

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。