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【コラム】平面駆動型中華イヤホン TONEKING BL1の海外レビューまとめ

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TONEKING BL1

TONEKING BL1

TONEKING BL1 14mm平面磁気ドライバーを搭載した平面駆動型イヤホン 高音質 MMCX リケーブル 着脱式 カナル型 樹脂筐体を採用によりフィット感良い  上位機種 高純度銀メッキ銅ケーブル カナル型イヤホン  3.5mmプラグ 中華イヤホン (BL1)

 

 

中国のレアメーカーTONEKING。一部で人気があります

 ぶっちゃけ私もTONEKINGについてよく知らないのですが、中国の中山に本拠を置くオーディオメーカーです。中山といえば、孫文の生まれ故郷です。私もこの企業についての知識がなく、おそらく小規模から中規模のイヤホンメーカーと思われますが、早くから多ドライバー構成や先進的なドライバー技術を導入したイヤホンを作っています。個人的な観点では、工作精度が高いメーカーではないと思いますが、音作りは比較的良いのではないかと思います。

 

平面駆動型イヤホン「BL1」

 最近はようやく普及してきた平面駆動型イヤホンですが、TONEKINGは中国のメーカーとしては比較的早めに平面駆動型を導入しています。それがTONEKING BL1です。私は1年ほど前にこの機種をセールで購入し、比較的愛用してきました。1年前にレビューも書いておりますが、私自身も1年以上にわたり使ってきて、若干当時とは印象が違うところもあります。

www.ear-phone-review.com

 

 たまたま先日TONEKING BL1をツイッター上で話題にしたこともあり、改めて海外の評価なども含めて、わかりやすく全体像を読者の皆様にお伝えすることができるのではないかと思い、今回この記事を執筆いたしました。

 

TONEKING BL1について、1年以上使ってみての感想

 TONEKING BL1のわかりやすい特徴は全体としてフラットに近いバランスになっていること、そしてボーカル帯域への明確な音資源の集中です。低域は深みより厚みを重視しており、音場全体に重みはあまりないと思いますが、濃厚感は感じられやすく、中域が充実し、アナログでナチュラルな音の雰囲気があります。低域はどちらかというとアコースティックな低域弦楽を意識しているように私には思えます。

 もう一つの特徴は高域にあり、音を派手に刺激的に聴かせやすい要素を適度に排除して中域の色づきに資源を集中しつつ、高域の高いところでは抜けの高さが感じられたり、トランジェントが明確になって音像の存在感が増すような味付けがされており、派手な音ではないのにはっきりと聞こえるようになっているということです。俗に言う「音の立ち上がり」とか「音離れ」といったものがよいイヤホンと評価できるでしょう。スピード感もあります。

 セミオープンに近いハウジングなのもあって、音場は広く、定位も明瞭で、しかも中域に充実感があり、ボーカルは少し穏和ではありながらものびやかさを維持して聞こえる、雄大でリラックスした音楽表現を実現しています。

 TONEKINGはMUSIC MAKERとも名乗っていますが、まさにこの味付けには音場と中域を重視して音楽性を最大限に感じさせようとする意図が見られ、とくにクラシック音楽を愛する人にはとても魅力的な製品に思えるでしょう。もちろんボーカル曲とも相性が良いです。

 

周波数特性イメージ(試験運用中)

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※周波数特性イメージはあくまでレビューの便宜上、個人的に周波数分布のだいたいのイメージを掴むための参考情報で、測定方法も測定されたデータも非常にアバウトで厳密な信頼性や正確性に欠けます。いずれ勉強を深めて信頼性を高めていきたいとは思いますが、本ブログは周波数特性の測定をメインとしていませんので、期待しないで下さい。私自身も聴感上の音像印象の解釈の補助として利用しているだけで、この周波数特性イメージを全面的に信頼し、依拠しているわけではありません。

 

※またイヤホンの周波数特性イメージはヘッドホンの測定値との互換性を持たせるために、外耳道を疑似的に再現した環境で測定されています。

 

レコーディングシグネチャー(試験運用中)

 レコーディングシグネチャーはバイノーラル録音されていますが、品質は良くありません。人工的に外耳道に近い環境を作って録音していますので、それなりに自然に近い音になっているとは思いますが、聴いたそのままの音質とは異なりますので、あくまで参考情報ということでお願いします。

 

原曲

www.youtube.com

銀の意志 Silver Will / 空の軌跡ざんまい / Copyright © Nihon Falcom Corporation

 

www.falcom.co.jp

 

anchor.fm

 

海外レビューまとめ

 この機種についてのレビューは海外でも決して多くありません。そしてわずかに見つかるそのレビューは好意的なレビューと批判的なレビューに真っ二つに分かれています。

 

Soundphile Review

長所

  • 美しいデザイン
  • 快適

 

短所

  • 聞き疲れしやすいチューニング
  • 技術力不足

 

Rating:5/10

 

 Toneking BL1から良好なサウンドを聴くためには、いくぶんアンプによる増幅が必要です。Shanling M2Xで試してみたところ、シングルエンド出力を使用した場合は音量を約30に上げる必要がありました。そのため、スマホや低出力オーディオデバイスは、このイヤホンを正しく駆動できない可能性があります。

 技術的な能力の観点から見ると、Toneking BL1はまったくうまくいっておりません音場は実際には圧縮されており、窮屈です。狭くて奥行きがなく、すべてが同じレイヤーで鳴ります。ステージ上に明確な定位を持たせて楽器を配置しないため、イメージングも不十分です。すべてがあらゆる方向から来ているように聞こえ、左/右/中央の定位がほとんどありません。楽器の分離はひどいです。音は混雑しており、混乱していて、この価格帯のヘッドフォンに匹敵しません。 BL1は直接の競合他社よりもはるかに悪い音で、比較的単純なトラックでさえ音が押しつぶされて平坦化されます。

 チューニングについて考えると、状況はあまり良くなりません。それどころか、チューニングにはいくつかの重大な問題があり、BL1を一般的なリスニングにとって望ましくないものにしています。 Toneking T4と同じように、BL1は中域上部と高音域の中ほどに非常に大きなスパイクがあり、中域真ん中での凹みと一緒になって、問題のあるサウンドになります。はっきりさせておきましょう。一部の人々はそれを気に入っている可能性があり、私はそれを疑うつもりはありません(de gustibus non disputandum est 「味の好みについては議論すべきではない」)。

 

 悲しいことですが、Toneking BL1はチューニングが悪く、聞き疲れしやすくて不自然になります。 このイヤホンは「物質的」な観点からは非常に優れていますが、構築と快適さの意味でも、音の物理的意味でも、イヤホン自体が奏でる音自体に関しては残念です。 チューニングは好みの問題であり、このチューニングを楽しんでいる人がいるかもしれないという事実を疑いませんが、一方でBL1のサウンドシグネチャが多くの人に評価されないことは間違いありません。その上、彼らは特に優れた技術的能力を持っていないので、あなたが心から、この誇張された中域上部と高域が好きになると本当に思う場合にのみ、このイヤホンを購入することをお勧めします。

 

Toneking BL1 review: for planar's sake - Soundphile Review

Is the principle used to produce sound really important? In other words, does the driver type matter? Usually, the answer is yes. The thing is that each type has its own peculiar features, which have an impact on the sound.

  さて一読して明らかなようにこのレビューではBL1は全く推奨されていません。実際のところ、酷評されていると言っても過言ではないでしょう。私はBL1の音を好みますし、このレビュアーよりかなり良いと思う点があると思っているのもこれまで述べたとおりで、音場については混乱しているとは考えていません。しかし、私はこのレビュアーの良心を疑いません。このレビューは一部ではBL1の問題点を非常に的確に指摘しており、耳を傾けるべき言葉があります。

 しかし、レコーディングシグネチャーを聞いてもらえば分かりますが、このイヤホンは音像描写において劣っているようには私には思えません。もちろん酷評される余地はどんなイヤホンにもあり、正義を振りかざすことは誰にでも可能です。

 

Audio123

低域

 BL1は重低音の量が多く、重低域がよく伸びています。重低域の再生は、魅力的な体験を提供する良好な鳴動を伴っています。低域のテクスチャは適度な滑らかさでレンダリングされ、すばやい低音の減衰を実現しています。スピードは鋭いパフォーマンスに貢献します。中低域は適度な量で、スラムは俊敏に表現されます。全体的なサウンドの中では支配的になりすぎることなく、インパクトのあるパンチを出してくれます。

 

中域

 中域は暖かみがあり、透明度が良い。バランスが良く、厚くも薄くもありません。ボーカルの再現はクリアでディテールは満載です。中低域は適度な量で男性のボーカルは豊かに表現されます。中域上部はほとんど前方に出てくることがなく、女性のボーカルは近くありません。時折尖りがあり、きつく感じられます。

 

高域

 高音は適度な広がりがあり、アーティキュレーション(音の分離感やつながりの良さ、旋律の明瞭性)は非常に正確です。高域のプレゼンテーションは自然で、細部のディテールが詰まっています。くっきりとした音ははっきりしていて、音に昂揚感を吹き込むきらめきがあり、十分な量の空気がレンダリングされます。高音は素晴らしい鮮明度を示しています。

 

音場

BL1の音場は自然な広がりを持ち、幅の広さが良好です。奥行きは閉まりすぎず適度な空間を提供してくれます。そして開放感があります。ボーカルや楽器の定位はかなり正確です。

 

 BL1は温かみのあるサウンドを持つIEMで、鳴動感のある低域、ゆったりとした中域、きらめく高音を提供します。 それはディテールを詰め込んでいて、鮮明度は素晴らしいです。 音場は良好な幅と適度な奥行きを提供します。 さらに、BL1には編みこみの良いケーブルが付属しています。 Toneking BL1は、TONEKING初の平面駆動型イヤホンであり、快適なリスニングを提供します。

 

Toneking BL1

Introduction Toneking is a Chinese company that produces in-ear monitors and earbuds. I would like to thank Toneking and Penon for the review unit of the BL1. At the moment, you can purchase the Toneking BL1 from Penon Audio . Specifications Driver Configuration: 14mm Planar Impedance: 24Ω Sensitivity: 100dB/mw Frequency Response: 20Hz - 45kHz Unboxing...

 まず、このレビューサイトの写真を見ると、私の手持ちのBL1とは付属ケーブルが異なります。たぶん私の手持ち機種のほうがいいケーブルで、より高級感があるものがついています。

 結論に関しては私の聴いている音を評価すると、私も同じ感じになります。私はそのため、どちらかというとAudio123のほうに共感していますが、だからといって、どちらかが正しく、どちらが間違っているわけではありません。

 de gustibus non disputandum est「味の好みについては議論すべきではない」のです。私を含めてレビュアーにできることは、製品に対する価値観を示すことであり、善悪の此岸と彼岸を分けることではないのでしょう。

 このまとめレビューの意図は、私の見方に賛成してもらおう、このイヤホンを世に広めようと思って書いているわけではありません。そうではなく、皆さん自身がこの音をどう捉えるかの判断材料にして頂きたい、そしてこういう音をどう思うかについて考えて楽しんで頂きたい、それが私の願いです。

 

TONEKING BL1

TONEKING BL1

TONEKING BL1 14mm平面磁気ドライバーを搭載した平面駆動型イヤホン 高音質 MMCX リケーブル 着脱式 カナル型 樹脂筐体を採用によりフィット感良い  上位機種 高純度銀メッキ銅ケーブル カナル型イヤホン  3.5mmプラグ 中華イヤホン (BL1)

 

AliExpress.com Product - 2018 TONEKING BL1 14MM Flat Diaphragm Driver In Ear Earphone Customer Monitor Earbuds With MMCX Detachable Upgraded Silver Cable

 

 

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